信州台風見物の旅B〜リベンジの予約〜07.7/16

<2>八ヶ岳山麓周辺 続き

  
さらにうろうろすると、オオヤマフスマ(左)の群落を発見。
その近くでは、予想外のものを発見しました。カモシカの死骸(右)です。
生きてる間にお会いしたかったなぁ。あ、食事中の方いらっしゃったらごめんなさい☆

  
さらにうろつくと、バイケイソウの群落(左)があったりしました。まだ花芽でしたけど。
近くにはかわいいシロバナヘビイチゴ(右)も咲いていたので大感激。

  
これまたかわいらしいマイヅルソウ(左)もまだ数花だけ咲いていました。
ちょっとジミですが、こちらもキレイなミヤマハタザオ?(右)も発見。

  
突然付近を黄色い蝶が飛んだのでミヤマモンキ!と興奮しましたが、普通のモンキチョウ(左)
でした。結局高山蝶っぽいものは今回の旅では何一つ見れませんでしたねぇ…
嬉しかったのは、トウヒ?の葉上に見つけた、めちゃくちゃファンキーな虫こぶ(左)。
すごい造詣ですよね。色も形もあまりに派手で、ギャグみたい。

  
お次来訪したのはいい雰囲気の沢沿い。ピンクに色づいたミヤママタタビの葉(左)を
見ながら歩くと、Y少年がジムグリ(右)を発見。かなり面白そうな雰囲気だったんですが…

ここですごかったのは、アブの数。しょっちゅう体の周りを飛び交いやがるんです。
そうこうするうちにO氏が「お〜い、後側見てみ!すごい数が取り巻いてるよ!」と一言。
大げさな、と思いつつ振り返った私は瞬時固まりました。
一瞬見ただけで10匹以上のアブが私めがけてホバリングしているんです!
久しぶりに思考回路のヒューズが飛ぶ「ポンッ」て音がクリアに聞こえました。
Y少年と一緒に、ものすごい勢いで走って逃げたのですが、アブも早いこと早いこと。
全力疾走で走っても体の回りを取り囲むアブの群れは一向に減らず、汗まみれで
車まで到着してから、O氏が来ないと鍵が開かないという事実を発見(笑
幸いにして(?)、ほどなくO氏も同様のひきつった顔で突っ走って来たので、
車のドアにもたくさん止まっているアブを押しけるようにして、なんとか乗車。
いやぁ、初日のヒルといい、今回は吸血生物に好かれる旅ですなぁ。

  
お次に来訪したのは、これまたイイ感じの溜池のほとり。
ここで、昨日から逃がし損ねていたエゾミドリシジミ(左)をリリースすることに。一度部屋の中で
大脱走をしたからか、ちょっと翅がスレてしまったのが申し訳なかったですが…
近くにはなんか妙に色鮮やかなカメムシ(右)を見つけたりもしました。

  
イチヤクソウ類(左)もみつけました。マルバイチヤクソウなのかなぁ?
そして、ここで感激したのは、イブキジャコウソウの大群落(右)。すっご〜い♪

  
花園にはいろんな蝶が来訪していましたが、その中にギンボシヒョウモンがいたので、
久しぶりの出会いに感激しつつ、バシバシと影が薄くなりそうなくらい撮影しました。

  
水路を歩くと、センブリ類(左)が、これまたえらく大量に産卵中。種類は…誰か教えて〜☆
池には、ヨツボシトンボ(右)が何匹もにぎやかに飛び交っていました。

  
そして、うれしかったのは、こちらも久しぶりのルリイトトンボ。
やっぱり色鮮やかでイイなぁ、と叫びつつ、♂(左)、♀(右)ともバシバシと撮影☆

  
この池はかなり個体数が多かったので、うろうろすると、
交尾(左)や産卵(右)まで見ることが出来ました。うん、いい場所ですな。

  
あまり数は多くなかったのですが、ヒメシジミも飛んでいました。
やはり色鮮やかでいいですね〜♪ そういえば来年こそはアサマも見たいなぁ…

  
「ハラ減った」と言う少年をなだめつつさらにうろつくと、ノハナショウブ(左)を発見。
近くには、ルリボシヤンマの羽化殻(右)もありました。親はドコだ〜。

  
ここで、O氏が羽化不全のタカネトンボ(左)を発見。けっこう池から離れた場所だなぁ、
そう思ったのですが、あとでこの認識がアマかったことがあきらかになるのでした。
近くでは、連結中のホソミオツネントンボ(右)も発見。

  
何故なのか、かなりのデスマッチ中のジョウカイボン類(左)もいました。同種にみえるけど?
そして、嬉しいことにシロバナヘビイチゴの立派な実(右)を発見!
撮影後試食しましたが、やはり野生のイチゴで一番美味いというだけのことはありましたよ♪

  
そして、ここでさらなる大発見が待っていました。
いつのまにかY少年の網にイモムシがとまっていたんですが…よくみるとすごい造形じゃん!
ツノが2本もヒョロヒョロ出てるシャクトリムシなんてギャグみたいですよね。
さらに、このツノ、時々ヒョコヒョコと動かすんですよ。もう大興奮。
あとで友人に調べていただくと、フタキスジエダシャクというそうです。
まだまだ自然界には予想を裏切る伊達役者が多いんですね〜☆


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