新年山陰突撃@〜ぎりセーフ〜 12.1/2

新年あけましておめでとうございます〜〜〜!
本年もこのオバカなサイトをどうぞよろしくお願いいたします(>_<)!
そんな正月、元旦は所用続きでまったく出れなかったので
この日は初突撃、ということで気合充分。
本当は前夜からの移動といきたいところでしたが、一応朝餉は
家族でという親の意向に従い、いつもより遅いスタートで
ほとんど発作的に目的地を決めてやってきたのはいつもの山陰地方。
ところが道中が大雪になったもので、後述するように
初手からめちゃくちゃ肝を冷やす出来事に遭遇して、ぎりぎりセーフで
現地に到着できたという状況になったのに、来てみたら
予想以上に鳥影も少なくてツマンないという展開でした。とほほ(-_-;

<1>宍道湖周辺


最初のドラマは米子道で起きました。最初は雪が怖いから山陰はやめよう、と
思っていたんですが、ちょうど松江の知人から連絡があって
「え、雪なんか全然ないよ」と言われたので急遽目的地変更で来たのですが
松江には雪はなくても途中の中国山地にはタクサンありまして、
米子道は途中からチェーン規制中。まいったなぁ。
そう思いながら、チェーンをつけて走行していた時。
蒜山のICを越してすぐのあたりの下り坂に差し掛かったところで、
なんの前ぶれもなく、車体がググッと右に滑ったんです。
ヤバッ!と思う間もなく、車は不思議なくらいゆっくりと右旋回にグルグルと
2回転スピンをかまして、そのままゴ〜ンと中央分離帯に激突して、
そのままズズッと半回転して後ろ向きに停止しました。
完全に壊れたナ、と呆然としつつ、それでも後続車がなかったという
幸運を神に感謝しつつ、しばらくしてからダメモトでエンジンをかけてみたら
以外にも普通にエンジンがかかったので、「次のICで引き返そう!」と思いながら
その後は時速40km以下のメチャクチャはた迷惑なスピードで慎重に走ると
次のICに行く前に雪がなくなったので、そのまま米子まで直行。
顔面にこんな髭みたいな傷が入っただけで済んだというのはすごい幸運
ですよね〜!(ちなみに右上の凹みは以前からの古傷)

  
んで、いつもの出雲方面に走っていく途中で、道端の水田地帯に
コハクチョウ(左)の群れを発見。なんかかわいらしい幼鳥(右)も混じってます。

  
にぎやかに鳴いている個体がいたので、面白がってバシバシ撮影。
やっぱり白鳥は愛嬌があって可愛らしいよなぁ♪

  
さらに近くにはマガンの群れ(左)もいました。じっくり探すとこちらも
かわいらしい幼鳥(右)はいましたが、他のガン類はまったく混じらず残念。

  
しばらく見ていると、何度かバサッと飛び立つので飛び物に挑戦してみますが
なかなかピンが入らずに残念な結果に。ウデ不足だナァとつくづく実感。

  
さて、いつもの水田地帯まで移動してくると、すぐにタゲリの群れには
出逢えたのですが、このあたりからものすごく分厚い雲でちょっと厳しい状態。
おまけに、例年だとすぐさま見つかるはずのマガンやコハクチョウの群れが
さっぱり見つからないんです。猛禽や小鳥もえらく少ないし〜。

  
しつこくうろつくと、コウゾリナ(左)やら、ノゲシ(右)やら、この酷寒のなかでも
まだ花を残している植物にも逢えました。なに考えてんだおめぇら。

  
散々ウロウロして、ようやくホオアカ(左)が1羽見つかりましたが、このワンショットで
すぐさま消えてしまうという愛想のなさ。グッタリしながら休憩してると
ふいにすぐ近くをチュウヒ(右)が飛んでくれてビックリしたりもしました。

  
空抜けで非常に撮りにくい状態でしたが、撮っているとどうにもパターンが
普通と違うことを発見。これって、大陸型ってやつですかね?

  
少しはみ出しましたが、急旋回して降りるところ(左)や、こちらに迫るように
飛んでくるところ(右)もなんとか撮影成功。でも、割と短時間でプイと飛び去って
しまって、それっきりという中途半端さではありましたが(^^;

  
諦めて移動していくと、水路にこっそり隠れたヌートリア(左)を発見。
川の中州では、かなり距離がありましたがミサゴ(右)が佇んでいたりもしました。

  
人家の庭先にはソシンロウバイ(左)が咲いていましたが、なんか盛りは過ぎた感じ。
その後もウロウロはするのですが、湖畔の葦(右)を見ればわかるように、
かなりキョ〜レツな北風が吹き荒れていて、クソ寒い状態。むむむ。

  
さらにうろうろしていると、ようやくマガンの群れを発見。
いやしかし、ここでマガン探すのに苦労したのは初めてですよホンマ。
喜び勇んで、なにかヒネモノが混じっていないか探してみますが
見つかるのは本当にひたすらマガンのみ。むむむ。

  
見ているとすぐ目の前をタゲリの群れ(左)が横切ったりもしました。
どこかからか飛んできて合流する個体(右)もいるのでバシバシ撮影。

  
案外と飛び回る個体がいるので、FZ100+テレコンでひたすら連写。
なかなかピントが合わなかったけど、かろうじてこんなのもなんとか撮れたり。

  
もちょっとアップの面白いショット(左)も取れました。一応顔にピント来たし。
あとは飛び回る群れ(右)を狙いますが、なかなかいい感じには切り取れずにこの程度…

  
少し距離のある場所にチュウヒ(左)は降りているのにも逢えましたが
この1枚だけではるかかなたに飛び去ってしまって残念無念。
宍道湖の岸辺をウロウロすると、カワウ&セグロカモメ(右)なんかも見つかります。

  
一気に雲が厚くなっての極寒状態の中、ヒドリガモの群れ(左)を見ていると、
アメリカヒドリの血が混じった雑種(右)も見つかりました。

  
その後も諦めずにひたすらウロウロしていると、割と至近距離にハヤブサが登場!
かなり堂々としてくれたので、喜び勇んでバシバシ連写♪
#亜種オオハヤブサではというご指摘をいただきました。しまった全然気付いてなかった(^^;

  
見返り姿(左)や、飛び立つ瞬間(右)なんかもご披露いただけて嬉しくなりましたが
その後は日没までひたすら粘るもコミミズク等のオマケもなし。
な〜〜んか中途半端な〆に涙ぬれての休息となりました。

というわけで、新年初手から中途半端な一日でした。
まぁ、最初から2回転スピン+中央分離帯激突で、まさかの髭マークだけでの
無事帰還ですから、あれで幸運を力いっぱい使い果たした気も
しますから、しょうがないのかもしれませんが(笑
しかし、今年は本当に冬鳥、特に小鳥系が少ないですね。
この場所はいつもはちょろちょろ飛ぶホオジロ類にドキドキするけど
それがほとんどなかったし、そもそも考えてみたらまだツグミ見てないし、
なによりもこの場所でマガンやコハクチョウを探すのに苦労したのは初経験。
う〜〜ん、新年一発目としては幸先悪すぎるスタートだナァ(^^;
ちなみにこの日はあまりにもの成果薄に帰りたくなりましたが、
夜の冷え込んだ時期に、さらに雪が深くなったであろう米子道を通る勇気はなく
そのまま連戦することにして、車の中で泥のように寝たのでした(笑


次へ⇒

topへ⇒