いきなり奥秩父〜蛾まみれな夜〜 12.10/6

この日は、前々から楽しみにしていたイベントに参加してきました。
相模国之自然スケッチ」の一寸野虫さんと、「Faunas & Floras」の真神ゆさんに
お声掛けいただいた、奥秩父での怪しい”蛾まみれな夜”です。
なんでもこの時期、奥秩父では憧れの某蛾の他に
なぜか南方からの飛来種が集中的に見つかる時期があるのだそうで、
期待されるラインナップをお聞きして、半ば脊髄反射で「行きます!」と叫んだ次第。
というわけで、 現地では「View's Photo Gallery」のVIEWさんとも合流し、
なんとなーく昆虫撮影」の川北さんに素晴らしいフィールドをご案内いただいて、
予想通りの濃密な成果+予想もしないサプライズにアドレナリン大量放出、
なんともウハウハな1日となりました。いやはや、本当に楽しかった♪
日中に軽く立ち寄ったポイントも含め、久々の3Pものでお届けいたします(^-^)☆

<1>山梨県某所

  
というわけで、まずやってきたのは、富士山麓に広がる広大な草地(左)。
いい感じのススキ(右)も眺めつつ…といいながら、なんで秩父行くのにここに寄ったかというと
カーナビが予想外のルートを指示してくれちゃったからというのはヒミツなハナシ。

  
歩き始めると、すぐさまクモガタヒョウモン(左)が登場しました。テングチョウ(右)も
のんびりとご休憩していたり、なかなか楽しそうな雰囲気。

  
もう秋も深りつつあるのね、と実感したのはあちこちで飛んでいたウラナミシジミ(左)。
草地の中には、パラパラとヤマラッキョウ(右)も咲いていてイイ感じです。

  
いい塩梅のワレモコウ(左)もありましたが、さすがにゴマとかにゃ遅いご様子。
なんか中途半端な感じのセリ系植物(右)もありましたが、お名前は?

  
草地では、あちこちにウメバチソウ(左)が実にいい感じに咲いています。
センブリ(右)も大株がたくさんあったので、久しぶりにちょっと一齧り。う〜んニガイ。

  
あたりのツリガネニンジンの花にはかわいらしいカスミカメ類(左)を発見。
ボロッボロのヒョウモン類(右)も登場したけど、ウラギンスジヒョウモンかな?

  
曇り空の中、ふわりと羽を広げてくれたウラナミシジミ♀(左)は、妙な妖艶さがありました。
あたりにはなんかイキオイのあるアザミ類(右)もありましたが、この手は難しいなぁ(^^;

  
なかなか見ごたえがあったのは、大量の実をつけていたコマユミ(左)・
クロウメモドキ右)もあちこちに実にいい感じの群落があって、いい感じです。

  
地面にはヘンな花(左)も発見。開いていないけど、キバナノマツバニンジンかな?
あたりでは、キタテハ(右)もポーズとってくれたりしました。

  
驚いたのは、火山灰が露出しているあたりでみつけたこちら。
花はほとんどついていないけど、これってヤマジソじゃないですか!!

  
実はオオバじゃないほうは初なので、頑張って探し回りますが、極小株ばかりで
花の残っているのはごく僅か。散々粘って、こんなのが撮れたくらいでした。

  
なんかおもしろげなイヌノヒゲ類(左)も発見。湿地でもないのに、キミはナニモノ?
あたりには、センブリの大株(右)もごろごろしていていい感じです。

  
ちょっと中途半端な感じですが、マツムシソウ(左)も1株だけ咲き残っていました。
引き上げようとすると、1花だけリンドウ(右)も発見。もうそんな季節か。

  
お次に転戦してきたのは、面白い情報をいただいていた某所。
さっそくウロウロすると、マルバルコウ(左)が咲きまくっていたり、ふわりと
ミヤマアカネ(右)が登場したりします。

  
うろうろすると、大量のツメレンゲ(左)が立ち並ぶ一角に到着。
一度切られたのでしょうか、大量の穂を一気につけている株(右)もありました。

  
まだほとんどが蕾でしたが、数株だけ早くも満開状態の株(左)も発見。
ワクワクしながら歩いていくと、すぐさまクロツバメシジミ(右)が登場します。

  
うろうろすると、何度かツメレンゲ上でポーズをとってくれる個体も。
ちょっと一気に天気がよくなりすぎてバカ暑く、なかなか落ち着いてくれませんでしたけど。

  
羽表を狙って見rと、こんな感じに虹色の輝きも見れたりとか。
散々粘ったけど、さすがに暑すぎてこれ以上には開いてくれませんでしたけど。

  
満足して移動しようとすると、最後に交尾個体まで登場。大喜びでウハウハ言いながら
バシバシと撮影し、素敵な前半戦の〆としたのでした♪いやぁ、楽しかった☆


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