<3>小笠原・父島 続き |
さらに歩いていくと、なんか面白い花(左)がありました。咲き残りのオオハマボッスかな?
シマシャリンバイ(右)は立派な黒い実をたくさんつけています。
さらに歩くほどに面白い出会いは続きます。これも咲き残りな感じのムニンネズミモチ(左)。
ムニンテンツキ(右)はあちこちに群生していました。しかし、小笠原ともなると
道端のものほとんどが初撮影なので、片っ端から撮っちゃいますね。あとが大変(^^;
ノヤシ(左)もいい感じのやつがありました。ちょっと日差しが強すぎて撮りにくいけど…
えらくカラフルなクロツグの実(右)も発見。う〜ん、ラテンアメリカな感じだなぁ。
林の中にはオガサワラリュウビンタイ?(左)もありました。
そんなこんなで楽しんでから町に出ると、あちこちにハイビスカス(右)が咲いてます。
こちらは南国で咲いてると、逆にヤラセくさくて少しイヤですね(^^;
ちょっと面白かったのが、大満開になっていたゲットウ(左)。
花のアップを撮ろうとしたら、ヒョコッとセイヨウミツバチ(右)が出てきたのもビックリでした。
お手洗いに立ち寄ると、壁にチャイロネッタイスズバチの巣(左)を発見。
これは小笠原にだけ見られる帰化種なんですが、この日は親には遭遇せず。
壁に小さな蛾(右)がいたのでとりあえず撮影しましたが、後で調べると
オオモンヒメシロノメイガという南方系の蛾とのコト。こんなのでもなかなか他の場所で
見れないものだったりするんだから、やっぱりなんでもかんでも撮っとかんとね。
巨大なアオノリュウゼツラン(左)が林立している風景もなかなか目をひきます。
イソヒヨドリ(右)はやたらと多くてにぎやかでしたが、あまりかまってられなくてこの1枚のみ…
この日難儀したのは、えらいこと風が強かったんです。街路樹なんてこんな感じ(左)。
んで、港のほうに戻ってくると、ちょうど今から乗るははじま丸(右)が到着するとこでした。
まだ少しだけ時間があったので、港近くの水産センター(左)に立ち寄ることに。
入り口のとこには、悠々と泳いでいるアオウミガメ(右)がなんともいい感じです。
一緒にいろんな魚が入ってましたが、水面が風で揺れまくってろくに撮れず。
何度見ても色鮮やかなウメイロモドキ(左)と、初めてお会いしたファンキーな
ソウシハギ?(右)が印象的でした。海の魚は手を出さないという不文律が自分の中に
あるんですが、こういうのを見るとちょっとばかり惹かれちゃいますね〜。
さて、館内に入るとえらいこと立派なイシガキダイ(左)が悠々と泳いでいました。
久しぶりの出会いとなるオガサワラヨシノボリ(右)も多数飼育されています。
久しぶりで嬉しいので、♂(左)、♀(右)ともバシバシ撮影。
婚姻色も鮮やかに出ていたのが印象的でした。
今回の旅の中で余裕があればこいつらを沢で捕まえようという計画でしたが、
結果的にはここで撮影しておいてよかったね、ということに(笑
あちこちの沢に帰化しているグッピー(左)やら、モザンビークティラピア(右)やらも
飼育されていたので、バシバシとって遊んでいるうちにタイムアップ。
大慌てで港まで走って戻り、乗船手続きをすることに。嗚呼、時間が足りん。
港のどうでもいいコンクリの隙間にコゴメミズ(左)があったんはビックリでした。
お初にお目にかかりますが、こんな劣悪な環境に帰化してんですか。
んで、ははじま丸に乗り込んで甲板に立つと、我が青春の赤灯台(右)が見えて
なんともしみじみした気分になってみたり。ああ、あの頃に帰りたい。
そんなタワゴトいってる隙に、ははじま丸はあっけなく出航。
数時間前までお世話になっていたおがさわら丸(左)を撮ったりしてるうちに、
ぐんぐんと父島の光景が遠ざかって(右)いきます。アディオス、アミーゴ。
船の中には、あきらかにN氏のデザインであろう見慣れたかんじの看板(左)を発見。
…そうです。実は密かにこいつを探しにいくんですよ。いや無謀すぎることは知ってますが。
改めて夢のかなう可能性を計算して、小数点以下が何桁になるのかと思い悩んでいるうちに、
いきなり頭上をカツオドリ(右)が飛び交い始めたので、大慌てでバシバシ撮影☆
この個体はえらく愛想ヨシで、しばらく船の上にとまって(左)くれたりもしましたが、
この時には風が強い→波が高い→船が揺れまくる、で撮りにくいことありゃしません。
それでもかなりの長時間頭上を飛び回って(右)くれたので必死で撮影。
本当にスゴイ揺れなので、狙ったつもりでもフレームアウトの連続。
汗まみれになってひたすらレンズで追いかけていると、まわりの方々の失笑を
買いました。そうですよね、あやしいですよね、どもスンマセン。
何度か勢いよく急下降(左)して、トビウオをGETしてました。
そうこうするうちに、波の向こうに母島(右)の勇姿が見えてきました。
この時、脳裏に去来したのは「いよいよやってきたぞ!」という威勢のイイ気分ではなく、
「ああ、来ちまったな〜」だったので、我ながら笑っちゃったりとか。
いやはや、夢を追うのはいいんですが、確率低すぎる話だし…