<2>縄本島北部各所 続き |
しょうがないのでさらに場所を変えてみると、初手からコモンハネビロトンボが登場。
なかなかきっちりしたショットが撮れてなかったので、これはこれで嬉しかったり。
水辺には大量のベニトンボが飛び交っていて、♂(左)、♀(右)ともに
あちこちで見れましたが、期待していたようなトンボはさっぱり登場せず。むむぅ。
その後もコモンハネビロトンボ(左)や、オキナワチョウトンボ(右)が撮れたくらいで
さっぱり何も見つからないうちにタイムアップとなり、泣く泣く移動することに。
しかし、移動途中で計算すると若干の余裕があったもので、水田地帯にちょいと
立ち寄ってみると、セイタカシギの群れ(左)を発見。バシバシ撮ってると、
間からひょろりとヒバリシギ(右)が出てくるという一幕も。
ヒバリシギ(左)は何羽か見れましたが、残念ながら全てかなりの遠距離。
まだバリバリの冬羽な感じのアオアシシギ(右)も見つかりました。
さらに少し離れた場所では、こちらばバキバキ夏羽のアオアシシギ(左)に続いて
オグロシギ(右)まで登場してくれてちょいとばかり興奮。
水浴び中のイソシギ(左)も見れました。遠くをジシギ類(右)が通ったりも
しましたが、陽炎もうもうでよくわからず。単にタシギなのかなぁ…
といったあたりで、カンペキにタイムアップ。微妙に冷や汗かきながら、大急ぎで
那覇空港方面へブッとばすこととなったのでした。たははのは。
おまけは旅の前後の余禄から。まずは、終齢幼虫に育ったベニモンカラスシジミ。
残念ながらこちらは帰宅してみたら、蛹化失敗でお亡くなりでした。
そして!
ワクワクしながらあけたもう一つのケースの中には…
おっしゃぁ!羽化してビカビカの成虫になったニシキキンカメムシです!
いやはや、「日本一美しいカメムシ」の名前はダテじゃないですなぁ。
しかし、食草のツゲからほとんど離れずに一生を過ごすのに、なんのためにここまで
ムダに派手さを極めたのか。考えれば考えるほど意味ワカンネェなぁ。
ちなみに、羽化殻からしてこの色合いですから、おみそれしました状態ですよね。
この夏は、自然状態でもコイツを見つけてやろうと、意気込んでいます☆
ということで、あれこれ楽しい幕引きの1日でした。
ご就寝中のヤンバルクイナというスタートがすごかったですが、
宿題はたんまりと積み残しましたが、そのほうがかえって夢があるというもの。
与那国も、石垣も、沖縄本島も、またチャンスを見つけては
何度も何度も通いつめなくてはいけないですねぇ。
ということで、今からあれこれ図鑑を眺めては、夢想にふける今日この頃。
ビョ〜キは深まりこそすれ、軽くなることはないものですな(笑
最後になりましたが、今回の無謀旅では、短時間ながらコラボ企画をさせていただいた、
「相模の国の自然スケッチ」の一寸野虫さんと、「野道をゆけば」のTODさん&Ashさん、
そして与那国ホンダのご主人や、凄腕の蝶屋さんたちなど、
いろんな方々に力一杯お世話になりました。改めて御礼を申し上げます。
またチャンスがあれば、いろんな場所でご一緒できることを楽しみにしてますヨ☆