予定変調GWB〜予定外の合流日〜 12.4/30

この日は予定変調なGW第3日目。与那国2日目です。
そして、この日は早朝から突然かかってきた予想外の電話が全てのスタートでした。
電話の相手は一寸野虫さんで、曰く
「今からとんぼ返りしようかと思うんですが空港まで迎えに来てもらえます?」
昨晩成果報告のメールを入れていたのですが、わずか3時間差で見れなかった
シロミスジが心残りだったようで、「もう一度くることを考えると安くつくし」と
サックリと決意されたようで、予定とは逆にワタシが皆様をお出迎えする展開に(笑
GW直前の事故渋滞で、夢幻と消えたはずの合流日が、
ここになぜか不思議な形で、めでたく実現する運びとなったのでした(^-^)

<1>与那国島各所

  
まず、まだ薄暗いうちからやってきたるは昨晩回った灯火ポイント。
しかし、いきなりモンパノキに、どうですかぁ!とくらいに鈴なりに終結している
シロスジヒトリモドキを見つけて、初手からグロッキーに(^^;
ちなみにここで、冒頭の一寸の虫さんからの電話を受けて、目を白黒させたのでした(笑

  
その後、しばらくはまだ雲が暑かったので鳥方面に挑戦することとして、うろうろすると、
林縁になんと3羽のアカガシラサギが集まっている場所を発見。暗くてなかなか撮れませんでしたが…

  
しばらくすると、1羽が比較的近場にたたずんでくれたので、バシバシ撮影。
といっても、SSは1/4秒とかでしたが、きれいな夏羽は久々で嬉しい限りです☆

  
その後もウロウロすると、羽繕いしているイシガキヒヨドリ(左)を発見。
水田地帯をうろつくと、アジサシ(右)も見つかったりします。

  
ふと見ると、なんか大量のシギチ類が闊歩しているのを発見。
トウネンに、ウズラシギに、アオアシシギに、けっこういろいろいるじゃん!

  
というわけで、ウズラシギ(左)やら、コアオアシシギ(右)やらをとりあえず
バシバシと撮影。雲がまだ分厚く、SSが全然あがらないので苦労しましたが…

  
どこからかタカブシギ(左)も登場しました。コアオシシギ(右)もほぼ夏羽で
なかなか精悍な感じなもので、しばらく一人で大興奮状態。

  
セイタカシギもたくさんいましたが、これもまたえらくスタスタ歩くので
撮影の方は大難行。今や普通種ですが、やっぱりカッコいいから逢えると嬉しいですね♪

  
おい、と思ったのは、普通種ですがイソシギ。これメチャクチャド至近距離で、
デジスコのワイド端ギリギリなんですよ。おまえ、それでいいのかい?

  
その後もウロウロして、ダイサギ(左)やら、アマサギ(右)やらを発見。
今回かなり意外だったのは、迷鳥で著名な島なのに、今回の旅の期間では鳥屋に
一人も会わなかったんですよね。おかげでポイントがイマイチ絞れず…

  
水田地帯をしばらくウロウロすると、さっそくタイワンモシロチョウにも遭遇。
なぜかかなり敏感で四苦八苦しましたが、個体数は多いようでした。

  
ビックリしたのは、農道で見つけたネズミ類の死骸。こんな島でなんだろうと
いぶかしんだのですが、これはどうやらジャコウネズミな感じなのかな?

  
昨日も見た水辺を歩くと、この日もオオクチユゴイ(左)はやたらと多数。
意外だったのは、こんな島でもフクラスズメ幼虫(右)が元気だったこと。

  
フネアマガイ(左)は、あいかわらずかわいらしい卵のアクセサリーをつけてました。
あたりにはセセリ類(右)もでましたが、これはチャバネセセリでいいのかな?

  
さて、水路沿いをしばらくうろうろすると、アカナガイトトンボ(左)やら、
アカスジベッコウトンボ(右)やらは次々見つかりますが、期待していた与那国特産
アオナガイトトンボはさっぱり見つからず。天気がイマイチなせいかな?
などとこの時点ではすごく気楽に構えていたんですよ(^^;

  
あたりにはイボタクサギ(左)もおもしろげな花をつけていました。
そうこうするうちに、いい時間になってきたので、昨日の山頂ポイントに移動しますが
まだそこは深い霧の中。思わず「ヤバイです」と電話しちゃったりとか。

  
ここで、いまだにさっぱり解けない謎に遭遇しました。
この山頂ポイント、頂上直下に途中にコンクリの階段があるのですが、登っていると
その階段の真ん中辺りにいるのは…ヤエヤマイシガメじゃん!
山頂にいる時点で意味不明ですが、なにしたくてそんな挑戦をしたんだろう、とか
そもそもどうやって階段の途中まで登ったんだか、とか
あまりのワケわかんなさに、しばらくパニックになってしまいました。
どなたか、この謎を解ける名探偵がいらっしゃいましたら、ワタシまでご連絡を!

  
山頂を諦めて周辺をうろうろすると、なんか色鮮やかなウリハムシ類(左)を発見。お名前は?
クロミノオキナワスズメウリ(右)もえらく花盛りの株に合うことができました。


次へ⇒

topへ⇒