続・カルテットが行く@〜ゴマ連荘な日〜 09.7/8

この日は、またぞろカルテット・トライアルなんです。
「蝶に遊ぶ」のma23さん、「ノゾピー蝶観察・撮影の部屋」のノゾピーさん、
スギ丸さん、そして不肖ワタクシの不思議なカルテットでの信州再挑戦♪
なぜかこのカルテットで動くとあたりをひくことが多いということで
またぞろ新企画が動いたような次第なんです。
しかし、天気予報はなんだか不穏な雰囲気。前夜から現地入りしてた私も、
星が見えるどころか雨がいつまでも降り止まない空を眺めて
ちょいとドキドキ不安に思っていたのですが……
結果からいえば、このカルテットのパワーはやっぱりすごかった!
不思議なほど山盛りの成果に、大笑いした一日となったのでした。

<1>新穂高周辺

  
というわけで、新穂高でみなさんと合流。空を隙間なくうずめた暗雲に、
ものすごく不安になりつつ、「ま、とりあえず歩いてみましょうか」と
スタートすると、それほど歩かないうちにかなりの豪雨に。
ちょっと、神様、こりゃいくらなんでもヒドいんじゃないの(ToT)?
半べそかきつつ、それでも歩いていくと、ゴゼンタチバナ(左)がきれいに咲いていて
うれしくなったりしますが、ハナバチ類(右)はすっかりご休憩状態なんですから、
これはあきらめて引き返したほうがいいのでは、と本気で思ったり。

  
タテヤマウツボグサ(左)もポツポツと咲いていました。
黙々と歩いていくと、道端に雨に耐えているヒメシジミ(右)を発見。
これが今日唯一の蝶かもしれない、と思いながらジックリ撮影してみたり。
しかし、ちょうどポイントにつく頃になって雨が上がったんです。
これはもしかして…と思っていると、ほどなく草間を飛ぶ青い蝶を発見!

  
おっしゃ!
予想外にあっけなく登場したのは、狙いのオオゴマシジミなのでした。
みなさん一気に笑顔に戻って、バシバシと撮影しまくり♪

  
さらに、ド新鮮なオオゴマシジミ♀(左)も登場!
しばらく見ていると、さっそく開翅(右)もご披露くれたじゃないですか!

  
調子に乗ってさらにうろうろしてみると、近くには
ジャコウソウの大群落(左)も発見。これまたえらくお見事で。
などといっていると、次々とオオゴマシジミ(右)が登場してくれます。

  
というわけで、吸蜜しながらの開翅(左)もたっぷ見れたし、
べったり大開翅(右)も見れたり、ウハウハの大興奮状態が続きます。

  
道端には、コエゾゼミ(左)も登場。おっと、お久しぶりだね。
えらくおとなしかったモンで、正面顔(右)なんかも撮ってみました。

  
さらに。奥のポイントへ移動してみると、こちらでもオオゴマシジミ多数。
吸蜜(左)も、べったり開翅(右)もたっぷりご披露していただけます。

  
ほんの少しだけ咲き残っていたクガイソウにも吸蜜に来てくれました。
事前に聞いていたとおり、紫色の花だとより一層イイ雰囲気になるんですね♪

  
周辺をうろうろすると、ミドリヒョウモン(左)がいたり、
ヘリグロチャバネセセリ(右)が登場してくれたりもします。

  
しかし、この場所のオオゴマシジミは個体数が本当に多くてうれしくなります♪
あちこちでいいシーンが展開されていて、目移りしちまって困るくらい。

  
雨上がりが幸いしたんでしょう、ほとんどの個体がパカパカと開翅して
くれるのも嬉しい限り。深いブルーが本当にきれいですよね。
というわけで、皆さん大満足。お次のポイントへ向けて移動することに。

  
戻っていく道すがらでは、ヒメジョオンでの吸蜜(左)も見れました。
コガネムシの仲間をGETしたオオイシアブ(右)にも遭遇。ギャング顔だなぁ。

  
オオゴマシジミの食草であるカメバヒキオコシ(左)はあちこちに大群落がありました。
さらに歩いていくと、いきなり道端にコヒョウモン(右)もご登場。

  
んで、一番最初にオオゴマシジミを見た場所まで戻ると、同好者らしき方を発見。
ありゃ、なんとフィールドノートのTheclaさんじゃないですか!
ということで挨拶をすると、なんとカメラを向けていたのはオオゴマシジミの交尾、
ということでさっそく交ぜていただいてバシバシと撮影♪

  
その場所で粘っていると、運よく産卵シーン(左)も撮影に成功♪
近くでは、これまた新鮮できれいなルリシジミ(右)もいました。

  
結構驚いたのは、すぐそばで登場してくれたメチャクチャ綺麗なヒメシジミ。
朝っぱら見た個体はボロばかりでしたが、君はピカピカやねぇ♪


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