奄美初突撃!@〜晩飯ヌキな初日〜 10.7/17
  
<2>奄美大島各地 続き  

  
諦めきれずにうろついていると、枝先でポーズとっているヒヨドリ(左)発見。
個々のは一応亜種アマミヒヨドリなんですよね。あとで幼鳥(右)も見れたけど。

  
小さな流れには、ボラの仲間(左)が群生してました。南方系の種類かなぁ?
ちょっと驚いたのは、名前がよくわからなかったけど、キョーレツに奇天烈すぎる花(右)。
葉はよくみる樹なんだけど、まさかこんな花をつけるなんて!

  
O氏の天敵、オオジョウロウグモ(左)もやたらと元気でいらっしゃいました。
昼飯買いに飛び込んだコンビにでは、いきなりブドウスズメ(右)が鎮座してたりします。

  
さらに探すと、カシワマイマイ(左)がいたり、名前はわからなかったけど
なんとも魅惑的な色格好のシャチホコガ類(右)がいたり、いい感じでした。

  
そのまま、近くの池に足を伸ばすと、道端ですでにタイリクショウジョウトンボ(左)やら、
ベッコウチョウトンボ(右)やら、よさげなトンボが多数ブンブンしていてちょっと興奮。

  
水溜りでは、キアシナガバチ(左)が泥集めをしていたり、あちこちで
クロマダラソテツシジミ(右)が吸水していたりしました。

  
池の中で驚いたのはえらくご立派なセリ(左)。本土と同じ種類だよなぁ?
ナンバンギセル(右)もひょっこり咲いていたりしました。

  
ベニトンボ(左)もご登場。扱ったのは腹部をあげはじめたのですが、しばらく
見てるとほぼ垂直(右)になってやりすぎだろっ、てなポーズに。
そして、ここでちょっとした悲劇が起きました。
なにげなく横の小さな流れを渡ろうと踏み出したとたん、なんと両足がズブッと
膝上まで泥に潜ってしまったんですよ!
それがホンキで納得いかないことに、水深5cmほど、幅も50cmもないような水路で
なんだって幅よりも深い泥がたまっとらなきゃイカンのか!
などと嘆いてももう後の祭り。3日とも水浸しの長靴で過ごす羽目になったのでした(^^;

  
微妙に気落ちしつつ、それでも周辺を歩くと、キオビエダシャク(左)がやたら登場。
ノボタン(右)もありましたが、暑さでちょいとヘバッた感じでした。

  
ギンモン型のウスキシロチョウ(左)も登場。メチャクチャ素早かったけど。
木影にオオハラビロトンボ♀(右)もいましたが、こちらはあとで面白い展開となります。

  
ベッコウチョウトンボ(左)はメチャクチャ多数飛び交っていて、乱舞が見事だったので
とりあえず置きピンで数十枚シャッターを切ってみましたが遭えなく全滅。
あたりにはハネナガイナゴ類(右)もいましたが、
一応分布的にはタイワンハネナガイナゴということでいいのかな?

  
あたりには、ここでもやたらとスズミグモ(左)が目立ちました。よくみると
まだ若い個体(右)は背面が白くなくて、えらく色っぽい模様だというのは大発見。

  
面白そうなクモ(左)にも遭遇しました。お名前はわかんないよなぁ。
アカメガシワの葉上にはテングスケバの類(右)も隠れてました。

  
こちらもこっそり隠れているモンヘビトンボ(左)も発見。おもろい模様だよなぁ。
水溜りには、スクミリンゴガイ(右)が我が物顔で這いずり回ってたりします。

  
本命のトンボ方面はというと、やたらめったらアオビタイトンボ(左)がいたのがビックリ。
結構レアモノのイメージが強かったのですが、この旅中でそのイメージは
きれいさっぱり塗り替えられることになります。シオカラのごとくいるんだもん。
せっせと産卵中のアオモンイトトンボ(右)なんかも見つかりました。

  
さてその後、今回のメイン目的地へ急ぎますが、これがまたえらく遠い。
大きな島といっても沖縄でヤンバルに行くくらいのモンだろうと思っていましたが
道路事情が格段に悪いのでえらく時間がかかるんですよねぇ…
道中で立ち寄った滝では、かしましく騒ぐリュウキュウアブラゼミ(左)にも遭遇。
オオシオカラトンボ(右)が何匹か飛ぶので、その度にタイワンシオカラが混じって
いないかと、後で考えれば非常に無駄な努力を繰り返してみたり(笑

  
この場所でもアマミルリモントンボは何匹も登場したので、色鮮やかな♂(左)や
連結中の個体(右)なんかをバシバシと撮影して大喜び。

  
びびったのは、何箇所かでみつけたこちらの毛虫様。
むむぅ、ビビッドで素敵な配色ですが、図鑑を見てもいまいち正体不明。
イヌビワの葉裏で何回か見つけたんですが、なにもの?

  
オキナワキノボリトカゲも登場しました。何度見てもいかついよなぁ。
『恐竜展』とか開催するときに「触れる恐竜」として展示したら人気が出るんじゃ?
あ、でもそれでペット人気が出てしまったら問題かもしれない(^^;

  
などと馬鹿なことを言っていると、怪しい影。O氏の新兵器がうなりを上げ
見事GETしたのは、オニヤンマ♀じゃないですか!
なんだオニヤンマかと笑うなかれ、奄美産の個体は色合いが結構違ってて
腹部の裏面ではオレンジ色がかるし、産卵管も長いしカッコいいんです!
ってか、そのうち亜種くらいには分かれるってウワサもあるし、遭いたかったんですよ!

  
さてさて、ようやく宿に到着し、荷物を放り込んで今回最大の目的地へ。
ヒカゲヘゴ(左)なんかが茂る林を歩くいてくと、ナガサキアゲハ(右)もご登場

  
さて、気合を入れていくつかの池を巡りますが、ウジャウジャと
アオビタイトンボ(左)が飛びまわり、その中にコシブトトンボ(右)なんかも登場
しますが、今回の大目標様はまったく気配すら見せず。むむむ。

  
しかし、うろうろしていると、突然リュウキュウカトリヤンマが登場!
ゴチャゴチャした茂みにもぐりこむように産卵(左)してくれたり、寸時だけ
枝に静止(右)してくれたりしましたが、結局撮れたのはこの程度(^^;

  
さて、さらにうろうろしている時にふと気付くと、あちこちに
マルタンヤンマの羽化殻(左)があるのに気付きます。この島にもいたんだねぇ、
などと感心していると、暮れ始めた日差しの中、マルタンヤンマの♀(右)が何匹も
飛び回り始めました。草むらの中にもぐりこむように産卵しているのですが
いつものごとくメッチャクチャ敏感で少し近づいただけでビュンと飛び去っちまう。
ちなみに、後日M氏に案内いただいたときにお話しを聞いていると
奄美のマルタンヤンマはごく最近見つかったと聞いて二度ビックリ。
北上する種類が多い中、南下してくる種類なんてのもいるんですねぇ…

  
さらにうろつくと、ニイニイゼミ類(左)も発見。クロイワニイニイかな?
沢沿いでは、リュウキュウハグロトンボ(左)もちょろちょろと舞っています。


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