曇天の下で〜予想外贅沢鳥見〜 12.12/15

この日は、ちょいと発作的な鳥見旅に行ってまいりました。
面白げな噂を耳にして、ワクワクしつつも、長らく縁のない鳥だったので
「まぁどうせ空振りだろうナ」とかなり潔く諦めつつの突撃(笑
おまけに予想以上に天気が悪く、朝イチからものすごい分厚い雲で気分もどんより・・・
あまりに暗いので、SSがあがらないし、よどんだ雰囲気の写真しか撮れん!
さらに言えば、3時過ぎには大雨になり、"これって峠の方では吹雪じゃん?"
と恐怖して遁走する程度の荒天でもあったのですが、
予想外の本命GETに続き、事前情報もなかった珍品をいくつかGETして
予想外に贅沢でアレコレ楽しい1日になったのでした(^-^)♪

<1>宍道湖周辺

  
というわけで、早朝からウロウロしますが、もう超曇天。まっくらけ。
川面にはまだ大量のマガン(左)が寝てて、時折飛び立つのですが、暗すぎて撮れない(笑
しょうがないのでウロウロすると、予想外にも初手からいきなりヘラサギ(右)を見つけましたが
次の瞬間葦原に潜ってしまって、こんなのが撮れただけ。むむぅ。

  
ノスリ(左)は多いようで、あちこちで見ることができました。
噂のエリアで怪しい影(右)があったので大興奮したら普通のモズという一幕も。

  
水田地帯をウロウロすると、強風に煽られてザンバラ頭のタゲリ(左)に遭遇。
ハクセキレイ(右)が珍しくじっとポーズとってくれたのでバシバシ撮ってみたりとかも。

  
ふと見ると、ミコアイサ(左)が何羽も泳いでいましたが、暗くてブレブレで・・・
嘆いていると、ふいに目の前にひょいとヘラサギ(右)が降り立ってビックリ。

  
彼は何を思ったのか、しばらくのんびりと羽繕いとかしてくれたのですが、
しばらくすると何かに驚いたらしく飛び上がって、そのまま再び葦原の中に入り、
夕方までそれっきり出てきませんでした。案外臆病なものなのねぇ。

  
さて、うろうろすると、電線に音符状態にずらりとツグミ(左)が並んでいるのを発見。
カワラヒワの大きな群れ(右)もいましたが、なかなかいいのはいないなぁ。

  
などと思っていると、見上げた電信柱にハヤブサを発見!
というわけで、角度的にムチャクチャだったけどデジスコでもなんとか撮影。
ちなみに、良く見ると顔が真っ黒な気がしますが…これってオオハヤブサですか?

  
さて、その後もウロウロすると、コハクチョウ(左)やら、マガン(右)やらが横切りますが
暗くて超シルエットクイズなので気合も入らず、こんなんが撮れただけ。

  
織田っぽいエリアをウロウロすると、すぐさまコハクチョウの家族を発見。
成鳥(左)、幼鳥(右)ともいましたが、ヒネモノは混じってなくて残念。

  
近くにはマガンの大きな群れもいました。久しぶりの出会いなのでとりあえずバシバシ
証拠写真だけ撮ってから、なにかヒネモノいないかじっくり見ることに・・・

  
すると、群れの一番端っこに怪しい影!
おや、これは予想外のサカツラガンじゃないですか!
事前情報ナシだったので大興奮しましたが、遠い&暗いでろくに撮影できないまま
バサッと群れごと飛び去ってしまってそれっきりLOST。とほほ。

  
悔し紛れに探索範囲を広げると、オオバンの大きな群れ(左)を発見。
ついでなので近くにいた個体(右)を撮っておきましたが、ホンマ増えてますねぇ。

  
ハジロカイツブリ(左)もなんわか賑やかに泳いでいました。
おおっと思ったのは、なぜかこんな場所に佇んでいたセイタカシギ(右)。

  
んで、再びマガン(左)の中をじっくり探す作戦に切り替えると、ふいに視界の端に
怪しい影。振り替えるとそこにいたのは、うわ、コウノトリ(右)じゃん!

  
まぁ、こちらは豊岡でもおなじみなのでビックリ度は大きくないわけですが、
しばらく撮っていると、脚輪がないことに気付いて二度ビックリという展開に。
お、これは豊岡産ではなく大陸から飛んできた系なんですかい?

  
その後もしつこくウロウロすれど、タゲリ(左)が掃いて捨てるくらいいる程度。
しょうがないので、道ばたでのんびりしてるトビ(右)なんか撮って遊んだり。

  
湖面を見ると、オオダイサギ(左)が鎮座していました。少し離れた場所に
コサギの群れ(右)がいたので、なにげなくレンズを向けると、
なんかそのうちの2羽がボ〜ゼンと口を開けていて笑っちゃったりとか。
”空いた口がふさがりませんぜ”って風情だったけど、なにが起きたんだい?


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