絶好の行楽日和?〜雨の但馬に泣く〜07.11/4

<2>京丹後市周辺

  
さて、少し雲が切れそうな雰囲気になったので、思い切って京都北部に
再挑戦。すると、ちょっとの間だけでしたが、秋晴れが復活したので、いそいそと
赤トンボ探ししますが、ノシメトンボ(左)やアキアカネ(右)があちこちにいるだけ。

  
ちょっと毛色の違うのがいたと思っても、ナツアカネ(左)だったりとか…(−−;
あちこちに新鮮なツマグロヒョウモン(右)がいたのはちょっと印象的でした。

  
水田地帯を練り歩くと、オモダカ(左)の咲き残りもポツポツと発見。
えらくがっしりした丈の低いツリガネニンジン(右)があったのも面白い発見でした。

  
結構驚いたのは、赤とんぼを探してうろうろしてて、ふと顔を上げたらそこにいた
オオハクチョウ。旅の途中なんでしょうか、一羽で黙々とエサとってました。
こんな場所で会うとは思わなかったので、これはかなりラッキー、かな?

  
さらに面白い出会いは続きます。ちょっと距離はありましたが、あたりをビュンビュン
飛び回ってくれたのは、なんとハイイロチュウヒ♀(左)。そして、かなり距離は
ありましたが、ノスリ(右)も出現しました。猛禽狙いでも面白そうな場所ですね。

  
面白そうな雰囲気のタデ類(左)があったり、ショウリョウバッタモドキ(右)がいたりしましたが、
晴れていた時間はごく僅かで、また厚い雲がかかってしまい、飛来アカネはまるで
見つからず。う〜ん、憧れのスナアカネに会えるって、いったいいつなんだろう…

  
最後に悔しいので、海岸方面に行ってみると、カセンソウの咲き残り(左)を発見。
ハマゼリ(右)もまだまだ花が残ってました。海浜植物も案外息が長いですよね。

  
なんか面白そうな実をつけた植物(左)も発見。えっと、こいつはなんだっけ?
ネコノシタ(右)も案外たくさん咲き残っていたのはビックリでした。南方系なのにね。

  
そして、このあたりのスター選手といえばハマベノギクでしょう。さすがに花は
終りかけでしたが、探すとまだ満開の株(左)もみつかりました。そして、昨年に続いて
白花の株(右)も発見。いやぁ、いずれにせよキレイなもんだなあ。

  
これも結構驚いたのは、ウンラン(左)がポツポツとまだ咲き残っていたこと。
これまたかわいらしい雰囲気の実(右)をつけている株もたくさん発見。

  
ヤマトマダラバッタ(左)もまだまだ元気に活動していました。さて、この海岸へ来た
理由は、最近波が高いから面白い漂着物がないかなぁと思ってなんですが、
到着して大きなカン違いに気付きました。波が高すぎると、打ち上げられてたものが全部
さらわれてしまうんですね。なんかやたらと波打ち際がきれいでガックリ。
面白い雰囲気の貝殻(右)をアレコレ拾って、2連荘の但馬遠征の〆としたのでした。

〜おまけ〜

  
おまけは、恒例の自宅水槽から。水槽の「主」の風格を漂わせている
アユカケ(左)と、こちらもいばってる、回遊型のカジカ(右)
さすがに水温も低い季節なので、水槽の中でどちらもえらくお元気で見てて楽しいです♪

  
続いて、裏番的雰囲気をかましているシマヨシノボリ(左)と、よくみると
婚姻色がけっこうかわいらしいカワヨシノボリ(右)。

  
そして、今回捕ってきたんだけど、なんか名前のよくわからないヨシノボリ類(左)。
トウヨシノボリ?いや、それともカワヨシノボリの変異の中かな?…難しい。
そして、なにげにこれもヨシノボリ属のゴクラクハゼ(右)も愛嬌を振りまいてます。

  
ズナガニゴイ(左)は、べたっと水底に座り込んだり、面白い行動をして飽きません。
大きなタモロコ(右)は、もう一つの水槽のボス的存在に早くもなりつつあります。

  
汽水魚用水槽に収納しているのは、スミウキゴリ(左)と、ミミズハゼ(右)。
この水槽はちょっと寂しいんですよね。また汽水の魚を捕りに行かなきゃ☆

  
最後に、かなり前に購入したまま使ってなかったスーパーマクロレンズで撮影した
ハヤシミドリシジミ卵(左)。もちろんこれでノートリ。ズーム力はスゴいんですが、
問題点はなんといっても被写界深度が浅い。ピントが合うのはコンマ何ミリなんで、野外じゃ
とうてい使用できないんです。なんかいい方法ないですかねぇ?
それと、今回の成果ではありませんが、前回捕ってきたボウズハゼ(右)をついでにご紹介。
こんなに模様が濃くなったりもするんですよ。実はこの返信のおかげで、消えた消えたと
思い込んでいたんですが、今回撮影時によく水槽を見たら、とっても元気に泳いでました(笑

というわけで、「どこが行楽日和やネン!」と気象庁および天気予報しにツッコミを
いれたくなるような天気でしたが、なかなか楽しめました。
なんといっても、雨の時間つぶしでやった魚捕りの大量の成果ったら
本気でホレボレするもんがありますね。また挑戦しなきゃ♪
ちょっとここんところお魚系の挑戦に心が傾いてる上に、但馬はまだまだ
GETできていない魚やヤゴがあれこれあるんで、これはまた近日中に挑戦を
しなくてはいけないなぁと、本気でリベンジを検討しています。
ついでに、今度こそあれこれとゼフの卵もみつけてみたりとか、
あこがれの某サンショウウオも探してみたりとか、やっぱりやりたいことは
いくらでもありますね。『メインフィールド』として、探求の道程はまだまだ長い。
とりあえず、雪が降ってしまうまえにまた挑戦しにきますんで乞うご期待です!


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