<3>小笠原・母島 続き |
道端には、オオホシダ(左)も見つかりました。大柄で面白い次第ですね。
オガサワラビロウ(右)も、ヒョロヒョロした花をつけています。
ふと見ると、ムニンデイゴの樹にシチトウメジロがやってきて
盛んに蜜を吸っていました。たしかになんか蜜がたっぷり入ってそうな花だよな。
うろうろすると、ヤロードもけっこう花のついた株がありました。
これも満開になったらけっこうきれいなんでしょうねぇ。
待てど暮らせど出現しそうな気配はないので、さらにうろうろすると
保護区の外ではグリーンアノール(左)をやたらめったら確認。多いなぁ。
青空に揺れるタコノキ(右)なんて景色は、やっぱり小笠原!って感じですね。
そうこうするうちに、少し雲が出てきたので、さらにちょっと移動してみると、
すぐさますぐ近くにメグロ(左)が出現。林の中を歩くと、林床には一面に
アカギの芽生え(右)があってちょっとゾッとします。生命力が強いわけだ。
ここではホシツルラン(左)の保護がされていましたが、残念ながら花の季節では
ないので、色づいていた葉を撮影。また花の頃にも来たいネェ。
近くでは、胞子葉はなかったけど、可愛いマツバラン(右)も1株だけありました。
思いついて倒木をひっくりかえすと、ウズムシ類(左)がいたり、
なんか面白い色合いのヨコバイ類の幼虫(右)がいたりします。
残念ながら、期待していた某クワガタなんかは姿を表さず。
チャコウラナメクジ(左)もいました。キミはこんなトコにまで帰化してんのか。
さらにうろうろすると、えらく茶色いグリーンアノール(右)を発見。
さらに思いついて場所を変えてみると、メグロ(左)がまたすぐ側に出現。
巣立ったばかりという雰囲気の幼鳥(右)が親に餌をねだるところも
見れましたが、給餌シーンは撮影成功ならずでした。
林の中を歩くと、あちこちにムニンシュスラン(左)が目につきます。
まだ花の名残がある株(右)もありました。一度でいいから花も見たいなぁ。
オガサワラグミ(左)もいくつありましたが、花も実もなくて残念。
林縁にはマルハチ(右)がところどころにあって、嬉しくなります。
な〜んかおもしろいスタイルのハエ類(左)にも遭遇。固有種だったりするかな?
何かに押しつぶされたらしき、オガサワラトカゲの干物(右)もありました。
なんだかぎっしり花芽をつけた樹(左)もありました。これが噂のムニンノキかなと
思うんですが、あまり近づけなかったのでよくわかりませぬ。
オガサワラノスリ(右)も何度も何度も飛び交いました。
林の中にはオガサワラヒヨドリが多数いて、飛び交っていました。
うす暗いトコなのでろくに撮れやしませんでしたけど。
メグロ(左)もたくさんいましたが、チョロチョロするので、撮れたのはお尻だけ。
ここらでもムニンネズミモチ(右)がたくさんあって、これに飛来しないかなぁとか
勝手なことを考えていると、ふいに崖下を白い小さな蝶影が横切ったんです!
え!? あ、今のはそうじゃないか!?きっとそうなんじゃないか?
大興奮してしばし待つも、二度とその姿は現れませんでした。
いやでも、間違いなく蛾じゃなかったと思うンだよなぁ。
そう、きっと私はオガサワラシジミに逢いはしたんです。そう思いましょう。
んで、その後も全く成果がないのでちょいと移動すると、
道端には立派なテリハハマボウがありました。花は遠かったんですけど…
青い海を見渡す、海辺の崖の上で、今度はオガサワラセセリを探すぞ!と
意気込みましたが、これがものすっごい風で、ススキ原はベタッと寝っぱなしなんです。
その状況じゃ当然見つかるわけもなく、諦めてさらに移動すると、
ここでも大満開のオオバハマアサガオ(右)を発見。
うろうろすると、なんとオオハマギキョウもありましたが、これがまたウソみたいに
無残に葉が食い荒らされてるんです。あわわ、こいつはお可愛そうに…
でも、母島にはヤギはいないはず。これって、アフリカマイマイの仕業なんでしょうか??
さらにうろうろすると、エダウチチヂミザサ(左)があったり、なんかおもしろげな
スゲ類(右)があったりしますが、なかなか条件のいい場所にはあたりませぬ。
面白そうなキノコもありました。え〜〜と、
クジラタケ(左)と、ヒイロタケ(右)であってるのかな?キノコも難しいもので…