予定変調GWG〜本島北部探索〜 12.5/5
  
<3>沖縄本島北部各所 続き

  
さらにしばらくしつこく粘りますが、その後は出てくるのはひたすらリュウキュウハグロトンボ(左)
ばかり。羽化直後と思われる半透明のキラキラした個体(右)にも逢えましたけど。

  
お久しぶりのルリモンホソバにもお会いできました。あいも変わらずオレンジに青メタリックと
ムダに派手ですが、警戒心なんだろうから毒があるってことなのかな?


  
チャボイナモリでしょうか、なんか面白げな花(左)もありました。
車道沿いまで戻ると、ノウタケ(右)も見つかったりします。

  
林道沿いの小さな流れ込みをみていると、そこにふわりと
オキナワトゲオトンボが御登場。うん、こちらは分かりやすく翅先が黒い。

  
あたりには数個体がパラパラといましたが、なぜかメスは登場しませんでした。
しかし、これでトゲオ類の残りはアマミと、トクノシマ、そしてコシキですか、強敵揃いだなぁ。

  
ふと、なんか面白げなトビナナフシ類も発見。期待していたタイワンではなく、
ニホントビでもなく、図鑑を見てもなんだかよくわかりませんが、こいつはナニモノ?

  
林道沿いには、あちこちでイジュ(左)がなんともお見事でした。
イヌビワに産卵中のイシガケチョウ(右)もふわりとご登場されたりします。

  
小さな池には、大量のティラピア類が泳いでいました。水上から撮っても模様はわかりにくい
ので判然としませんが、これはモザンビークティラピアでいいのかな?

  
ちょいと婚姻色の出てきている個体(左)も結構いました。近くでは、
ジャワマングースの轢死体(右)も発見。やっぱりまだまだたくさんいるんだなぁ。

  
さらに場所を変えると、なんかハエうに大量のクマダキモドキ系幼虫(左)が集会を
している場所を発見。あたりにはイシガケチョウ(右)がほんとうにワンサカと飛んでいます。

  
ふいにオキナワカラスアゲハ(左)も登場してくれました。この種類はロクに
撮れてなかったので、嬉しい限り。リュウキュウルリモントンボ(右)なども姿を見せます。

  
おおっと思ったのは、近くで見つけたゼニゴケ類。見慣れた傘状の胞子葉だけじゃなく
ヒトデみたいな奇天烈な形のものもあって、一風独特でした。なんて種類なんだろ。

  
沢沿いではコヤブミョウガ(左)もパラパラとありましたし、オキナワトゲオトンボ(左)も登場。
もっとも♀ですから、分布域からそう推定しているだけということになりますが(^^;

  
水の流れている路面では、あちこちでイシガケチョウが吸水していました。
しかし、期待していた某トンボはさっぱり登場せず。ちょっと環境が明るくなりすぎた感じかな?

  
最後にいつもの水田地帯に立ち寄ってみると、ちょっとゴチャゴチャした
場所でしたが、タマシギ夫妻が御登場。ひそかにものすごい久しぶりの撮影なので
大興奮しましたが、デジスコ向けたとたんに、真横にいたバカ面したノラ猫が
「なにやってんの?あ、鳥がいるんだ。そっかそっか」とばかりに一直線にそっちに
歩いていきやがって、せっかくのチャンスはあえなくオジャン。
しかも、予想外にも夕方にトビイロヤンマはさっぱり飛ばず、なんだか中途半端な
締めくくりとなってしまったのでした。とほほのほ。

ということで、かなり楽しい成果の多かった1日でした。
なんといっても早朝大々興奮のヤンバルクイナが一番の成果ですかね。
あの場所には過去にも何度か通っていますが、1度鳴き声を聞いたくらいで
さっぱり成果がなかったのですが、期待せずにいったのがよかったのか、
この日は軽く10回以上は姿が見れましたし、バッチリショットも撮れましたから…
まぁ、繁殖期で見やすいということもあったんでしょうけど、
やはり数度成果がなくても懲りずに通うというのは重要ですよね♪
トンボ方面でも、とりあえず課題としていた5種類のうち4種は出ましたし、
汗まみれ&蜘蛛の巣まみれで沢沿いを歩きまわって
ヒメハブににらまれただけのことはあったということでしょう♪
さて、明日はついに長かったGWトライアルも最終日。どんな幕引きになるのかな?


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