<2>京都府各所 |
小さな池の縁には、フタスジサナエ(左)もいました。そして、2匹まとめてクモの巣に
かかっている(右)という哀れな光景も発見。交尾中だったのかな?
これはあれこれ期待できそうだということで、とりあえず面白そうな水田地帯を走って
いた時のことです。なんか一瞬、前輪が浮いたような不思議な感覚…
そして! あっという間にこうですよ!
雨の後の農道の縁はグズグズでまるで溶けたチョコレート。あっという間に前輪は
地面に吸い込まれ、にっちもさっちも。しょうがなくJAFを呼んで、泣きながら待つことに(ToT)
#ちなみに何気なく1枚撮ったこの写真が思わぬ展開を見せます(笑
JAFを待つ間、しばらく周辺の水田地帯をみていると、なんか産卵直後らしき面白そうな
ガ類(左)を発見。もしかして卵を守っているのかな?
なにげなく水田の中をのぞき込むと、ヒラマキミズマイマイ(右)を発見。
ヒメイトアメンボ(左)がいたのでドアップ撮影で楽しんでると、そのあたりに
ホウネンエビ(右)がやたらといることを発見。久しぶりなので興奮し、
それではと車からタモ網をだしたら、JAFの車が遠くに見えて慌てて片付けたりとか。
さすがにJAF呼んどいて横でタモ網振るってるわけに行きませんよね〜(笑
しかし、JAFのおにいさんは技術も的確で、細い道を器用にバックしてきて、
ウィンチをかけてちょっとずつ引っ張り、あっという間に救出してくいただいたのでした。
見事な腕前でございました。いやはや、本当にありがとうございました〜m(_ _)m
少し上流側まで移動して、今度は安全な道に車をとめて歩くと、
道端にはマツバウンラン(左)やら、コゴメバオトギリ(右)やら面白げな帰化植物を発見。
そして、期待していたホソオチョウも何匹か見られました。
何度見てもちょうど韓国の民族衣装とそっくりの色合いですよね〜。
なんともいい雰囲気でしたが、見れたのは全て♂。♀はまだという時期なのかな?
しつこく探すと、幼虫(左)も、蛹(右)も多数発見。いつ見ても奇抜なスタイルやな。
しかし、この場所では安定して発生しつづけてるんですね〜。餌が多いからかな?
よくよくみると、ジャコウアゲハの幼虫(左)もいました。やたらと赤いぞ?
そして、背景が全くイマイチですが、一応飛びモノ(右)も1枚だけGET。これじゃ小さいな。
さらに転戦したのは、京都北部の深泥池。やっぱり途中で渋滞にハマッて
到着は夕方になりましたが、歩きはじめるとキイトトンボ(左)やら、ショウジョウトンボ(右)
やらが結構いて嬉しくなります。アオモンイトトンボなんかはかなりの数が見れました。
水辺で目立ったのは、ドクゼリ。こんな場所にこんなに群生してるんだね、
といいたくなるほどアチコチに今が盛りとばかりに咲き誇っていました。
アメリカミズキンバイ(左)もあちこちにあって、よくよくみると花もいくつか見つかりました。
気になったのは、遠くにいたマガモ(右)。この時期にいるんでしょうか?それともアイガモかな?
うろうろすると、こちらも帰化種のナガバオモダカ(左)の群落を発見。
クロミノニシゴリ(右)もありましたが、なんせ暗すぎて撮影は難航…
ミツガシワの実(左)は、種を撒きはじめている株もありました。
近くには、コフキトンボの羽化殻(右)もいくつか発見。
名前は失念しましたが、おもしろげなカミキリ(左)がいたり、クロオオアリの
女王アリ(右)をみたあたりで、とっぷり日も沈んでタイムアップ。
#左はヒメヒゲナガカミキリだそうです。Mikiさんありがとうございます!
その後、この日も神戸方面まで戻り、行きつけの焼肉食べ放題店で
不足したパワーを充填。ヘロヘロになりつつ帰路に着きました。
そして、予想外のオチは翌日やってきたのです。
体調不良から定時に退社し、病院へ行くために車を出そうとしたら…
な、なんじゃこりゃ〜〜〜!(←松田優作風)
左前側がベッコリへこんでるじゃないですか。え?いつの間に?
自宅でこうなるわけがなく、前日JAFを呼んだときの写真を見るとへこんで
ないのでそれ以降。でも、帰路でこんだけへこむほどブツけたら気付くよな〜。
といろいろと思い悩んだのですが、どうやら
「焼肉屋の駐車場に停めている間に当て逃げされていた」
というのが正解のようです。ってかそれ以外の選択肢がないんですよ。
それも、ちょうど焼肉屋に停めたとき、運転席からまっすぐ入り口に歩いて
いける方向で停めたので、助手席側を一度も見ていないんですよね(^^;
慌てて保険会社に電話すると相手不明では保険は下りないと宣告され、途方に
暮れての〆でした。皆様、災害はいつどこから降ってくるか分かりませんぞ(涙