ぷち登山〜話題の場所巡りA〜 11.1/23
  
<2>阪神間各所 続き

  
さてさて、なんとかクロジを撮ろうと頑張りますが、これがまぁったく落ち着きがなく
同じ場所に数秒といないので、デジスコだとホンマに勝負にならないんです。
その上、少し見下ろす位置だし、周りに餌撒こうと観光客が集まってきてスペースが
少ないし、場合によっては近すぎピントが合わなかったり(!)するし…

  
しょうがないのでPowershotを振り回して、何枚かいいカンジのをGET。
でもチャンスは多かったんですが、撮れたのは数枚だけでした。枝なんてホントに
2秒くらいしかとまらないし、見下ろすような至近距離の時には、
Powershotですら近すぎてピントがあわなかったことが何度もありましたから…

  
若い♂(左)はコップに止まったショットが撮れたのみ、♀にいたっては餌台以外では
撮れすらしませんでした。腕不足ですね、とほほのほ。
しかも、30分ほど遊んでいたら、何がおきたのかス〜ッと鳥影が減っていって
お祭り状態終了。不思議なくらい静かになってしまったんです。なんでじゃい?
はるか眼下の川面を飛ぶユリカモメの群れ(右)を眺めて、べそかきつつさらに転戦。

  
んで、やってきたのは、最近ウワサになっていた某お山。えっちら登ってく
途中で既に1羽のハギマシコ(左)に合ってビックリしつつ、
一面に雪の積もったすばらしい風景(右)を眺めながらセッセと登ります。

  
すると、山頂では、ハギマシコのかなりの大群(左)がご登場。こりゃ見事。
しかし、こんな数でいるのに妙に敏感で、すぐにビシュンと飛び立って
近くの樹上に避難(右)したりしやがんです。ちょっと強敵な雰囲気があるぞ?

  
みていると、低い枝に数羽降りてきたので、ドアップ撮影しますが、
色の薄い個体なうえに前に枝かぶりでどうにもこうにも中途半端…

  
と思っていると、バラバラッと目の前に群れが降りてきてくれました。
ゴチャゴチャした場所に降りたのでなかなか撮りにくかったのですがとにかく乱写!

  
色の出た♂を狙ってアップを撮ろうと頑張りますが、ちょろちょろ動くし、
すぐ物陰に入ったり、他の個体が前を通ったり、なかなかうまく行きませぬ。

  
そうこうするうちに、群れはチョコチョコと動いて雪原の中に。そしてバラバラと
こちらからは見えない斜面の方に下りていってしまいます。え〜サービス悪いなぁ。

  
面白かったのは、雪原の上のハギマシコ(左)を撮ろうと頑張っていると、
私じゃダメ?といい場所でポーズ取ってくれたルリビタキ♀(右)。う、嬉しいんだけどね。

  
しかし、その後はろくにシャッターチャンスもないまま、群れは何を思ったのか
大きく何度も飛び立って上空を旋廻し、バラバラと再び降りることを繰り返しますが、
私のいる側からは見えない斜面に降りる確率がたかくて歯がゆい限り。

  
その上、さらにすぐ頭上をブンブンと飛び交ったかと思うと…
そのままビュイッとはるか彼方に飛び去ったんです。うぉ、その展開は予想してないぞ!

  
戻ってきてくれないかなぁとしばらく寒空の中で待ってみるも、ハギマシコの群れは
戻ってくる様子全くなし。かわりに慰めるようにルリビタキ♂が
登場してくれて、愛想を振りまいてくれたりはしたのですがねぇ……

  
悔しいのでうろうろすると、なぜか置いてきぼりをくらっているハギマシコが2羽、
のんびりと先ほどの場所で餌とってくれていたので、あわててデジスコを向けます。

  
置いてかれたことに気付いていないくらい鈍感なのか、こちらを全く気にもせず
ひたすらのんびりと餌とっているので喜んでバシバシ撮ってはみるものの
どちらもなんか全然色の出ていない個体なので喜びも中途半端。

  
しばらく居残りの2羽と遊んで時間をつぶしましたが、いきなりヒョイと立ち上がった
ポーズ(右)に、仲間の声でもするのかと期待するものの、全くその気配はなく、
待ちくたびれた&体も冷え切ったので、諦めて帰路に着いたのでした。

というわけで、ちょいと不完全燃焼気味ではありましたが、
なんやかんやとのんびり楽しめた1日でした。
まぁ、本来の大本命はどちらも撮れはしたんだけど風味だったけど
そこそこ楽しめましたし、あれこれとオマケも出ましたし、
呆然と雪原ながめてた昨日とは大違いというヤツですね(笑
特に偶然出会えたクロジは面白い限り。登山客の少なそうな時間帯を狙って
いい場所を確保すればウハウハじゃねぇか、と今からリベンジ夢想中。
他の鳥たちも、それぞれもう一度くらいは挑戦したいものですね。
ちなみに、今回の週末で取り組み損ねていた遠出方面についても
近日中に雲気回復を狙って挑戦する予定。
ちょ〜ど面白そうな情報も流れてきたし、乞うご期待かな(^-^)?


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