突発的対馬旅@〜幸先よき日〜 12.9/22
  
<2>対馬各地 続き

  
その後、場所をさらに変えると、いい感じに咲いているヤブレガサ(左)を発見。
そして、この場所ではヌスビトハギ(右)とかメチャクチャ群生してるんです。
これはもしかして、ひそかなる豊産地を見つけたんじゃん?って期待したんですが…
探せど探せどその姿は見つからず。いったい全体なんでよ〜?

  
沢の中ではトゲグモ(左)も発見。暗かったからブレボケだけど。
なんかおもしろげなテンナンショウ類(右)もありました。ここらのはなんて種類?

  
以外だったのは、ものすごい数が次々登場したテングチョウ(左)。
ふわふわとホソミイトトンボ(右)も登場してくれたりします。

  
おおっと思ったのは、足元をチョロチョロしていたアムールカナヘビ。
本土のカナヘビとほとんど区別が付かないくらいのそっくりっぷりですが、とりあえず
日本じゃ対馬でしか見れない種類ですから、お会いできて嬉しい限り。

  
フキバッタ類(左)もご登場されました。特産種かと思いきや、これは広域分布の
セトウチフキバッタみたいですね。シリアゲフキバッタにもいつかあいたいなぁ。
マイマイ類(右)もいましたけど、これが特産のツシママイマイってやつなのかな?

  
次の場所では、面白い風情の花のアカササゲを発見。
一度は見てみたかった花ですが、ここではごちゃっとはびこっていました。

  
撮影していると、「私も撮って」とばかりにイチモンジセセリ(左)が割り込んできました。
近くにはえらく巨大なキノコ類(右)も発見。カラカサタケ系かな?

  
笑ってしまったのは、一寸野虫さんがみつけてくれた交尾中のコカマキリ(左)。
撮りながらなんかヘンだなぁ、と思っていると、これクモの巣の中なんですよね(^^;
しょうがないので数枚撮った後で近くの葉上にリリース(右)したげましたが
いったいどういうシチュエーションでこうなったんだろう?
しかし、その後も散々探すもツシマウラボシは見つからず、さすがに疲れてGIVE UP。
ここで気づいたんですが、今回は時間ぎりぎりまでひたすら粘りまくって
ツシマウラボシを見つけるぞ、という1点集中型の計画だったので、一応達成した後は
なにもプラニングがないんですよねぇ。予想外の展開だナァ…

  
とりあえず、大きく移動してみることにすると、道端でいくつも
「ツシマヤマネコ飛び出し注意」の看板を発見。一応力が入ってるんですね。
んで、ビックリしたのは、ちょいグロで恐縮ですが、道上に転がっていた
こちらも天然記念物のツシマテンの轢死体(右)。初の出会いがこんななんて…

  
到着した場所では、ちょろちょろとかわいいニホンヤモリ(左)を発見。
道端では、のんびりテリを張っているヒメアカタテハ(右)なんかもいたりします。

  
やってきたるは、高名なる「対馬野生生物保護センター」(左)。
なかにはいるとさっそく、かわいらしいアカネズミ(右)なんか見れてテンションUP。

  
中では、いまや幻といわれているタイワンモンシロチョウ(左)やら、
こちらも憧れのチョウセンケナガニイニイ(右)など、各種標本も見ることができました。

  
そして、なんといってもここの目玉は、飼育されているツシマヤマネコ。
しかし、この日はご機嫌が余りよろしくなかったようで、杭の上に座って、こちらに
お尻をド〜ンと向けたままひたすら居眠り。むむむむむ。
それでも1〜2度むくっと起き上がってくれましたが、
そのときもこちらは見てくれず、こんな程度でちょっとばかり残念無念。

  
見学を終えて表に出ると、なぜかエントランス前でオオゴキブリが転がってバタバタ(左)
していたのでビックリしてみたり。ひっくり返して(右)あげると、
ものすごくすらりと羽の長い個体で二度ビックリ。こんな個体はじめてみるナァ。

  
あたりには、アカテツでいいのかな、おもしろげな花(左)もありましたし、
意外にもホソバワダン(右)なんかも1花だけみつかったりします。

  
愛を語らっているヤマトシジミ(左)もいたので、ついでに2枚パチリ。
足元にはヘンな甲虫(右)がいたのでなにげなく撮っておきましたが、後で調べると
これって特産種のツシマヒサゴゴミムシダマシなんですねぇ。撮っといてよかった♪

  
それでは、とついでに移動してきた場所では、ちょうど分蜂が始まったらしき巣箱(左)を発見。
鉢の部分だけアップで撮る(右)と、いやぁなんとも迫力ありまんナァ。、
余談ながら、この島ではかなり養蜂が盛んなようで、あちこちに巣箱がありました。

  
しばらく歩いて到着した丘からは、なんとも雄大な景色(左)を見れて感激。
近くには、これもまたお久しぶりのキセワタ(右)なんかも咲いていたりします。

  
吹き上げで迷蝶でもきていないか、と歩いてると、大量のウスバキトンボの中に怪しい影。
よくよくみると、それはまったく予想外のスナアカネだったのでした。
やはり迷いもののポイントではあるんですねぇ。しかし、数年ぶりの出会いに感激♪

  
草地の中にはオナガササキリ(左)なんかも大量に飛び交っていました。
かなり距離はありましたが、チョウゲンボウ(右)もフワリと登場してくれたりとか。

  
最後に、ツシマウラボシのかつての有名産地に立ち寄りましたが、そこでみた林床(左)は
すごすぎた。いやぁ、植物がなんもない。鹿害がスゴいってのはホントなのね。
たしかにこの場所じゃぁまったく見れなくなるのも納得。こりゃ厳しい。
などと賑やかに議論しつつ宿に帰り、美味なる晩飯(右)に舌鼓を打ってエネルギー補給。
そのまま、再度気合を入れなおして夜の探索方面に繰り出したのでした。


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