<2>釧路湿原周辺 続き |
さらに練り歩くと、エゾノヨロイグサ(左)もかなりの大株をいくつも発見。
ミヤママタタビ(右)もピンク色の葉をたくさん揺らしていました。
トンボ方面では、キタイトトンボ(左)を何匹も確認。
そして、色の出始めたムツアカネ(右)も見れたんですが、これが爆裂に警戒心が
強いんですよ。地面にベタッと止まっているくせに、5m以内に近づくとスッと飛んで、
まるで道教え状態に、ひたすら数m先に飛んでいきやがるんです(^^;
ここで嬉しい出逢いもありました。お初のエゾヒメシロチョウです。
ヒメシロチョウに比べると丸っこい感じですね。ま、ここはエゾしかいないので確実ですが。
ここで、K少年が望んでいたミヤマクワガタ♂(左)との出逢いもありました。
サカハチチョウ(右)もいましたが、ここでもアカマダラは見つからず。
そのあたりから、何度か路上でみつかったのがこちらのアイノミドリシジミ。
現地ではジョウザン?といってましたが、地色が濃いのでアイノかな。
全然開翅はしてくれず、テリハリも見れませんでした。もう擦れてたしなぁ。
いきなりエルタテハ(左)が出現するなんていう大ラッキーもありました。
近くで見つかったのは面白い造形の、ウスイロギンモンシャチホコ(右)。ファンシー♪
ピッカピカのアオツノカメムシ(左)もいました。思わずバシバシと撮ってから、
O氏と「こんなの撮ってる場合じゃないよな」と笑いあったりとか。
さらに歩いていくと、ハナイカリ(右)なんかも発見☆
エゾイトトンボ♀(左)も何度か見ることができました。そして、ちょっとビックリ
したのは、サトキマダラヒカゲ(右)。半開状態だったんですよね。
よく考えたら、本種の開翅を見るのは初めてかもしれません。意外に貴重かも♪
さて、お次に転戦した池では、ミズスギナ(左)を多数確認。
ジャノメチョウ(右)も多数飛んでいて、ホザキシモツケでの吸蜜も見れました。
ここで、予想外の出逢いがありました。あちこちでフワフワ舞っていたのは
羽化直後のキトンボ(左)。こんな場所にもいるんですね。
実はキトンボお初のO氏はちょっと大興奮されておりました。
あとは、エゾトンボ(右)と、キバネモリトンボが飛びまくっていましたが、結局
キバネモリトンボはここでも空振りしつづけ。うむ、残念。
近くには、面白げなフキバッタ類(左)発見。やっぱりミカドフキバッタでいいのかな?
近くではチドリケマン(右)も発見。ナガミノツルケマンとばかり思い込んで撮りましたが、
北海道のは別種になっていたんですね。知らなかったなぁ〜。
草地では、ハネナガキリギリス(左)がやたらと鳴いていたので、O氏と一緒に
探しまくりましたが、これがものすごく潜るようで、撮れたのはこの1個体のみ。
そして、ここでようやく登場してくれたのはアカマダラ(右)。
予想以上に黒っぽくて、サカハチチョウとは雰囲気が違うというのは意外でした。
その後、林道を走っていると、ほんとうに目の前にタンチョウが出てくるという
ハプニングもありましたが、当然のごとくカメラは間に合わず。
そのかわり、農耕地で、再度タンチョウ(左)に会えました。意外に個体数は多いのか?
そのあたりでは、大満開のマツヨイセンノウ(右)も発見。
チシマオドリコソウ(左)はあちこちに小群落がありました。
小さなキャベツ畑には、モンシロチョウ(右)も多数。オオモンシロがいないかと
バシバシ撮りまくりましたが、結局全てモンシロチョウでした。このあたりにはいないの?
お次に到着した林道では、初手から交尾中のオオウラギンスジヒョウモン(左)を
発見。ホソバノキリンソウ(右)なんかもいい感じに咲き誇っていました。
林道沿いにハンノキが多かったからか、ミドリシジミも吸う個体登場。
この辺りの個体は案外鮮度が高く、綺麗でした。開いてくれなかったけど。