| ＜２＞伊勢市周辺 |
さらにしつこくウロウロすると、ミスミソウ(左)もありました。春先も楽しそうですね。
あちこちの林の中を、サワガニ(右)が闊歩しているのも印象的でした。
さらに粘ると、これも比較的レアモノのテイショウソウを発見。
さすがに花には早く、ほとんどが葉(左)だけでしたが、花芽をつけた株(右)も見れました。
えらく大柄なテンナンショウ類の実(左)も発見。ここのはなんて種類かナァ…
なんて思っているうちに、今回の一番の狙いであるチャボホトトギスの葉(右)が
一面にある場所も発見。でも、花が全然ないんです。う〜ん、なんでじゃ？
しつこくウロウロしまくって、ようやく一角で花のついたチャボホトトギスを２株発見！
大願成就！と言いたいところですが、いずれも花がボロボロ状態なんです。
見るには見れたけど、これじゃぁちょっと…とさらに粘りましたが追加は結局なし(ToT)
マシな方の花をアップ(左)でみると、なんだか面白い按配ですね。晴れたら開いたかな？
花芽のついた株(右)も結構ありましたから、また時期をズラして再挑戦しなきゃですね☆
じっくり探していると、林の中に花芽をつけたセンブリ(左)を発見。そっか、そんな時期か。
なんだかおもしろげなテングタケ類(右)もありました。毒キノコって雰囲気ですね。
ちょっと驚いたのは、道端にあったセンブリ(左)。もう開花してるんですね。
なんていってたら、ものすごい大株(右)もありました。こりゃ壮快だ！
そして、何気に嬉しかったのがこちら。ナガバノコウヤボウキです。
なぜかこの花には縁がなく、いつも花の終わった姿しか見たことがなかったので
ちょっと感激。うん、大雨の中でも来てみるとイイコトあるもんだ。
ナンバンギセル(左)もありました。これも濡れ細っても絵になるね。
石垣にはオノマンネングサ(右)も群生していたりしました。
いい雰囲気で実をつけたサルナシ(左)もありましたが、霧の中ではどうにもこうにも…
美味そうなタマゴタケ(右)などもありましたが、段々雨が強烈になってきて
さすがにヤバそうなので引き上げることに。
ついでに…というわけでもなんでもないですが、ちょぉっと遠回りして
前々から気になっていた水生植物を探しに行くことにしました。
到着した頃には、ようやく雨が小降りになったので再度散策開始。
水路に揺れるミクリ類(左)など見つつ、湿地を歩くと、あちこちにミズオトギリの実(右)を発見。
ヌマダイコン(左)も点々と咲いていました。そして、明らかに増水しきった状態の
湿地では、ミズユキノシタ(右)なんかがごっそり生えてていい感じ。
んで、ビックリしたのが、あちこちにあったヒメビシ(左)。案外レアモンなんですけどね。
じっくり探すと、1株だけですが、花が咲いている株(右)も見つかりました。
おどろいたことに、1は名だけ咲き残っていたミズオトギリ(左)にも遭遇。
未熟なホソミイトトンボ(右)もいたりとか、案外と発見が続きます。
さらにウロウロすると、リスアカネ(左)やら、オオイトトンボ(右)やら、
雨の中でも活発に活動するトンボたちを次々発見。おまえら、元気やナァ。
驚いたのは、一角にだけ大群生していたオギノツメ。
そういえば南方系のイメージがありますが、ここらへんにもあるんですねぇ。
やたらとひょろ長い、ヒメミクリ？(左)にも会えました。そして、水田地帯に移動すると
放棄水田にたくさんのヒメビシ(右)があってビックリ。本来こんな場所にあるもんなんだ。
この日は相当増水したようで、ミズマツバ(左)やら、ミズワラビの芽生え(右)やらは、
すっかりと水の中に沈んでいました。小物の湿生植物にも狙いたいものがあったのですが
この増水っぷりじゃダメかなぁ、と思ってたら案の定サッパリ見つからず。
ミズトンボ(左)にまだ咲き残っている株が会ったのがビックリでした。
そうこうするうちにあっけなく日も沈み、タイムアップ。脱皮中のホシササキリ？(右)を
四苦八苦しながら撮影して、雨に祟られた一日の〆としたのでした。
というわけで、予報どおりの一日でした(笑
いや、わかってたんですよ、恐らくそうなるだろうことは。
オトコにはワナだと分かっていても、あえて進まなきゃいけないコトがあるでしょう？
……ということで笑って許していただければこれ幸い。
（どんだけワナに満ちた人生なんかというツッコミがありそうですが）
それでも、花は終りかけていたとはいえ憧れのチャボホトトギスをはじめ、
あれこれと素敵な出会いがあったのだから嬉しいもの。
雨でも何でも力一杯遊びつづけられる、こんなステキな趣味に出会えた
自分はつくづく果報者だと思いますねぇ。ありがたや。
おかげさまで世間様とはかいりしつづけているあたりがチト問題ですが。
ま、コレが我が道なんです。突き進むといたしましょう(笑