ウワサの鳥見に〜大阪チョコッと挑戦〜 10.1/23

この日は、ちょいと夕刻から所用があったので短時間勝負。
それでは、ということで大阪方面でココんとこウワサになっている鳥を見に
ふらふらと遊びに行ってみることにして、あまり計画も立てずに
フラフラと行って見ると、最初の目的地が予想以上にかなりの難関で、
結局その場所でアレコレ挑戦しているだけでタイムアップ。
しかも、結構苦労したわりにはイマイチ成果もハンパ。
まぁそれでも、オマケもそこそこ見つかったり、楽しい一日となりました(^^;

<1>大阪某所

  
というわけで、朝っぱらからやって来るは某公園。
のんびりと歩いていくと、梢にたくさんのスズメ(左)やら、ドバト(右)やらが佇んでます。

  
花盛りのハンノキ(左)を眺めたり、目の前の葦の隙間を泳ぐハシビロガモ(右)を
見たりしつつ池に到着すると、さっそく数名の鳥屋に遭遇。
声をかけると、1時間以上前からいるけど、ウワサの鳥はまだ登場していないとのこと。
ただ待っているのもヒマなんで、案外そこらにいるのに気付いてないんジャン?
などと調子のイイこと言いながらしばらく歩くと…


マジで、いるジャン!
というわけで、あっけなく今回の目的、サンカノゴイに遭遇です。
そういえば昨年と同じ個体なんだそうで。お久しぶり〜♪

  
見ていると少しずつウロウロと近づいて来てくれたのですが、これがゴチャゴチャ
した葦原の中をうろつくので、なかなかすっきりと撮れませぬ。

  
一度は、葦原の中で羽ばたき(左)も見せてくれましたが、もう心の目で見てくれ状態。
その後は、一度だけ少しマシな場所(右)に出てくれたけど、その後はずっと
ゴチャゴチャの中。見事な保護色だなぁと感嘆はしますが、これじゃぁしょうがねぇなぁ…

  
というわけで、周辺をうろうろすることにすると、高い梢にのんびりしている
イカル(左)やら、こちらものんびりしているアオジ(右)やらに出逢えます。

  
葦原では、メジロの群れがせっせと虫を探していました。
未だにこういう葦の枯れ穂のどこに餌があるんだか不思議なんですが、
しょっちゅう何かつまんでいたんでそれなりに虫が越冬してるみたいですねぇ。

  
ハスの茂っている中では、よく見るとヨシガモが数羽、ちょろちょろと泳いでました。
しばらくデジスコで追いかけてみますが、すっきりした場所には出てきません。

  
諦めてさらにうろうろすると、岸辺にパンを撒いているおっちゃん発見。
足元には、ヒドリガモ(左)やら、ハシビロガモ(右)やらが大騒ぎしてます。

  
当然ながら、ホシハジロ(左)やら、キンクロハジロ(右)といったあたりも
その中に混ざっていて、かなり賑やかな感じをかもしていました。

  
堂々としたオオバン(左)も混じっていたりよく見るとチョロチョロとバン(右)も
隠れていたり、なかなかイイ感じ。あ、一応、野鳥の餌付けには反対の立場ですが。

  
んで、よくよく見ると、ヨシガモ♂もひそかに混じっていましたが、面白いことに
パンの撒かれている辺りを遠めにウロチョロしてるんです。
「いや、ボクは近く通っただけでそんなのには興味ないんだよ」とでも言い訳したげに。
ナポレオン風味だし気持ちはわかるけど、そんなカッコつけなくてもいいのにねぇ。

  
さて、さらにウロチョロすると樹皮裏に隠れたナガニジゴミムシダマシ(左)を発見。
池のほとりでは、こっそり羽づくろい中のバン(右)を見つけたり、のんびりしてると
前方から見慣れたお顔が……なんとお久しぶりのノゾピーさんじゃないですか!

  
というわけで、二人でのんびりサンカノゴイ君に再挑戦。
といっても朝よりさらにゴジャゴジャした場所で、羽繕い(左)やら、大きな足での
闊歩(右)も披露してくれたけど、もうどうにもこうにもで(^^;

  
右行ったり左行ったり、まさに右往左往しながら隙間を探して撮影しますが
全身見れるどころか、顔が見れる場所すらなかなかないのですから…

  
しょうがないので、お食事中のバン(左)などを見つつちょいと移動。
お目当ての鳥はなかなか出てこず、というか出る気配すらなく、気の早い我々は
早々に諦めて移動し始めたところに「出ましたよ!」
大慌てで走って戻ると、ヒクイナ(右)が悠々と歩いていておりました。

  
あわてて撮ろうとしますが、チョロチョロ動くのでデジスコではかなり難儀。
しかもなぜか後ろ姿の時間がやたら長く、結局数枚撮っただけで
ササッとヤブの中に潜られてしまいました。でも見れたからよかったかな☆

  
さらにうろうろすると、池のほとりではのんびりしてるコサギ(左)やら、
ゴイサギ(右)やらを発見。でも期待していたアオバトはご登場願えませぬ。

  
それでは、ということで最後にもう一度葦原をのぞくと、サンカノゴイ君は
まだのんびりと佇んで(左)いて、ゆっくりと羽繕い(右)もご披露くれました。

  
頑張って隙間を探すと、先程よりは少々マシな感じでも撮影成功。でも全身見える
というとこまではいかなかったんですけど、まぁ良かったかな?
ちなみにこの日、滞在中の彼の移動距離は10m程度でした。ズボラだなぁ(笑

  
その後、ヒクイナのついでにクイナでも探すかと河川時期に特攻するも、ものすごい
寒風にあっという間にギブアップ。マジで凍るような風だったもので…
成果としてはのんびりしてたヌートリア(左)と、雑種マルガモ(右)がいた程度。
ノゾピーさんを最寄の駅までお送りした後、大急ぎで所用方面に走ったのでした。

というわけで、なかなか面白い一日でした。
お付き合いいただきましたノゾピーさん、ありがとうございました!
春になったら蝶方面の遠征もアレコレ企みましょうね♪
しかし、大目的のサンカノゴイ君は去年よりはあそばせてくれましたが、
全身丸々見えたことがほとんどないというすごい状態。
またそのうちリベンジかましに行かねばなりませぬ(^^;
でっかい図体ではありますが、あんだけ上手く隠れるんじゃ、普通の河川敷
辺りで越冬していても、飛びでもしない限り誰も気付かないでしょうねぇ…
案外と身近に隠れているのかもしれないと思ったみたりして。
ま、大阪近辺は他にもいくつか面白そうな話もあるようだし、また、
遊びに行かなきゃですね。そん時にはどんなラッキーが転がってるかな?


次へ⇒

topへ⇒