岡山漁獲旅A〜吃驚した日〜 09.1/18

この日は、なぜか岡山の魚捕りに再挑戦してまいりました。
理由は、最近メールのやり取りさせていただくようになったSさんの
メールに刺激されて、ちょっと再挑戦したくなったという次第。
とはいえ、正月早々に、あまりにもステキな展開を経験してますので
そちら方面はちょっと怖い。では、岡山西部に攻め込もう!
というわけで、相変わらず地図を眺めてあれこれと思案し、面白そうな
水系に目星をつけて、果敢に特攻してきたわけです。
当日は朝っぱらからのかなりの低温にマジ帰ろうかとも思いましたが、
攻め込んでみると、予想以上の成果たっぷりにちょっとビックリ。
そして、心底ビックリする驚くべき展開まであった濃密な一日になったのでした。
いやはや、岡山はコワイとこですよ。ホントに。
#今回はさらに予想外の成果がありましたので、一部内容をパスワード管理
#することとしました。こちらのページでパスワードは筆者の携帯電話の番号を
#ハイフン抜きで入力ください(笑)。知りたい方は、作者までご連絡ください。

<1>岡山西部某所

  
というわけで、まずは早朝から車でうろうろして、面白そうな水路を探索します。
ほどなくいい感じの水路があったので、分厚い雲の下、凍えながらお魚捕り開始!
しかし、橋の下のいかにもな淀みに勢いごんで網を入れてみると…
第一投目で捕れましたのは、でっかいオオクチバス(左)。うわ、テンション下がるナァ…
負けずに回りを攻めると、今度はでっかいカムルチー(右)。う、う〜〜ん。

  
でも、しばらくすると、婚姻色の色鮮やかなカネヒラ(左)もGET。
やっぱり、岡山辺りだとド普通種なんですかね。
ここでは、スジシマドジョウ中型種(右)も捕れました。なぜか今回は小型種は全く
捕れず。前回は水路だと小型種の方がはるかに多かったんですけどね。

  
さらに場所を変えてうろうろすると、川辺では霜で真っ白に化粧したヤエムグラ(左)。
そだよね、メッチャ寒いモンね。こんな日に川で魚捕りしてるって、バカだよな我ながら。
面白いかったのは、大満開に実をつけていたフウセンカズラ(右)。こんなトコにもあったか。

  
んで、しばらくそのあたりで粘ると、案外とここが魚影の濃い場所だと判明。
まず、かなりの数が取れたヌマムツ(左)と、面白そうなフナ類(右)。
ギンブナにしては色合いが濃いし体高も高いので、もしかしてオオキンブナかなぁ?
と考えているのですが、フナ類は難しくてよくわかりませぬ。

  
んで、残念ながらここでも大量のブルーギル(左)が捕れました。
今の時代、こいつの捕れない場所って何ヶ所くらいあるんですかねぇ…
砂地では、やっぱり今回もカマツカ(右)多数。なぜかドジョウ系は捕れなかったけど。

  
コウライモロコ(左)もたくさん捕れましたが、今回のは小型個体ばかりで一見すると
イトモロコ?って感じでした。そんな中にタモロコ(右)も数匹だけ混じってGET。

  
んで、やっぱりここらの水路はタナゴ系の豊富さが嬉しいトコですよね、
というわけで、今回もやたらと取れたカネヒラ。
婚姻色鮮やかな♂(左)も、どっしりした感じの♀(右)もワサワサでした。

  
アブラボテ(左)もたくさん捕れましたし、タイリクバラタナゴ(右)は毎度ながら
掃いて捨てるほどというと失礼ながら、そんな感じで大量にGET。
ちなみに、こいつらは腹鰭の白線、キッチリ出てましたけどねぇ。

  
そこで、謎のタナゴ類(左)も発見。かなり小型個体でしたが、一応暗色斑もあるし、
シロヒレタビラかなぁ?と思ってたのですが、いろいろ調べるとどうも違う様子。
すると、こいつはナニモノ?カネヒラの極小個体なんですかね?
そして、結構驚いたのですが、1匹だけイチモンジタナゴ(右)まで捕れちゃいました。
Sさん、先に捕ってしまって申し訳ありません!

その後、諸事情で気合が抜けてしまったので、笠岡方面にでも移動して鳥観しようかなぁと
思っていると、なんかものすごい好タイミングで珍鳥情報メールが着信。それも岡山県内♪
というわけで、魚捕りはここまでにして、一気にそちらに移動することに。

  
んで、移動してきたのはとある公園。
うろうろしていると、水路に大量のヤマアカガエルの卵があることに気付きます。
もうそんな時期なんですかね?ちょっと早いような気もするけど〜。

  
カンザクラ類(左)も数花だけ咲き残っていてくれました。
そんな中、うろうろすると、大量のアオジ(右)がいたりしましたが、パラパラと雨が降って
くるほどの超曇天。デジスコのシャッタースピードは1/2秒とか。とほほ。

  
んで、待つほどに、ようやく目的の珍鳥が登場。
青灰色の背中と脇の橙色がなんとも色鮮やかなカラアカハラです。
前々から憧れの鳥だったので感激しましたが、こいつがなんせ暗い場所に出るくせに
チョロチョロ動き回りやがって、ようやく1枚(左)撮れただけで消えやがりました。
最後は、ピョンピョン一直線にコチラめがけて近づいてきてくれたのですが、
デジスコだとそれをやられると、永久にピントが合わないんですよ(T_T)
んで、悔しいので林の中をうろうろすると、かなりこみあったヤブの中に
彼を再発見。しばらく粘ると、見やすい場所に出て(右)来てくれました♪

  
その後、かなり粘りましたが、なんせゴチャゴチャした中をウロチョロするので、ほとんど
まともに撮影できず。ISO400までしかないデジスコだと、SSが1/2秒とかだし…
かなりの時間粘りましたが、まともなカットはほとんど撮れずじまい。

  
撮影中にバサッと羽を広げて(左)くれたり、その後、小さな水路の中で水浴び(右)を
してくれたりもしたのですが、このクソ暗い中で撮れるわきゃァないんです、ええ。
というわけで、結構頑張ったのですが、不本意な結末。
そのうちリベンジせねばなりませんなぁ。宿題ばかり増えていくぞ〜。

  
諦めて帰ろうとすると、池には大量のオナガガモ(左)。
看板の上で虎視眈々と餌を狙うスズメ(右)がなんかかわいい感じでした。

  
ここの公園ではコブハクチョウ(左)も飼育されていて、メチャクチャ人慣れしてて
カメラ向けたらグングン近づいてくるんです。ちゃう、これは餌じゃねぇぞ。
んで、池の中を見ていると、えらくハンパな色合いの、おそらくヒドリガモとアメリカヒドリの
雑種らしき個体(右)も見つけましたが、もうどうしようもなく暗いのでギブアップ。
寒いと体力を消費するのね、ということを実感しつつフラフラになりながら帰路についたのでした(^^;

〜おまけ〜

  
というわけで、恒例の自宅水槽からは、婚姻色のキレイなカネヒラ(左)。
ちなみに、婚姻色の全く出ていない若い個体(右)は、現地ではいろいろと
まぎらわしかったです。ってか、タナゴ類って結構難しいよネェ。

  
んで、シロヒレタビラ?と思っていた謎のタナゴ類(左)。ヤリタナゴなのかな?
そして、いい体格しているイチモンジタナゴ(右)。我家の水槽は、ますますもって賑やかに
大変な雰囲気になっています。そろそろ水槽増やさなきゃ?

というわけで、あれこれ予想外の展開に楽しめた一日でした。
なんちゅうか、まぁ岡山の底力を実感した感じ。
まだ本格的な挑戦は数回ですが、いつでもタナゴ類がザラザラ捕れちゃってますから、
やっぱりすごいですよね。じっくり探求すればかなり楽しめそうですが、しばらくは
近づかないことにしようかなぁと思ってます。リスキーな事もわかってきましたし(笑
でも、タナゴ系なんかは捕っていると面白いですよね〜。
近日中に、さらなる挑戦を敢行する予定でもありますが、一段落したら
地元周辺での魚捕りもあらためて追求していこうと思います。
なぜかしらずっと縁のないシロヒレタビラをまず主眼に、かな(笑
今年はクソ寒い冬になってますが、負けずに頑張るぞっと♪


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