| ＜２＞新穂高周辺 続き |
さて、満足しつつ引き返していくと、道中でシシウドの花上にキアゲハの幼虫(左)を発見。
なんか♀に全力でアタック中のヒメシジミ(右)にも出会えました。
道端には、面白い雰囲気のミヤマコゴメグサ(左)があったり、
ミヤマコウゾリナ(右)があったりと素敵な出会いも続きます。
黄色のきれいなコキンレイカ(左)や、ピンクの鮮やかなシモツケソウ(右)
なんかはあちこちに群生していました。こういう場所は花も面白いですよね。
なにげなく見た道端のヤマハタザオにスジグロシロチョウらしき蛹(左)も発見。
周辺にはイブキヒメギス(右)もいたり、あれこれ楽しい時間が続きます。
さて、お次に転戦してきた場所では、初手からエルタテハ(左)がご登場。
ヒメキマダラヒカゲ(右)はやたら多く、あちこちで吸蜜していました。
歩いていくと、いきなりコヒオドシ(左)もご登場！
あっけない出会いに興奮しましたが、あまり近づけないままに飛んでしまって残念。
その後、ちょいとした冒険に挑戦することにして(謎)、奥まで歩いて
いきますが、満開のソバナ(右)がうれしかったくらいで、不思議なほど成果なし…
かろうじて、遠くにキバネセセリ(左)がいたのと、オオルリ♀(右)が
いたのが成果なくらいかな？ということで、無駄足だったね、と笑いつつ
戻ってくると、theclaさんがいらっしゃっていてびっくり。
その上、挑戦せずに居残っていたma23さんが「コヒオドシが再登場して
吸蜜シーンが撮れました！」というので、みんなでガックシしたり(笑
引き上げようとすると、最後にエルタテハが登場。結構のんびりと撮らせて
くれたのでした。ありがたや、ありがたや。
その後、theclaさんのご案内でさらに別のポイントへ移動することに。
さて、車から降りて歩き始めようとすると、目の前の萩の花に
アカセセリがいることに気付きます。折からの風に難儀しつつ、バシバシ撮影。
面白かったのは、このアカセセリは何を勘違いしたんだか、
ヘリグロチャバネセセリにしつこく求愛(左)してました。サイズとかいろいろ違うけど…
あまりにもご執心だったので、手を出すと、なんと両方とも乗ってくれて、
摩訶不思議な手乗り写真(右)も撮れました。これは珍しいパターンじゃん？
さて、この場所の狙いはといいますと、こちらのゴマシジミ。
ちょろちょろすばやくて難儀しましたが、静止(左)に続いて、産卵(右)も見れました♪
草地では、タチフウロ(左)があちこちに咲いていて見事でした。
うろうろすると、アカセセリ♀(右)もご登場。
かわいいフキバッタ類(左)にも会えました。これはミカドフキバッタかな？
ちょっとぼろかったけど、クジャクチョウ(右)も登場してくれます。
さらに遊びまわっていると、なんと、「蝶の玉手箱」のcactussさんもご来訪
してびっくり。あとでお聞きすると、先ほどの峠にもいらっしゃっていたとのことで、
みなさん考えることは結構一緒なんですね(＾－＾)
というわけで、6人でうろうろ撮影していると、ゴマシジミ(左)に続いて、
道端のセンニンソウの花上にはカラスシジミ(右)も登場。
ふと水田をのぞきこむと、あちこちにアキアカネの羽化殻(左)がついていて、
よくみると、羽化直後の個体(右)もまだ見れました。もう夕方近かったけど…
さらにうろうろすると、アケビコノハの幼虫(左)も発見！
おなかの模様がえらく印象的なシロヒトリ(右)にも出会えました。
満足して引き上げようとすると、道端に見事な実をつけたナワシロイチゴ(左)を
発見。思わず試食しましたが、なかなか美味でしたよぉ。
近くには、なんか怪しげなカメムシ(右)も発見。ツノカメムシ類風なので、
珍品フトハサミツノカメムシ♀かな？と思ったのですが、結局図鑑を見ても
よくわからず。いずれにせよ、最後まで楽しい出会いの続いた一日でした。
というわけで、最初はどうなるかと思いましたが、メチャ楽しき一日でした。
やはりこのカルテットで動くと、みなさんヒキがお強いもので、
外れがありませんね。今回も天気予報もきれいに外れて晴れ間多数。
んでもって両ゴマをバッチリ撮れちゃいましたし♪
この日は早めに宿に戻り、美味なる食事と酒でさらに幸せになり、
天気予報を見ると明日は「晴れマーク」になっていたのでさらに興奮し、
地図や図鑑を引っ張り出しては、明日の予定を夢想して
ああでもないこうでもないと賑やかに計画を練っていましたが、
なんか空模様が怪しくなって、バリバリと雷の音がするなぁと思っていると
午後9時頃にイキナリ停電して真っ暗になってビックリ。
しばし待てども復旧の様子もなく、やることもなくなったので4人とも
10時頃にはすっかり夢の世界に落ちていったのでした(笑