予定変調GWB〜予定外の合流日〜 12.4/30
  
<2>与那国島各所 続き

  
さて、周辺をウロウロすると、ここでもイシガキゴマダラカミキリ(左)を発見。
オオケマイマイ類(右)も今日も元気に闊歩していたりします。

  
そこで遭遇して、感激したのは、一度は見てみたかったツマジロイラガ幼虫。
これでイラガ類だというんですから、なんたる平和主義者。
というか、なんだろうこの和菓子風味のむしろ美味そうな外見は。むぅ。

  
あたりにはヤマナメクジ類(左)がいたり、ジュウニマダラテントウ(右)がいたり
ささやかな成果が続くので、そのたびにとりあえずバシバシ撮影。

  
リュウキュウアサギマダラ(左)も何度も登場しました。水路に戻ると、悠然と泳ぐ
オオウナギがいてビックリしましたが、カメラを向けた頃にはシッポ(右)が撮れただけ…

  
ビックリしたことに、フワフワとヤエヤマムラサキも登場しました。
しかし、ここで予想もしない大トラブルが来襲!
なにげなく道端の花を取ろうとデジカメを起動すると、突然「ウィンウィンウィン」という不思議な
音とともにピタッと動かなくなったんです!おいおい、ちょいと待ってくれよ!
あわててあちこちいじりますが、ウンともスンとも言わないもので
さすがに真っ青になりましたが、幸運にも今回の旅には同型の予備機を持参していたので
大急ぎで宿まで引き返して事なきを得たりとか。
ただ、予備機の方は動かすのは初めてだったので、今までと同じ設定にするのに
えらいこと四苦八苦しているうちに、お出迎えの時間になってしまったり…

  
さてさて、空港でお三方をお出迎えし、「さきはら荘」のおねえちゃんに
「え?昨日帰ったのになんでいるんですか!?」と
これでもかというくらいマンマルな眼で仰天されるという一幕のオマケも味わいつつ、
いそいそとやってきた山頂では、初手から無事にシロミスジが登場して皆さん大満足。
いやぁ、今日も出てきてくれて本当によかった☆

  
この日は天気がいい方向になっているようで、あちこちでイワサキクサゼミ(左)が賑やかに
鳴きまくっていました。珍しくV字開翅したタイワンクロボシシジミ(右)にも遭遇。

  
あたりをうろうろすると、宝石のような輝きのオオミドリサルハムシ(左)がいたり、
ウリハムしかと思いきやちょっと違う、オキナワアオバホソハムシ(右)がいたりします。

  
さてさて、肝心のシロミスジはというと、この日も賑やかに飛びまくってましたが、
結構愛想良くチョロチョロしてくれたもので、皆様方も早々に満腹状態(笑

  
ふと気づくと、チョロチョロとヨナグニキノボリトカゲ(左)もご登場。あまりに堂々としてるので
思わず顔のアップ(右)を撮って遊んでしまったりとかもしました。

  
その後もシロミスジ(左)をしばらくとったあとで、充分に満足したということで
場所を変えると、こちらでは初手からヒメアサギマダラ(右)がご登場。

  
なぜか昼間っから柱の上でたたずんでいるホオグロヤモリ?(左)も発見。
花上にはツマキカノコ(右)も登場してくれたりします。

  
ビックリしたのは、フワフワと飛び出して葉上に静止したヤエヤマカラスアゲハ。
いやぁ、やっぱりこいつは何度見てもムダにきれいですよねぇ♪

  
さらに周辺を歩くと、葉裏にハグルマノメイガ(左)が隠れているのを発見。
えらく巨大なナナフシ類(右)もいましたが、これはなんて種類のナナフシになるのかな?

  
アカシマサシガメかな?、おもしろげな配色のサシガメ類(左)もいました。
んで、この場所のピークでも、ちょっと翅が欠けていましたがシロミスジ(右)がご登場。
後で聞くと、雨の関係とかで、ちょうど私の到着した日くらいから
いろんな蝶が発生し始めたんだそうで、面白いもんですねぇ(^^)

  
結構驚いたのは、道端に小さなカエル類がわんさか飛び跳ねていたこと。
図鑑を参照すると、この島にいるのサキシマヌマガエルだけみたいですが、
左はともかく、右側の個体はなんかすごく違和感があるような…

  
さらに別の場所に転戦すると、なんかおもしろげなミズ類(左)を発見。
あたりの葉裏には、謎の物体(右)もありましたが、こいつはいったい?

  
んで、ここで教えていただいたのは、ヨナグニサンの幼虫。まだ2齢くらいらしいですが、
なにが面白いって、こいつら食ってるのがハイビスカスなんですよね。
図鑑を見ると食草の幅は広そうですが、さすがにハイビスカスは載ってないぞぉ?

  
あたりでは、こちらも特産のヨナグニキボシカミキリ(左)もいました。
チョロチョロと落ち着きなく吸水しているウスキシロチョウがいたもので、なにげなく
バシバシとシャッターを連写してみたら、飛び立ち(右)が撮れていたのは嬉しい成果。

  
さらに場所を変えると、すぐに交尾中のタイワンモンシロチョウを発見。
このあたりのエリアにはかなりの数が見れました。後で聞くと、例年この時期には
タイワンモンシロは姿を消してモンシロチョウになるんだけど、
なぜか今年はまだたくさん残っていたんだそうで。ラッキーなのかな?

  
あちこちで見るけどなかなか撮らせてくれないアカアシセジロクマバチも、
この場所ではなぜかせっせと吸蜜している個体がいて、とりあえずバシバシに撮れちゃったりとか☆


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