突発的対馬旅@〜難敵クリア〜 12.9/22
  
<3>対馬各地 続き

  
さてさて、まずはやってきたるは目星をつけていた林道。
すぐさま、アキマドボタルの幼虫は見つかりましたが、粘れど見つかるのは数匹のみ。
もっと派手な光景を期待していたのに……と悩むハメに(^^;

  
探し回っていると、ふいに林床にツシマアカガエルを発見。
まだ小さな個体でしたが、初撮影なので、興奮しつつバシバシ連写♪

  
近くでは、ご就寝中のテングチョウ(左)なんかも見つかりました。
クツワムシ(右)もあちらこちらでガチャガチャとなんともけたたましく鳴きまくってます。

  
その後もしばらくねばれども、アキマドモボタルは幼虫(左)が見つかるだけ。
不思議なポーズを取っているオオカマキリ(右)にも逢えましたが、なにやってんだ?

  
近くには大きなヤマナメクジ類(右)もいました。いわゆるツシマヤマナメクジでいいのかな?
クビボソゴミムシでいいのかな?面白い感じのゴミムシ(右)も見つかったりします。

  
しつこくウロウロすると、クサヒバリ(左)やら、カヤヒバリ(右)ってあたりも発見。
マツムシも賑やかに鳴いていましたが、お約束どおり姿を見つけることはできず…

  
ヒヨドリジョウゴの花上に隠れているツユムシ(左)なんかも発見。大柄なナナフシ類(右)
もいましたが、これは普通のエダナナフシの幼虫でいいのかな?

  
諦めて灯火巡り方面に切り替えると、すぐにセグロイナゴ(左)がご登場。
自販機巡りをすると、ギンスジキンウワバ(右)なんかも登場してくれます。

  
突然ぶんと飛んできたのは、こちらのクワガタ類♀。
ここにはヒラタ系クワガタが2種類あってなんともよくわかりにくいですが、
多分チョウセンヒラタクワガタっぽいですね。珍品に逢えたということで嬉しい限り♪

  
なんかかわいらしい超ミニサイズのゴミムシ類(左)も側にいました。
ヤマクダマキモドキ(右)も何度か登場してくれたりしますが、全体的に虫影は薄い感じ。
ここ数日いっきに寒くなったらしいし、月明かりもあったりして条件は悪かったかな?

  
その後もうろうろしますが、なかなかいい感じの灯火ポイントは見つけられず、
主に自販機を見て廻ると、クロクモエダシャク?(左)やらフジロアツバ(右)なんぞ発見。

  
アカホシヒメアオシャク(左)に続いて、マダラチズモンアオシャク(右)と、
かわいらしいアオシャク類にも立て続けに逢えました。

  
よくみるとコントラストのはっきりした模様がきれいなツマジロエダシャク(左)も御登場。
近くにはこっそりヒメクダマキモドキ(右)も隠れていたりしました。

  
ふと気付くと、地面にクマスズムシ(左)がいたり、ご立派なサイズのクツワムシ(右)
がいたりという一幕も。期待していた特産直翅類は全滅だったけど…

  
さらにしつこく歩き回ると、ゴマフボクトウ(左)やらスジキリヨトウ(右)といった
小粒ながらなかなか面白い蛾がご登場。

  
伊達オトコ系では、和風美のあるハスモンヨトウ(左)やマダラエグリバ(右)
なんてあたりも見れました。着物風の派手さとでも表現したらいいのかな?  

  
ドでかいエビガラスズメ(左)もいました。この日一番の大物?
近くのトイレの壁にはえらく大きなニホンヤモリ(右)も見つかります。餌多そうだしね。

    
その後は、ツヅレサセコオロギ?(左)やら、なんか面白げなシデムシ類(右)がいた程度。
特産の甲虫類を次々見つけてウハウハの予定だったのですが、まぁ
前日の寝不足とハードな動きでかなり眠かったからここらで許してやるかな(笑

というわけで、かな〜り楽しめた1日でした。
ご一緒いただいた皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m
事前情報では、相当厳しいだろうと思っていたものの、なんとか目標の
ツシマウラボシシジミに逢えたというのが、なによりも嬉しい成果ですよね。
…とか言いながら、実のことを言うと今回は当たるだろうという強い予感はありました。
いつもの最強メンバーだったというのもありますが、
こんな感じで、意外なきっかけからパタパタッと転がるように成立した企画って
なんていうか「神様のはからい」的な要素がどこかにあって
必ずヒットする気がするんですよね。…言葉でうまく表現できていませんけど(^^;
それと、実はこの1週間前、愛してやまない我が祖母が
長い闘病生活に終止符を打ち、自由の身になったもので、連休もおとなしく
親戚一同で過ごしていた、なんてことがあったのですが
誰かに呼ばれるように飛び込んだあの奇跡の林道には、きっと祖母が
導いてくれたんじゃないかな、なんて不思議な感覚もあったりとか。
いずれにせよ大願成就。バンザイです。明日は更なる成果を目指して頑張るぞっと☆


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