高山蝶トライアル〜再挑戦登山〜 12.7/22

この日は、前々から企画していた企画を実施してきました。
2年前中途半端に終わった、高山蝶への再挑戦です。
ちょうど、「蝶に遊ぶ」のma23さんが企画されていたのに乗っかって
日帰り特攻で頑張るぞ〜と意気込んだワケですが、
直前になると天気予報が怪しくなって、ドキドキしながら移動すると、
深夜に到着した現地では、予想外にも満点の星空。
「こりゃ楽勝だから早めに終わらせて転戦しましょう、昼前には移動するから
昼メシは買い込まなくていいですよね」などと豪語していると、
翌朝目覚めたら一面の分厚い雲+山の上は一面の霧、
という、徹底的にお約束すぎる見事な展開からのスタートとなりましたが、
それが結果的に功を奏して、予想以上の大成果に☆
同じようなショットばかりではありますが、久々の3Pものでお届けいたしますぞ(^^)

<1>湯の丸高原周辺

  
さて、早朝目覚めて、あまりにもの曇天にびっくらこいていると、
初手からオレンジが鮮やかなスモモエダシャク(左)が登場。不思議な美しさがあるなぁ。
あたりには、ヤマオダマキ(右)なんかもいい感じに咲いています。

  
ヒオウギアヤメ(左)もあちこちに実にいい感じの群落がありましたし、
ヤマブキショウマにしては穂の短いショウマ類(右)も多数。お名前は?

  
まだ山上は雲の中、ということで周辺で面白そうな場所を探すことにすると、
ハクサンフウロ(左)咲き乱れる草地では、いきなりナミヒョウモン(左)が登場。

  
さらに、お次に登場したるは、ウラジャノメ(左)。しかも開翅&求愛中だし。
その後もV字開翅(右)なんかも披露してくれたりしました。うれしいねぇ。

  
あたりをウロウロすると、イブキジャコウソウ(左)はアチコチに咲いていますし、
カラマツソウ(右)なんかも実にいい感じに咲いている株があって嬉しい限り。

  
さて、その後もしばしウロウロしますが、ものすごい朝露のせいで、あっというまに
下半身ずぶ濡れ。靴は重いし、冷えて腹痛くなるし(^^;
それでも、フタスジチョウ(左)やら、ナミヒョウモン(右)やらは見れましたが、それ以上の
成果はなく、しょうがないので、少し早めに登山道に取り付くことに。

  
すると、移動中に愛車のフロントガラスにクロヒカゲ(左)が飛びついてきて、
しばらくだけ一緒に旅してくれたりとか。よくそこでしがみつけたもんだ。
その後、意気込んで山道を登りますが、道中は見事な霧景色(右)。たはは。

  
なかばヤケになりつつせっせと登っていくと、道端にはウスユキソウ(左)があったり、
木影にホザキイチヨウラン(右)があってビックラこいたり、もします。

  
登っていくと、なぜか中途半端に倒れたテガタチドリ(左)も発見。あたりには
アチコチにグンナイフウロ(右)も満開状態で嬉しくなってきます。

  
パラパラとでしたが、クルマユリ(左)もあったのでバシバシ撮っていると、
ふいにさ〜っと霧が上がり始めたんです!こりゃラッキー!
周辺の山を見たら、ちょうど山から湯気が登るかのように霧が上昇
していくところ(右)が見れて、そうか、こうやって霧は消えるのか、と深く納得。

  
気をよくしてずんずん登っていくと、1株だけ花の咲いたクガイソウ(左)を発見。
意外にも、他の株は全てまだ花芽でした。季節は遅れ気味なのかな?
こちらも咲きはじめな感じのミヤマシュロソウ(右)なんてあたりも登場してくれたりします。

  
気になる樹木にも遭遇。ヤブウツギ?って雰囲気のウツギ類(左)やら、
えらく大柄なグミ類(右)やらあったんですが、こいつらはなにもんだろう??
などと思っていると、時折遠くをフワフワとミヤマシロチョウが舞い始めます。

  
んで!そうこうするうちに、低木の上で翅を全開にして止まっているミヤマシロチョウを発見!
大興奮しつつ激写しましたが、予想以上に白黒模様が清楚やねぇ♪

  
道端にはテガタチドリ(左)や、ハクサンチドリ(右)といった
かわいらしい蘭の類も次々と御登場。やっぱこの手に逢えると嬉しくなるね♪

  
ホソバキソチドリかな?緑色系の地味な蘭(左)もありました。さて、いよいよ尾根筋に
とりかかると、あちこちにハクサンオミナエシ(右)がいい感じに咲いて歓迎してくれます。

  
岩場には、パラパラとイワキンバイ(左)が咲いていました。気合を入れて登っていくと、
なぜかベタリとテリ張りしているキアゲハ(右)に遭遇。

  
んで!すぐさまミヤマシロチョウ(左)やら、ミヤマモンキチョウ(右)は
あちこちで飛び交う姿を見ることができ、粘るほどに拍子抜けするくらい
あっけなくアップ撮影も無事成功。うん、リベンジ達成ですね♪

  
えらく新鮮なミヤマモンキチョウ♀(左)も登場。色合いがなんともキュ〜ト♪
ハクサンオミナエシで吸蜜中の♂(右)なんかもばっちり撮れたりします。

  
のんびり休憩中のミヤマシロチョウ(左)も何度も会うことができましたし、
この場所のお約束、かわいらしいヒメシジミ(右)もいたのでドアップ撮影に挑戦。

  
ミヤマモンキチョウ♂(左)は、意外にもすでにスレた個体が多いみたいでした。
マルバダケブキ(右)なんてこの1花しか咲いてなかったし、もっと季節は遅いと思ったのに…


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