嵐の年越薩摩旅@〜ヤゴ捕り三昧〜07.12/29

この日より、年末の長期休み。今年はカレンダーのイタズラでなんと9連休。
これは思い切り遠征しないと、がさがさ団の看板に傷がつくってもんです(笑
ということで、前々から虎視眈々と狙っていた鹿児島方面の遠征を計画。
すると珍鳥情報もいくつかいただけ、また思わぬ宿題もお預かりして
あっという間に濃厚なスケジュールになったので、
今までタブーにしていた、旅先でのそのままの年越しも今年は解禁。
のんびりゆっくり気ままな旅と洒落込んだのでした。
この日はその初日。まずは宿題を片付けるべく、ヤゴ捕り三昧です(^-^)

<1>鹿児島北部各地

  
まず最初に来訪したのは、昨年同様にツルの聖地、出水。
本当は立ち寄る予定はなかったんですが、半徹で走っていて近くまできたあたりで
限界に達して寝たもので、目覚めたついでにチョイと立ち寄ってみた次第。
ところが、左の写真でわかりますでしょうか、メチャクチャ暗い&ものすごい暴風。
恒例の巨大なツルの群れ(右)もなかなか撮影できないくらい。

  
まずは、かわいいあたりでマナヅル(左)。家族連れ(右)も見れました。
昨年以上にたくさん見れましたが、暗くてもうどうにもこうにも。

  
もちろん、ナベヅル(左)も多数。あちこちで家族連れ(右)を見ました。
今回はあんまり頑張らなかったんで、帰ってよくみたらドアップは撮ってませんでした(^^;

  
一瞬だけクロヅル(左)も出現しましたが、もう破滅的に暗くて、これが限界…
飛びモノ(右)も狙ってみようと思いましたが、こんなですもん。もうイヤ!

  
もちろん、暖かい地方ですから、道端に目を向けると、ホトケノザ(左)やら、
セイヨウアブラナ(右)なんか咲いてました。天気よかったら蝶くらいいそうだったのに…

  
思いついてミヤマガラス(左)の群れをひたすらみてまわりますが、
コクマル君は今年も会えず。なんでだろう?
そのかわり、かわいらしいジョウビタキ(右)が近くでなぐさめてくれたりしました。

  
諦めて移動しようとすると、チョウゲンボウ(左)が至近距離に出現。
そして、嬉しかったのは、かなりの至近距離でじっとしてくれたハヤブサ(右)。
とりあえずの成果に満足しつつも、あまりの悪条件に疲れて移動を始めたのでした。

  
お次に来訪したのは川内地方。さっそく道端に、オオムラサキシキブの
色鮮やかな実をいくつも見つけました。なんか迫力が一味違いますねぇ。

  
かわいらしいカラスウリの実(左)を見つつうろうろしますが、ダイサギ(左)がいたり
遠くにハヤブサが飛ぶくらいで、面白そうな鳥はほとんど皆無。

  
そのかわり、ふと気付くと、本当に驚くほどの至近距離をチョロチョロと、
キマユツメナガセキレイが歩いていてかなり仰天しました。
どのくらい近かったかというと、デジスコだとピントが合いませんでした(^^;
しょうがないのでPowerShotで連射して2枚だけなんとか撮影成功☆

  
その後、鹿児島在住のEさんにご案内いただいて、正円池(左)までヤゴ捕りに。
Eさんには、突然のド厚かましいお願いにもかかわらず本当に親切にご案内いただきまして
大変感激いたしました。本当にありがとうございました!
さて現場に行くと、一面のホテイアオイにちょっと仰天。おかげで開水面が減って
トンボが少なくなっているとの事。でもよく見るとサンショウモ(右)もたくさんあるんですよ。

  
しばらく粘ると、数匹ですが、アオビタイトンボが捕れました。
今回の宿題になっていたヤゴの1つなので、とりあえず一安心。
でも、よくよくみると想像以上に妖艶なヤゴですね。なんか、素敵☆

  
そして、ポツポツと捕れたのは、こちらもかわいらしいリュウキュウベニイトトンボ。
鹿児島あたりではかなり普通種だそうですが、お初のヤゴなのでこちらも感激です♪


次へ⇒

topへ⇒