九州ぶらり旅@〜カモメ探求再び〜 11.2/5

この日は、突発的に九州巡りをしてまいりました。
大きな理由はないのですが、なんか最近またぞろ「遠出魂」に火がついて
妙に遠くに行きたくなるんです。年始おとなしかった反動かな?
それでは、ということで先週のカモメ探求の続編としゃれ込んで
みることに。わかる人にはわかる例の場所ですね(笑
しかし、「いつもは道すがらで立ち寄るからイカンのだ!今日は徹底的に
探してなんとしてもGETするのだ!」という荒い鼻息が空回り。
ついでにウワサの立ち入り禁止区域も眺めてきたりしましたが、
目的の鳥には今回もお会いできず、連敗記録を塗り替えただけ。
なんだかな〜、な展開の一日となったのでした(^^;

<1>熊本&鹿児島各所

  
てなわけで、気合を入れて早朝に現地着。まだ薄暗い中を歩いていると、
頭上をものすごい数のカワウがご出勤していかれました。。

  
朝日のきらめく砂浜にはシギチのシルエット。ダイゼン&ハマシギが
ほとんどでしたが、ちょっと遠くて混じり物は特に発見できず。

  
さてさて、狙いはこちらのカモメ類。ということで、グングンと潮が満ちてくる
あたりにセグロ系カモメが大量にいるのでじっくり見て行きます。

  
足がきれいに黄色で背中の濃い、純粋系ホイグリン?(左)ってのもいましたが、遠すぎて
わかりやすい写真は撮れず。やがて潮が満ちて、あたりのカモメ類がギュッと
濃縮状態(右)になりましたが、頭の黒い狙いの彼はどこにも見つからずでした…

  
しょうがないので周辺をうろうろすると、漁港の堤防にものすごい数の
アオサギが集まっているのを発見。井戸端会議でもしてんのかいな。

  
あたりを見渡しても、近くにいるのはユリカモメ(左)やら、セグロカモメ(右)
やらといった感じ。う〜ん、一発目からクリアとはいかなそうだなぁ。

  
戻ってみると、セグロカモメ類(左)はドンブラコッコと泳いでたので、これまた
端からじっくり見ますが、怪しいのは混じっておらず。小さく残った干潟には
ハマシギとダイゼンの混群(右)が高濃度化しつつありました。

  
デジスコで撮影(左)してみると、これはなかなかいい感じ。
そして、しばらく見ているとバサッと飛び立つ(右)んですよ。こりゃオモろい。

  
しばらく眺めていると、群れで飛び立ってはグルグルまわって干潟に戻る
ということを何度も繰り返していたので、大喜びでバシバシ撮影。

  
飛び立ち(左)と、着陸(右)をもう1枚ずつ。いやぁ、見ごたえありました。
飛ぶんだけど他に干潟がなくてしょうがなく戻ってくる感じなのかな?
んで、その後もうろうろすれどカモメ類はかなり沖に行って厳しい雰囲気。

  
ふと水田地帯を見ると、電線にびっしりととまっている鳥が見えました。
この規模はアトリ?でも、それにしちゃ小さいなぁ、と思いつつ近付いてみると、
これが全部カワラヒワなんでちょいと吃驚してみたりとか。

  
圧倒的な大群(左)をじっくり見て、ベニヒワでも混じってないかと頑張ってみましたが、
純度100%で、混ざり物ゼロ。その後もウロウロすると、堤防下の地面に転がってる
ナマズの死骸(右)なんてものも発見。ミサゴが落としたとかかな?

  
その後も成果がないので、グンと移動することに。記憶よりもかなり距離があって
あせりましたが、到着した水田地帯では、ホトケノザ(左)やらナズナ(右)が
咲いていて、なかなかいい雰囲気です。けっこう暖かくなってきたしね。

  
んで、野次馬根性でやってきたのは実は閉鎖中のツル渡来地の近く。メインゾーンは
完全に閉鎖されていて、ほほぅ、とか思っていたのですが、周辺の水田地帯で
タゲリ(左)なんぞ撮っていると、ナベヅルの群れ(右)にもかなり遭遇。

  
しばらくうろつくと、結構な数が見れることを発見。確実に例年より多い。
よく考えたら、今回は飛来地での餌まきを中止してるそうですから、
その分周辺地に分散しちゃってるということなんですかね?

  
マナヅルの群れもかなりたくさん見れたので、これはもしかしてと
カナダヅルとクロヅルを探してみましたが、さすがにこちらは見つからず(^^;

  
周辺をうろうろすると、あちこちにハルザキヤマガラシ?(左)が咲き誇り、
ちょいと驚いたことにトウダイグサ(右)もいい感じに咲いてました。
今年は厳寒のイメージが強すぎますが、春は近づいてきてるんですねぇ。

  
水路を覗き込んでみると、クサシギ(左)やら、イソシギ(右)やらを発見。
イソシギは、見下ろした場所にいたのでド至近距離。デジスコじゃないんですよこれ。

  
さらに調子に乗って探索範囲を広げますが、コサギ(左)がいたり、ミヤマガラス(右)
がいたりした程度。ひそかに小物系珍鳥が入ってないかなぁと思ってたんだけどなぁ。

  
おおっと思ったのは、民家の庭先に大集結していたイカル。
しばらく見てると、放置されてる稲藁のとこにあつまってパーティーしてました。

  
カメラ向けてるといきなり一斉に飛び立ったので、なんとか飛び出し(左)も撮れましたが、
後ろのゴミ袋がちょっとなぁ…などと思ってると、えらく間近に降りて(右)くれて二度ビックリ。

  
面白いのでしばらくドあっぷ撮って遊びましたが、もしかしてと思ってた
コイカルは混じっておらず、こちらもまた純群でした。残念。

  
少し場所を変えると、大満開のオオツメクサ(左)も発見。池の中のカモの群れ(右)
をじっくり見てみると、一度だけ明らかにアメリカヒドリ♀だというのが至近距離に
登場したのですが、シャッター押す寸前にバサッと飛び消えやがりまして……

  
ふと気付くと、えらく至近距離にミサゴ(左)がいい風情にたたずんでいたりしました。
しばらくするとバサッと飛び立ちましたが、タイミングが合わず、撮れたのは飛び立ち
ではなく、飛び去っていく後姿(右)。まぁ、デジスコで飛びモノ撮れたのは久々だな。


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