<2>丹後半島某所 続き |
さらにうろうろすると、なんと咲き戻しらしきウマノアシガタ(左)まで発見!
ちょっと面白かったのは、田んぼの中で見つけたヒル類(右)。撮影してから気付いた
のですが、大きなヒルの横腹に小さなヒルがついてます…夫婦?それとも襲撃中?
雨がしばらく上がっている間は、イチモンジセセリ(左)やら、ウラナミシジミ(右)も
結構登場しました。結構驚いたのは、オニヤンマがたくさん飛んでいたこと。
薄暗い天候で飛びモンが撮れるはずもなく証拠写真は取れませんでしたが、まだ
活動してるんですね〜。ミルンヤンマも一瞬出現したし、面白い場所だ☆
さらに水田地帯を攻めると、オカメコオロギ類(左)に続いて、なにげなくめくった板切れの
下にケラ(右)を発見。ほほぉ、こんなかんじのトンネルを作っているんですな。
さらに気が向いたので、近くの水路に網を入れてみました。すると、捕れるのがなんと
スミウキゴリなんですよね。まぁ、このあたりはどこでも海に近いわけですが(^^;
ヤゴも結構取れました。多かったのは、大型のヤマサナエ(左)。そして、
アサヒナカワトンボ(右)も結構な数が捕れました。なぜかヤンマ類は捕れなかったけど。
ちょっと嬉しかったのは、ひさしぶりのナベブタムシ(左)。結構数が捕れました。
その中に、メチャ極小サイズの幼虫(右)もいてビックリ。体長わずか数mmです。
ヒメクロサナエ?(左)も1匹だけ採れました。一息ついてまわりをみると、
ものすごい大満開のアカネ(右)を発見。地味だけど、これはこれでイイね〜♪
カラスアゲハの幼虫(左)も発見。なんか半ば死に掛けというくらい弱ってて、地面に落ちてる
のを見つけたんですが…病気か?近くには、これまたお久しぶりのヘリグロツユムシ(右)を
発見。喜び勇んで撮ってたら、なんかおかしい…
よくみると触覚がほとんどない個体でした。なんか連続してい痛々しいもの見ちゃったなぁ…
それでも、さらに粘ると面白い色合いのカスミカメ類(左)がいたり、弱齢でめちゃかわいい
サイズのセスジスズメ幼虫(右)を見つけたりして、やっぱりちょっと気分が盛り上がります。
この調子で、雨が収まっているうちに飛来アカネを探しに行こう!そう叫んで
移動し始めたのですが、このあたりからしつこい霧雨がびっしり降り始めやがります。
到着してみると、雨は全然やみそうもなく、気温は低く、こりゃダメだ状態。
それでもうろついてみると、ホコリタケ(左)があったり、なんかいい色合いの
アマガエル(右)がひっそりとたたずんでいたりします。
うろつくと、咲き残りのヘラオモダカ(左)を多数発見。一度刈られたらしくえらく
小柄な株ばかりでしたが…そして、近くではニホンイヌノヒゲ(右)もいくつか発見。
この場所では、どこにもここにも立派なミズワラビ(左)があったりします。
さらにうろつくと、シロバナサクラタデ(右)もありましたが、かつてアブノメやら
なんやらいろいろ見つけた湿地がなくなってるんです。捕縄整備なのかなぁ?
ここでもハラオカメコオロギ(左)を見たり、これまた背中まで鮮やかな緑色の
コバネイナゴ(右)を見たりして、この日はゲームオーバー。
面白くもないし、カゼでだるいので、しばらくフテ寝することにしました。
日が暮れなずむ頃、ちょっと虫探しと思ってうろつくと、ササの上で寝ているカナヘビ(左)を
多数発見。面白かったのは、シッポだけしか撮れませんでしたが、ヤモリ(右)が
いたこと。近くに民家はありましたが、野外っぽい場所にいるヤモリははじめて見ました。
マツムシの声なんかも響いていましたが、しばらく粘れども姿は全然見つけられずギブアップ。
あちこちで鳴いていたセスジツユムシ(左)を見つつ、しつこくうろつくと、偶然
ハネナシコロギスの弱齢幼虫(右)を発見。これが夜の部では一番面白い成果だったかな?
というわけで、最後まで氷雨の続くなんともいえない一日。カゼっぴきをおして来たのにと
思うと疲れも倍増。今年は9月も猛暑が続いていたから、うっかり季節感がおかしくなって
ましたが、もう10月。そろそろ花も虫も終盤の季節ですね。
今後2週間は予定が入っていてアチコチ飛び回れないし、そのうちに
グッと秋が深まって、今年の各種チャレンジは来年に持ち越しになりそうです(−−;
ちなみに…
この日の帰路、ウチまであとすこしというところで、めでたい瞬間が到来!
わが愛車、キューブのメーターが「99999」を表示したんですよ。
先々週に車検を通したばかりなので、ちょうど3年でひとまわり。
よし、これは心機一転!と思ったら、メータは次に普通に「100000」をさしました。
昔の愛車miniは10万キロで一回りだったんですが、こりゃ一回りは不可能だな(笑