全力疾走下見の旅〜能登半島探索〜07.11/11

<2>能登半島某所

  
さて、しばらく粘ると、面白そうなやごが結構捕れます。
問題は何がいても不思議でない環境だということ。色の濃淡がありますが、う〜ん、
ヤブヤンマ(左)と、ルリボシヤンマ(右)でどうでしょう?全然自信なし。

  
立派なクロスジギンヤンマのやご(左)も取れました。タカネトンボらしきやご(右)も
一匹だけ捕れたりしましたが、よく考えたら環境的にハネビロエゾとかいても不思議ないかな?
大事に育ててみたいと思いますんで、結果を乞うご期待です!

  
嬉しかったのは、立派なサイズのムラサキトビケラ幼虫(左)。立派なサイズ☆
他にも面白そうな雰囲気のトビケラ類の巣(右)が捕れましたが、こちらは空き家でした。

  
んで、もちろんここでも狙いの大型ゲンゴロウ類は皆無だったのですが、小さな小さな
ケシゲンゴロウが捕れました。なんか予定とあまりに違いすぎるんですが(^__^;

  
ここまでですでに全体力を使い尽くすくらいに泥をかき回したのですが、成果なく、
昼飯もそこそこに別の場所にもさらに挑戦。すると、面白そうなアザミ類(左)を発見。
湿地にはヒメシオン?らしきノギク類(右)もありしました。誰か正体教えてください。

  
感心するほど見事に色づいたヒメオトギリ?(左)なんぞみていると、
微妙にピンク色を帯びたコバネイナゴ(右)を発見。ピンク型との中間型なのかな?

  
さて、ラストチャンスと気合を入れますが、やはりオオコオイムシ(左)とヒメゲンゴロウという
顔ぶれは変わりません。ここはモノアラガイ(右)が多くて面白そうな環境だったんですが…

  
もちろん、お約束のイモリ(左)はいくらでも捕れました。サンショウウオでも捕れたらな〜。
道端には、オヤマボクチ(右)もあちこちに咲いていて、えらくいい雰囲気なんですけど…

  
その後は湿地を諦めて、池を攻めて見たりもしましたが、キョ〜レツな水温に涙が出た
だけでこれも何も成果なし。本当のラストチャンスで狙いこんだ場所でも、オニヤンマ(左)
が捕れたのと、大きなシュレーゲルアオガエル(右)がいただけでした。ト・ホ・ホ。

  
ここでタイムアップなので、諦めて成果確認。
魚類(左)、水生昆虫類(右)ともえらい大量の成果で面白いでしょ?
でも、肝心要の大型ゲンゴロウ類は全く惨敗。いやぁ、納得いかないなぁ。いい環境の場所
だらけなのに。せめてクロゲンゴロウくらいは捕れるハズと思うんだけどなぁ。

  
日も沈んだので帰路に着きましたが、悔しいので道中でまたより道をして琵琶湖水系でお魚捕り。
すると、アオサナエのやご(左)がいたり、立派なトウヨシノボリ(右)が捕れたりします。

  
えらく体色の白っぽいテナガエビ(左)も捕れましたが、狙いの小魚はこちらも惨敗。
でも、キベリマメゲンゴロウ(右)がたくさん捕れました。まぁ、一応ゲンゴロウで〆る
ことができたんで、よかったよかった、かな? …あははははは。

〜おまけ〜

  
一応、水槽からの写真で、よくガラスにぶらさがっているスナヤツメ(左)と、これまた王者な風格を
醸しているトウヨシノボリ(右)。ちなみに、うちの大物水槽には、現在5種類のヨシノボリ類と
ゴクラクハゼ、カジカ、アユカケ、ボウズハゼが群雄割拠してます。わけわからん雰囲気(笑

というわけで、すンばらしい全力疾走の“下見”でした。
さすがに10時間網入れしてると、足腰はもちろん、腕まですべて筋肉痛。
翌日、足をひきずるように出勤し、会議の後片付けで「こっちの机全部運んで」と言われた時には
ちょっと意識が遠のきましたが…、いやいや仕事に遊びの疲れを持ち込んじゃイカンですね(笑
それにしても、クロゲンゴロウすら捕れないとは思ってなかったので、想定外の惨敗っぷりに
ただ苦笑するのみでした。時期が遅いのか、場所が悪いのか、
はてまた我々の探し方が悪いのか…う〜ん、春先に再挑戦してみようかな。
ちなみに、この日は土木工事よろしく泥や砂利をやたらめったらすくい上げてたら、
なんと、この日は予備の網も含め、2本の網が折れてしまいました。とほほほ。
頑丈で安価なタモ網どこかにありませんかね〜。イイ情報、大募集中です♪


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