<2>奥秩父某所 |
さてさて、とある山の上でその後皆さんと合流し、いかにもよさげなポイントで
ライトトラップを設置。発電機&本格大型ライトと、超強力懐中電灯?の2つのセットは
いかにも頼もしく、これからどんな出逢いがあるのか、超ワクワク状態。
最初にフワリと幕にやってきたの葉、かわいいコキマエヤガ(左)。
地道ながら面白いハートマークのホシボシヤガ(右)も御登場。
ワンポイントの金属光沢が見事なウリキンウワバ(左)も飛来しましたし、
こちらはちょいと地味なエゾギクキンウワバ(右)も大量に登場。
地味系なヤガ類も大量に登場し、それぞれよく見ると巧妙な美しさがあるので
場しばし撮りましたが、当然ながらお名前調べは苦難の道のり。え〜とえ〜と
オオバコヤガ(左)と、右のお方のお名前はナンだろうかしら・・・
小さいながら実にいい模様のフタテンヒメヨトウ(左)も登場しました。
お子さんが「ミッキーがいた!」と叫んだので、晩秋にミツボシキリガとはすごいなぁと
興奮したら、コウスチャヤガ(右)だったりという一幕も。うん、たしかに似てる。
うわぁっと思ったのは、大量のダニをくっつけたシデムシ類(左)。最初は何ものかと思ったゾ。
かわいらしいキカマキリモドキ(右)もしゃなりと登場されたりします。
なんともかわいらしいフォルムが魅力満点なクワゴ(左)も登場。
バサバサと破壊的な音を振りまきつつ、クスサン(右)も次々飛来します。
すっきりしたデザインのクロミスジシロエダシャク(左)も飛来。
キシタバ(右)も登場され、下翅を見せびらかしてくれたりとか。
真っ白なテントウムシ類(左)も登場されました。これはなにもんだろう?
地味ながら和風美のあるニシキキンウワバ(右)も登場します。
なんとも感心したのは、唐突に登場したクロシデムシ(左)。これがしばらくすると、
犬神家もビックリのポーズ(右)になっており、可哀想に誰か踏んじゃったのかなぁ、
それにしてもすげぇなこれ、と話をしていたら、そのうちにムクリと起き上がって
スタスタと歩き去るのを目撃して唖然呆然。いや、じゃぁさっきのポーズは何だったのよ?
さらにうろうろすると、キカマキリモドキ(左)がもう1匹後登場。
ちょいとスレ気味のキシタバ類(右)もいまいsたが、これも普通のキシタバかな?
金メッキ状態のすばらしきキクキンウワバ(左)もいましたし、これまた地味派手な
和風のよそ沿い、イチジクキンウワバ(右)も何匹か御登場。
シラホシキリガ(左)は何度か登場しました。小粒ながらかわいいねぇ。
アカキリバでいいんでしょうか?おもしろげなキリバ類(右)も姿を現します。
オオエグリバ(左)なんぞバシバシ撮っていると、ふいにクロメンガタスズメ(右)が登場。
期待していた蛾の登場に一気に盛り上がりますが、降りている場所があまりに
汚らしいので、どうにかならんか、と少しつついたらそのまま
ブンブン暴れまくった挙句にどこかに遁走しやがって、これ1枚撮れただけ。とほほ。
粘っていると、ヒメヤママユ(左)も数匹飛来し始めました。せっかくなので、
クスサンとの比較写真(右)も撮って遊んで見たりとか。
そうこうするうちに川北さんとこのお子さんが「これおもしろ〜い、お腹ハチみたいに曲げる〜」
などと大声でハシャぎはじめたので、どれどれと覗き込もうとすると・・・
「うわっ!シ、シンジュキノカワガじゃないか!」
川北さんの大声が響き渡りました。
まさかの超大物の登場に、大人連中は一気に超興奮状態に陥りますが、
お子さんはキョトンと呆気にとられた顔をしたのち、手の中を呆然と見ながら「あ、飛んだ」。
「ちょっとまてオマエラ動くな!」と大人たちの慌てふためいた声が谷にこだまし、
しばらく血走った目でフラフラ飛ぶシンジュキノカワガを追い続けるスリリングな時間を味わうことに。
幸いにして、彼はすんなりと蛾幕に戻ってきてくれたので喜び勇んでバシバシ撮影。
なんでも埼玉県3例目だとか。予想もしないすんげぇオオモノとの出会いにホンキで感激しました。
前々から憧れの蛾でしたし、これは見つけてくれた子どものおかげではありますが…
次からは手掴みるする前に越えかけてね、心臓に悪いから(笑)