流浪なお盆B〜とりあえず的山登り〜 08.8/16

<2>烏帽子岳周辺

  
湯の丸山山頂から、一気に下り始めると、ホツツジ(左)が登場。
あちこちに、ハクサンオミナエシ(右)も咲いていたり、いい雰囲気です。

  
面白かったの葉、そのあたりでびっしりとついていたハムシ類。ヤナギルリハムシとかに
似てますが、お名前は?なんせえらくみっちり取り付いてました。綺麗なんだけどね。

  
メタカラコウ(左)は今回は手近になく、遠くに数株あっただけでした。
そのかわり、あちこちで大満開で出迎えてくれたのは、マルバダケブキ(右)。

  
シデムシ系の幼虫(左)にも会えました。ここらだとなんて種類だい?
んで、ウロウロしているとミヤマシロチョウの調査看板(右)も発見。調査日もたかだか
半月前。こりゃ、絶対にこのあたりに生き残りがいるハズ、そう思い込んで
目を皿にしながらひたすらウロウロ。でもそれっぽい姿は皆無。

  
さらに歩いていくと、いい雰囲気のコウリンカ(左)を発見。何度見てもイイね。
んで、そこでビックリは、突然舞い降りたキベリタテハ(右)。この1枚だけで飛び去り
ましたが、昨日のプチリベンジができたようで、ちょっとだけ嬉しかったりとか♪

  
そのあたりから、クジャクチョウが多くなりました。翅裏(左)は真っ黒、
開翅(右)すると豪華絢爛というこの組み合わせは、何度見てもすごいです。
信州だと普通種でしょうけど、やっぱり追いかけて撮りたくなるだけの魅力がありますね。

  
ガレ場っぽい場所では、タチコゴメグサ(左)も何株も見つかりました。
そして、こちらもお久しぶりのミヤマハンミョウ(右)も無事GET。

  
シナノオトギリに相当するのでしょうか、小さなオトギリソウ類(左)もありました。
そして高山性ヒナバッタ類(右)も発見。分布的に見ると…タカネヒナバッタでイイのかな?

  
エゾカワラナデシコ(左)もポロポロと咲いていました。そして、ちょっと小躍りしたのが、
えらいこと花付きのよいコウリンカの群落(右)。こんなまとまってるのは初めて♪

  
汗だくになって烏帽子岳を登りきり、折り始めると、ビックリに遭遇。
近づけなかったけど、ツマグロヒョウモン(左)なんですよ。今や高山にもいるんですか。
そう思ってよくよく見ると、その後も何度か目撃。時代は変わったのネェ。
イキナリ目の前でベッタリ全開の、愛想のよいシータテハ(右)にも会えました。

  
そして!
ここでフワリと目の前に舞い降りたのは…うわっ!キベリタテハじゃん!
この頃から雲が急に厚くなったのが幸いしたのか、目の前から全然逃げません。
そして、すぐさまパタパタと開翅モードに。もう大興奮!

  
そう思っていたら、さらに日が翳って、キベリタテハはべったり大全開。
大慌てでバシバシといろんな角度から撮りまくりますが、うっかり飛ばして
しまっても、すぐ近くで再度ベッタリ止まってくれるので嬉しさのあまりパニック♪
でも、その後数十枚撮るも相手は堂々としたままで、最後にはこちらが根負けしました(^^;

  
行きとは違う道で戻り始めると、なんか可愛らしいイチゴ類(左)を発見。なんだっけ?
林の中には、タムラソウ(右)もいい雰囲気で咲いていました。

  
林縁には、アサギマダラ(左)がフワフワとやたら多数飛び交っていました。
そして、笹薮では、半開翅してくれているゴイシシジミ(右)も発見。

  
薄暗い林床で見つけたのは、本当にお久しぶりのシャクジョウソウ。
それも、大きな群落があって、思わずバシバシと撮りまくっちゃいました。
腐生植物ならではの現実感のなさが、なんともいえず大好きです☆

  
さらにうろうろすると、えらく新鮮なギンボシヒョウモンが登場。なんかえらく愛想がよく、
翅表(左)、翅裏(右)ともにばっちり撮らしていただきました。でもまだこの鮮度なんだ?

  
さらに下っていくと、林の中に面白いキノコ(左)発見。ハナビラタケでいいのかな?
キバナノヤマオダマキ(右)もかなり花盛りの株があったりします。

  
さらに下っていくと、湿地がある場所に到着。ネバリノギラン(左)があったり、アヤメ(右)が
咲いていたりしますが、このあたりできっと、と思っていたミヤマ2兄弟は
ここでも空振り。今年はサッサと終わってしまったってことでしょうかね。トホホ。

  
ちかくのキャンプ場では、なぜか焚き火跡にシータテハが集まっていて、
翅裏(左)、翅表(右)ともに撮影することができました。
撮影しているうちに、エルタテハも飛来したのですが、追いかけ始めた途端に
近くで子どもがサッカーをはじめて、ジャマな視線をこちらに投げてくるんですごすご退散。

  
駐車場まで戻ってくると、池の平まで歩いていけるほどの時間は残らず、
諦めて早めのバスで帰る事に。最後に周辺をうろうろすると、なんとヤナギランをもりもり
食べているスズメガ類の幼虫を発見。終齢(左)と弱齢(右)ではえらく模様が違いましたが、
調べてみると、これはイブキスズメなんですね。親も見たかったなぁ〜。

というわけで、狙いの池の平には行けず、かなり期待していたミヤマ2兄弟も空振り
でしたが、あれこれと成果の多い一日でした。予想外に高原系タテハ類を相当見れて
いい感じでしたね。来年は、ミヤマ2兄弟の旬な時期に再挑戦したいと思ってます。
ただかなり遠いので、一緒に遠征してくれる方、いらっしゃいませんか〜?
さて、この日は早めに切り上げた後、なぜかしら一路都心へ。
というのも、大学時代の旧友とのちょっとした呑み会があったのです☆
内容はとりあえずまだマル秘な部分があるので伏せておくとして、
久しぶりにお会いしたTさん、Nさん、Mさん、皆様全くお変わりない雰囲気で、
久しぶりに好き勝手に盛り上がれる酒が呑めてとても楽しい時間を過ごせました。
ついつい、焼酎に手を出してラリパッパに酔っ払ってしまったあげくに
かなりの失言をばら撒いたような気もするけど、まぁ愛嬌ってことでご容赦を!
ええ、皆様、大変お騒がせ致しました(笑)、んで楽しい時間をありがとうございましたm(_ _)m
んで、グデングデンに酔った挙句になぜかムーンライト信州に飛び乗って山梨まで戻り、
あげくに翌日の待ち合わせ場所近くの駅で降りて建築現場でグ〜スカ野宿してみたりとか。
んっと、ワタクシが一番成長してませんかね、やっぱ(笑


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