予想外の島旅B〜出逢いに泣く〜 09.10/18
  
<2>南大東島各地 続き  

  
さて、さらにウロウロすると、交接中のアフリカマイマイ(左)を発見。
まだこれ以上はびこる気ですか。勘弁しちゃってください。
んで、昨日までの傾向を分析しつつ、目星をつけたあたりを歩いてみると、
ぽろぽろと道端にウミアカトンボ(右)がいる空間を発見。

  
ほとんどが前日と同じく平等な未熟個体(左)でしたが、
この場所ではなぜか少し赤くなってきている個体(右)もいて大興奮!
当然のごとく敏感で近づくのは本当に四苦八苦しましたが。

  
全然近づけないような場所でしたが、かなり赤っぽい個体(左)も発見。
その後も何匹か追い掛け回すと、なんちゃってですが、飛翔写真(右)も
撮れました。といっても杭に止まる直前なだけですけどね。

  
その後もしつこくウロウロしますが、ウミアカトンボはかなりの数を見れたものの
少し赤っぽいどまりで、真っ赤な個体は見つからず。
成熟個体は台風で壊滅したのかねぇ、などとO氏と話し合ってみたり。

  
朝っぱらの場所に戻ると、いきなりセンダングサの花上で開翅中の
ハマヤマトシジミ♂&♀(左)なんて嬉しいものに逢いましたが、次の瞬間に
突風が二人を吹っ飛ばしてそれっきり。
近くになんか登場した!と大興奮で追いかけたら、今度はこちらは
オジロシジミ(右)だったりしたのでした。

  
さらにしつこくうろつくと、意外にもカラムクドリの群(左)を発見。
こんな場所にもいるモンなんですねぇ。面白かったのは、何羽か幼鳥(右)も
いたんですが、八重山あたりは繁殖してましたっけ?

  
少し面白かったのは、この見事なまでに花盛りの樹(左)。
これ、シマグワ(右)なんですよ。いくらなんでも本土のヤマグワなんかとは雰囲気が
違いすぎますよね。もしかして別種なのかなぁ?誰か教えてください!

  
その後、街中に戻ると、宿の前のソテツに怪しい食跡。
おやおや、こいつは見慣れたクロマダラソテツシジミ君の仕業じゃないですか。
そう思ってちょっと探すも成虫はみつからず。食い尽くして自滅したか?

  
空き地では、センダングサで吸蜜中のハマヤマトシジミ(左)もいました。
ヤマトシジミ(右)も登場しましたが、これもまた普段見るのとは雰囲気が一風違う
感じですねぇ。この島ならではの血筋なのかな?

  
その後粘ると、ハマヤマトシジミは数匹登場したので、どアップ撮影。
しかし、この頃には相当日差しも強く、また強風が吹き荒れていたこともあり、
開翅はまったくご披露いただけませんでした。とほほ。

  
さて、さらに頑張るぞということで再度池方面を攻めることにすると、
頭上高くにオオタカ(左)が舞ってくれるという一幕もありました。
水面には、この日もあきれるほどに大量のナイルティラピア(右)がゴッチャリ。

  
極小サイズのコオロギ類幼虫(左)も登場しました。
んで、うろうろするとウミアカトンボ(右)は1匹だけでるもそれ以上の成果なし。

  
周辺の畑を見ると、タカブシギ(左)やら、ムナグロ(右)やらといった
面白そうなシギチはいるものの、その後も何箇所もウロウロするもトンボ類は
やはりほとんど見られません。こりゃダメだなぁ。

  
それでは、ということで目星をつけた林の中を歩いてみると、
不思議な実をつけた樹(左)やら、これまた不思議な花(右)やら見れましたが、
台風の影響は予想以上にすごく、薄暗そうな林でも、樹幹部がボロボロになってて
中を歩いてみると結構明るいんです。トホホ。

  
えらくご立派なシマオオタニワタリ(左)があったり、これは調べても
名前側からなそうなヤブソテツ類(右)に逢えたりもしますが、
この場所の挑戦もスッ空振りで、すこ〜し気持ちが落ち込んだり。もう時間ねぇなぁ。 

  
トボトボと草地を歩いていくと、ムスジイトトンボ♀(左)やら、
リュウキュウベニイトトンボ(右)やらが登場するものの、こいつらでは
気分をもあり上げるには少しばかり役者不足というものです。

  
ここでも不思議なコオロギ類幼虫(左)を発見。リュウキュウオカメコオロギあたり?
ユウレイセセリでしょうか、おもしろげなセセリ類(右)も姿を見せます。


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