アコガレとの再会〜紅紋探求記〜08.6/7

<2>吉備高原某所

  
なかなか成果があがらないので周辺をウロウロすると、イワキンバイ?(左)を発見。
オオキヌタソウ(右)の咲き残りも見つかったりとか、やっぱり面白い場所だなぁと実感。

  
これまたかなり久しぶりのオオバイカリソウ(左)なんか見つけて感激してると、
近くにヒメキマダラセセリ(右)登場。これまたえらくベッピンサンで♪

  
そのままついでだってんで、すぐ横にある池まで足を伸ばすと、ヨツボシトンボ(左)多数。
キイトトンボ(右)なんか、ちょうど最盛期らしくてやたらめったらいました。

  
メッチャクチャ羽化直後らしき翅がピカピカのコシアキトンボ(左)も発見。
モノサシトンボ(右)もやたらめったら多くて、いい環境なんだなぁと実感します。

  
さらに少し奥の林まで足を伸ばすと、咲きかけのウメバチソウ(左)を発見。いい雰囲気♪
そして、感激したのが、ササクレヒトヨタケ?(右)。いやぁ、このスタイルはあまりにも抜群。
この下に小人サンがあるいていても、なんら違和感がない雰囲気でしょ?
#ウメガサソウの書き間違いでした。まぎらわしい名前じゃわい

  
近くをウロウロすると、クロヒカゲ(左)がいたり、ヤマキマダラヒカゲ(右)がいたりと、
これまたなかなか面白そうな雰囲気です。環境が多様で懐の深い場所だなぁ。

  
なんともシックなデザインの、スミアカベニボタル(左)も発見。いやぁ、ナイスデザインですね。
近くにはキスジトラカミキリ(右)もフラフラと歩いていてくれました。

  
これまたなんとも面白いデザインのクロフタオ(左)も発見。このあたりも当然のように教えて
いただいた名前ですが、なんか名前と実情の食い違う名前ですね〜。
その後も、うろうろしつつベニモンを狙いますが、♂(右)は時々現れるものの
なかなか近くには登場せず、そうこうするうちに時間的にも厳しくなったので
またの機会に、ということで諦めて帰リはじめた道すがらのデキゴトです…

  
なんといきなりすぐ側にベニモンカラスシジミ♀が出現したじゃないですか!
完全パニックになりつつ、とりあえず、むちゃくちゃにシャッターを切りまくります。
しかし、あまりにもいいタイミング。ちょうどこの時に帰ってなかったら見れなかったゾ♪

  
と、見ているうちに、なんと腹部を曲げて産卵行動をしはじめました!
もう頭は完全に真っ白。ちょうど手前の葉がジャマでうまく撮れず、
バリアングルモニターを見ながら眼一杯腕を上に伸ばしての撮影だったので、
数十枚撮ってブレてなかったのは数枚のみという体たらくでしたが、
マジで感激しまくりました。嗚呼、神様ありがとうございます♪
ちなみに、彼女が飛び去った後、わくわくしながら枝を探しましたが、
以外にも卵は全く見つかりませんでした。擬似産卵だったんですかね?

  
興奮も冷めやらぬまま周辺をさらに探すと、ルイスジンガサハムシ(左)がいたり、
相変わらず思い白いも模様のギンツバメ(右)がいたりしました。

  
面白かったのは、妙に堂々としてたダイミョウセセリ(左)。写真左脇のアリがウロチョロして
なんども翅の下をくぐるんですが、まったく微動だにしてませんでした。それでいいのか?
近くでは、これも久しぶりの出逢い、アオオニグモ(右)。これまたナイスプロポーションやね。

  
先ほどの池に戻ると、羽化直後のキイトトンボ(左)を発見。半透明じゃん。
ショウジョウトンボの未熟個体(右)もいました。こいつも時期が適当ですよね。

  
なぜか草むらの中にもぐりこんでいたクサガメ(左)を見つけたり。産卵場所探し?
よくよく見ると、池の縁にはスズサイコ(右)もありました。やはりいい環境だね。

  
久しぶりに見る帰化植物も数点ありました。というわけで、何度見てもかわいい
キキョウソウ(左)と、ハナヤエムグラ(右)なんかをご紹介。

  
奥まった池には、ヒメミクリ(左)が咲いていたり、ヒツジグサ(右)があったりと
これまたじっくりと探求すると面白い出逢いがたくさんありそうな環境が広がっています。

  
最後に、近くの水田でやたらと緑の濃いホウネンエビ(左)をみたり、すみっこに
隠れていたカトリヤンマのヤゴ(右)を見つけてもらったりしているうちにタイムアップ。
あまりにも濃い成果にニヤニヤしながら帰路についたのでした。

というわけで、爆裂に楽しめた一日でした。
憧れのベニモンとの再会も無事果たせましたし、それもなんと交尾から
始まって、昨年は見れなかった♀、それも擬似とはいえ産卵までですから、
も、はっきりいってフルコース堪能って感じぃ〜?
ご案内いただいたTさん、本当に本当にありがとうございましたm(_ _)m
しかし、やはりいるべきところにはきちんといるモンなんだなぁと実感。
そして同時に、生息ポイントを探す時のコツもなんとなくつかめた気がします。
いつかは自己開発ポイントを見つけるぞ、エイエイオ〜!
それにしても吉備高原周辺はあれこれと面白いポイントが多いですね。
まだまだ素敵な出逢いがたくさん待っていそうだし、機会を見つけては
周辺をウロウロしたいと思っております。次はとりあえずゼフだな☆


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