予定変調GWF〜島渡りな日〜 12.5/4
  
<2>石垣島各所

  
さて、与那国から移動してやってきたのは、石垣島。使える時間は半日弱なので
とりあえず大急ぎでいつものポイントまで移動してきましたが、この日は雲がどうにも厚く、
驚いたことにオオカラスウリ(左)がまだ花開いている状態。こりゃダメかも。
そう思いつつも、とりあえずシソモドキ(右)咲き誇るあたりをしばらく歩いてみることに。

  
建物の外壁にはサキシマフトメイガ(左)がいたり、何度見ても独特なフォルムの
タイワンアヤシャク(右)が隠れていたりします。

  
羽色の濃いハイイロヒトリ(左)もいました。これだと分かりやすいんだけどなぁ。
あとは、面白そうながらお名前の分からない蛾(右)も発見。ただいま調査中…

  
オキナワツノトンボ(左)も見つかりました。おや?と思ったのは、フェンスに張り付いていた
直翅系幼虫(右)。すぐに逃げられたんですが、脚が赤いけど、これはなにもの?


  
歩いているうちに、根元の葉を切断されたイトバショウ(左)があることを発見。
なにげなく葉の切断面をのぞきこむと…おっと、アイフィンガーガエルの卵(右)があるじゃん!
樹洞棲だとおもっていたけど、こんな場所も利用してるのかぁ!

  
調子に乗っていくつか覗き込んでいくと、なんと親も隠れている(左)のを発見!
四苦八苦しながら表に誘い出して(右)、明るい状態での撮影にも成功したのでした♪

  
というわけで、喜び勇んでバシバシと撮影。やっぱりかわいいし、愛想いいし♪
いやぁ、しかし前回まで散々苦労していたのがウソみたいな感じで(^^;

  
あたりをみると、ホソミシオカラトンボ(左)も隠れていたりしました。
薄暗い場所では、連結中のマサキルリモントンボ(右)なんかも見つかります。

  
ツマムラサキマダラ(左)がいたので、ちょっと高かったけどバシバシ撮影。
意外にも与那国ではマダラ系は全く見れませんでしたから、久々感がありますね。
その後はしつこく林縁を歩きますが、飛び出すのはウスイロコノマチョウ(右)ばかりで、
挙句の果てに小雨まで振り出す始末。とりあえず大荷物どうにかしなきゃ…


そう思って荷物をまとめて移動し始めた時です。
ふいに道端に大きな黒っぽい蝶が横切って、ふわりと葉上に降りるのが見えました。
なにげなく目をやった私は、息を呑み、寸時完全にフリーズしてから、
とりあえず全ての荷物を雨の中にブチまけて、大慌てでそちらに駆け寄ることに。
そう、そこにいたのは、半ば諦めつつあったイワサキタテハモドキだったのです!

  
ドキドキしながら近づくと、彼はけっこう敏感で、かつ他の蝶とすぐにバトルので四苦八苦しましたが、
そうこうするうちにふわりとランタナの花上(右)に降りて、吸蜜シーンまでご披露くれました☆

  
大慌てでとりあえず乱写しますが、雨風で揺れるわ、すぐにゴジャゴジャしたところに
潜りこんで見えなくなるわ、他の蝶が来たらすぐにつっかかっていくわで
こんなんが数枚撮れただけ。あげくのはてに、チャンスはごくごく短時間で、いきなり
ふわりと高く舞い上がったと思いきや、近くの梢に消えちまいやがって…
それでも、もう生き残りはいないと思っていたのに、まさかの遭遇に本当に感無量。

  
呆然としていると、すぐ側でふわりとオオゴマダラ(左)が舞い降りて、産卵姿を
披露してくれましたが、シャッターを押したときには生み終わって飛び立つトコロ。
あたりには、こちらもヒョコッとサキシマキノボリトカゲ(右)が御登場。

  
ここでもフワリとサギマダラ(左)が登場しますが、当然ながらやはりただアサギ。
あたりには、大満開のヤブガラシ類(右)がありましたが、南西諸島って別種だっけ?

  
さて、さらに探索範囲を広げると、あちこちにサキシマツツジ(左)の咲き残りを発見。
なんか面白そうな樹の花(右)もありましたが、こいつはなんだっけなぁ。

  
ふと、道端のは裏に、ステキな模様のカマキリモドキ類を発見。この手の名前は
調べようがない感じですが、ミナミヒメカマキリモドキってやつなのかなぁ?


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