この日は、昨日の祝宴で半徹状態にもかかわらず相当呑んだくれたもんで、
ぷち二日酔い+睡眠不足のステキな幕開け。天気予報もかなり絶望的なことを
言ってるしどうしようかとしばし悩みましたが、先週の三重でのカモメフィーバーが
忘れられず、もう一度銚子に挑戦してみようということで、ムリヤリ動くことにしましたが、
こんな時はきれいさっぱりと天気予報も大当たりということで、途中から見事な大雨に。
それでもなんとかなるべぇと銚子まで行ってみてから気付いたのですが、普段から
風の強い銚子ですから、大雨⇒春雷の世界になっているわけですね。横殴り(笑
さらに、なんだか今回も縁のない珍鳥たち…ということで半端な一日となりました。
やはりムリヤリというのはどういう場合でもよろしくないようです。
というわけで、カモメ率が妙に高い報告になりますが、世露死苦ゥ(ToT)!
<1>銚子港周辺 |
というわけで、四方八方から降りしきる豪雨の中、とりあえず堤防のカモメを順に見ていきます。
頭の斑紋の多いセグロカモメ(右)を見てはドキッとしますが、カナダはなかなか見つからず…
この日はセグロカモメとカモメ(左)が多いようで、いろいろ期待は膨らみますが、まぁスゴイ雨。
ちょっとモンゴルっぽい?って個体(右)も老いましたが、じっくり見てらんないほどなんです。
そうするうちに、カナダカモメっぽい個体をようやく発見。風切の裏までは見れなかったけど、
頭の模様といい、背中の色といい、これはまさしく!とデジスコを向けたんですが、なんと
その瞬間、風が前方からの強風になりやがったんです(ToT)。いくらデジカメ部を隠しても、
スコープの対物レンズに雨が吹きつけたら写真が撮れるわけもない、っていうか
立ってられない状況になったので、泣きながらすごすごと退散……
仕方ないので、ちょっと離れた駐車場まで動くと、そこには一面にカモメがいてビックリ。
その中に、こんな感で頭のかなり黒っぽい個体が2羽いました。ちょっと悩みましたが、この程度
黒い個体もそれなりにいるということらしいですね。しかし右の個体なんて極端だなぁ…
ごく一般的な色合いのカモメ(左)も多数。そして、なんかカワイイ色合いの、
第1回冬羽(右)もいました。思わずクチバシに黒い線の入ったヤツなんかいないかと
しばらく真剣に探しましたが、さすがにそこまでの幸運はぶつからず残念☆
よく見ると、セグロカモメも何羽か混じっていたので、成鳥(左)、幼鳥(右)とも撮影して
遊んでいるうちに、ちょっとずつ雨が小降りになってきました。それじゃぁ、と
港の方に移動すると、そこにはなんだかすごい光景……
なにがあるんだか、一面にカモメ類が飛び交っているんです。
ウミネコ、カモメ、セグロカモメの3種が主でしたが、なんだかものすごく賑やかな光景!
なかなか普段撮影する機会のない、カモメの飛びモノを撮ろうということでネバり
ますが、やたらめったら飛んでいる上に暗いのでちょっとなんともなりませぬ…
しばらく見ていると、ウミネコ(左)や、セグロカモメ(右)なんか、なにか水面からくわえ
上げてる個体が多いことを発見。それがなにかは判別がつきませんでしたが…
よくみるとその中にやたら白いオオセグロカモメ幼鳥?(左)を発見。
シロカモメ幼鳥(右)も混じっていましたが、暗いのでブレブレになっちゃいました…
その後もしばらくじっくり飛翔写真を楽しみましたが、アップで撮るのは難しい!
セグロカモメ幼鳥(左)や、カモメ(右)など、半端に空間が空いたりはみ出したりの没写真
増産工場となってしまいました。誰かコツを教えてください(>_<)
こうこうするうちに目の前の堤防にカモメ類が止まるようになったので、そちらを撮影。
まずはまだまだ冬羽のセグロカモメ(左)と、かなり夏羽気味のセグロカモメ(右)
シロカモメ幼鳥(左)も出現しました。頭の斑紋が妙に密なセグロカモメ(右)も出現して
ちょっとドキっとしましたが、これもセグロカモメの範疇ですね。難しいもので。
うれしかったのは、突然目の前にとまった、ワシカモメ夏羽(左)。キレイな色合いですねぇ。
その後、オオセグロカモメ幼鳥(右)なんかをじっくり観察した後で、思い立ってもう一つの
ポイントへと移動してみることにしたのでした。
懲りずにやってきたのは、比較的近場の水田地帯。しかし、今回もいるのは
カルガモばかり…なんでだぁ(ToT)。ちょっと面白い色合いのアヒル(右)がみれたのが
まぁ収穫かな、という感じですが、前回同様見事なすっからぶりです。
悔しいので他の池も回りますが、ホシハジロ(左)がやたらめったらいるばかり。
よく見ると、スズガモ(右)も混じっていましたが、それだけ。むむ、今回もハズシだなぁ。
ウロウロすると、オオアカハラ(左)が出現しましたが、あわてたらピンぼけになっちゃいました。
その後、近隣の水田地帯をウロウロ。しかしなにも面白い鳥はいません。ただ一面に広がる
タネツケバナ(右)が面白い光景をかもしているだけ。まぁ、天気も悪いしねぇ。
そう自分をごまかしながら、再度銚子港方面へと戻ることにしたのでした。