<2>西表島各地 続き |
さて、そのあたりの海面を見ていると、あやしげな怪しげな影が目につきます。
あれ?ウミアメンボ?でもなんか白いのいるぞ??
相変わらずめちゃくちゃ素早くて撮影は難航でしたが、粘って何枚か
アップ気味で撮ってみると……これってシロウミアメンボだよねぇ?
でも、シロウミって南西諸島にいるんだっけ??
#普通のウミアメンボも白いんだそうです。たはは、知識不足で(^^;
悩みつつ歩くと、さっそくオヒルギ(左)がお出迎え。そして、マングローブ林の
木陰では、あちこちでスジグロカバマダラ(右)が舞っていて一気に大興奮!
それでは、とズンガズンガとマングローブ林の中を歩くと、いきなり
交尾中のリュウキュウアサギマダラ(左)やら、スジグロカバマダラ(右)やらがご登場!
この日は暑かったからなんでしょうか、なんか木陰にやたら集まってました。
んで、さっそく期待していたルリウラナミシジミにも再会。
鹿児島では怪しいのを何度も見ていたのに確認すら出来なかったもので、
ようやくリベンジが叶った形です。ありがたや。
林の中でもあちこちに、ミナミトビハゼ(左)が飛び跳ねていて実にいい感じ。
あきれるほどに大満開のモクタチバナ(右)もみつかります。
驚いたのは、ふと気付く後、なんかやたらめったら蝶の集まっている空間が!
よくよくみると、多数のスジグロカバマダラに混じって、リュウキュウアサギマダラも
いたりして、えらい賑わいです。なにがあったの?
あとでよくよく見ると、これはなんかマメ系の萎びた新芽に集まっていた
みたいなんですが、なんの魅力があったのやら。謎・謎・謎。
さて、さらに場所を帰ると、道端にはいい雰囲気のヤエヤマハマゴウ(左)が咲いていました。
そして、O氏ご推薦の薄暗い水辺には、いきなりホソアカトンボ(右)がご登場!
こいつは薄暗い場所にしかいないんだと思っていましたが、しばらく撮ってると
ふいに明るい場所にもひょいと出てきてビックリ。しかし、老熟するとえらく胸のあたりは
黒くなるんですねぇ。図鑑で見るとのちょっとイメージが違ってビックリ。
いずれにせよ、前々から憧れていたトンボなので、本当に感涙です。
ふと水たまりの中を見ると、なんかあやしげなカエルの卵(左)を発見。なにもの?
周辺には、サキシマヌマガエルらしき幼体(右)がたくさんいましたが、コイツかなぁ…
さて、さらに沢沿いをウロウロすると、いい感じのナンヨウリュウビンタイ(左)にも遭遇。
幹に奇怪な実をつけた、ギランイヌビワ(右)にも出逢えて嬉しくなったりもします。
近くでは、リュウキュウベニイトトンボ(左)も登場しました。
なんだかえらくご立派な体系のセミの抜殻(右)もありましたが、
これはヤエヤマクマゼミになるのかな?ここ両方いるんだよなぁ…
沢沿いの草地では、セスジツユムシ(左)も登場。こいつは共通種なのね。
やたらと尾毛の長い、ヒルギカネタタキ(右)にも出会えました。
水辺には、タデ類らしき草(左)もありましたが、図鑑を見ても正体は不明。
悩んでいると、ふいに湿地にヤエヤマカラスアゲハ(右)が
登場してくれました。あんまり上手く撮れなかったけど。
ふと川面をみると、なんともかわいらしい模様のフグが泳いでました。
憧れのオキナワフグです。
おおっ!と思って追いかけるも、えらくちょろちょろ泳ぐもんで、こんなのが
数枚撮れただけ。う〜〜ん、網持ってくりゃよかった!
さらにしつこくウロウロすると、アマミウラナミシジミもご登場。
その他、ちょろちょろとタイワンクロボシシジミも姿を現ましたが、他の種類を
ちょいと期待してしまっていたのでドキドキしちゃったり。
さらに別の沢沿いを歩いていくと、道端にコウトウシラン(左)を発見!
感激していると、O氏がナリヤランの群落(右)を教えてくれたんですが、
こいつがものすごい規模で、本気で仰天。こりゃぁ、見事じゃワイ。
というわけで、ドキドキしながら撮影しようとしますが、なかなか上手いこと撮れずに
四苦八苦してみたり。結構てんでバラバラな方向むいて咲いてるし。
しかし、こんな美しい蘭が群生しているんですから、本当にすごい場所ですね。
温室から逃げたんです、といったら誰も疑わないくらいの美人さですもん。
さらに奥へ進んでいくと、ツマムラサキマダラ♀(左)も登場。
そして、期待していたタイワンキチョウ(右)もすぐに見ることができて、感涙
したのでした。ここんとこキチョウづいてますね♪
道端の木には、これも南国風味満点のハブカズラ(左)がついていたりします。
んで、これも本土とは別亜種の、青みの強いルリタテハ(右)も
姿を現してくれたりて、さらに気分は盛り上がっていくのでした。