但馬山探求・再〜小瑠璃探求〜 12.5/27

この日は、なぜか発作的に但馬を再訪してまいりました。
本来は天南星探索第2弾の予定でしたが、ポイントが絞りきれず、
どうしようかなぁと思っていたところ、前回のHPを見た某氏から
「コルリ見れなかったの。いい時期だし、あの新芽だとバッチリだけどね」
などと言われてしまったもので、ちょいと火がついて(笑
ついでに海辺の花やシギチも狙う予定でしたが、予想外な展開で
えらく時間をとられてしまったあげくに
やっぱり相手は強敵でなかなか成果が上がらず、
思わず登山までしちゃって、やっぱりヘロヘロになった1日でした(^^;

<1>但馬地方各地

  
というわけで、早朝から前回と同じ山道を登っていくと、予想以上に
雪が減っていて、前回通れなかった場所も難なく通れたのですが、しばらく
進むと、道自体が大陥没(左)してやがって、目を白黒。
しょうがないので車を置いて歩くと、かわいらしいチョッキリ類(右)に遭遇。

  
いきなり至近距離でチョロチョロしているコガラにも遭遇しました。
この日もジュウイチはなんども頭上を飛び、アカショウビンの声も響き渡って
いましたが、そこらへんはさっぱり撮影チャンスなし。むむぅ。

  
歩いていくと、えらいいい雰囲気のウワミズザクラ(左)もありましたし、
まだまだ可愛らしく咲いているキンキマメザクラ(右)も発見。

  
まだまだ何箇所もキブシ(左)が咲いているのが印象的でした。まだ咲き始めな
雰囲気のクロモジもあちこちにあったし、今はいったい何月だい?

  
んで、いい感じのブナの芽生え(左)はあちこちにあり、この日は朝から気温もかなり
あがってきたので期待しまくりましたが、探せど探せどコルリのお姿はナシ。むむむ。
代わりに面白げな雰囲気のシャクガ類(右)もいましたが、お名前は調査中。

  
小さな水溜りにヒキガエル類の幼生(左)が大量にいたりもしましたが、この場所実は
こんなミニサイズの轍跡(右)。早晩干上がりそうだけど可哀想になぁ…

  
ゼンゼン近づけませんでしたが、まだかなり新鮮なコツバメ(左)もいてビックリ。
面白げな雰囲気のササの花(右)もありましたが、この手って名前わかんないのよね。

  
道端には可愛らしいイワナシ(左)も1つだけ発見。何度みてもいい雰囲気じゃ。
まだまだそこここにスミレサイシン(右)が咲き誇っているのもなんとも面白いところ。

  
ウスギヨウラク(左)もあちこちに咲いていましたし、オオカメノキ(右)も満開状態だったり
楽しい出会いは続きますが、狙いのコルリは全くいない。いないったらいないんです。

  
あちこちにまだ残雪があり、その上に大量のブナの実(左)が落ちてるのが印象的でした。
ヒメユズリハ(右)も花芽を大きく膨らませてきています。

  
なんか面白げな感じのポーズをとる小さなハチ類(左)も発見。これ、交尾キョヒ中?
ここでメチャクチャびっくりしたのは、ふわりと飛んで来て、高い梢にとまったムカシトンボ(右)。
まだいるんだ、というのと、こんな山頂で、というので二度ビックリ。
なんとかもう少しアップで撮ろうと急斜面をよじ登った挙句に数m滑落して、
傷まみれになった挙句にムカシトンボにも逃げられるというオチがあったのは秘密ですが(笑
しかも、このあとも2匹ほど飛んでいく姿を見かけました。
かつて東京の御岳山で、山頂にブンブンとムカシトンボが飛んでいるのを
見て仰天したことがありましたが、やっぱり山頂占有性があるのか?

  
さらにうろうろすると、この日もいい雰囲気のニシキゴロモ(左)に逢えたものの、
それ以上の成果がないもので、さらに別ポイントを攻めることにして山麓まで降りると、
なんかおもしろげなテンナンショウ類(右)を発見。これもムロウテンナンショウ?

  
先ほどのムカシトンボが気になったので近くの沢沿いを少し歩いてみると、
なぜか出てきたのはムカシヤンマ(左)。いや、惜しいけどちょっとちがうんだけど。
あとは、少し遠くにクロサナエ(左)が出てきたくらいで、やっぱり
ここではムカシトンボは見つからずでした。どこらにいるんだ?

  
あたりにはイカリソウ(左)もパラパラ咲いていました。
気になったのはそこらに群生していたツボスミレ(右)。なんか花の紫色が妙に広いし、
葉もやたらと丸くて違和感ありますが、ツボスミレの範疇でいいのかな?

  
もんのすごく大満開のツリバナ(左)もありました。こりゃ眼福。
花をアップ(右)でみると、これまた面白い雰囲気ですよね。

  
さらにあちこちに群生しているヤマルリソウ(左)やら、こちらも大満開のトチノキ(右)やらを
見た後で、お次のポイントへと早々に移動することにしたのでした。


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