鹿児島突撃!@〜大興奮の初日編〜07.2/24

この日は、前々からの憧れの企画、鹿児島まで鳥観に行こうツア〜をついに敢行しました。
代休が1日とれたのでそれを絡めて3連休。それならばと、あれやこれやと思いは巡り、
まずは高名な出水、それから川内、それからもうちょっと鹿児島巡りして、最終日は
帰路の長旅を緩和するためにも佐賀まで戻って有明巡りと計画を練り倒し、
力一杯の皮算用とアドバルーン並みに膨らみきった期待を愛車になんとか詰め込んで出発。
スタートは出張先の大阪から、往路は片道800kmの長旅の幕開けとなりました。
道中さすがにフラフラになって仮眠とりつつ、這うようにして出水に到着したのは午前4時。
沈むように仮眠をとり、それでも日の昇る頃には意気込んで飛び起きて散策開始。
半端な情報に振りまわされ、目的の鳥にはフられる羽目になりましたが、さすがは聖地出水。
鶴たちの舞は本当に圧巻でした。うん、さすが名声にたがわずよい場所です(^o^)。

<1>鹿児島県・出水地方

  
飛び起きて散策をはじめると、さっそくミサゴ(左)を発見。ちょっと風強くてブれましたが・・・
ワクワクしながらツル鶴観察センターの方に行くと、たくさんのツル(右)が飛んでいて感激!

  
こんな感じ(左)でぐんぐんとツルが集まってくるので、しばらく飛翔写真に挑戦。
この場所はほとんどがナベヅル(右)のようでした。

  
うちのへっぽこデジカメはすぐに裏ピンになる&ピントスピードが遅いので飛翔写真は辛いの
ですが、なんせめちゃくちゃたくさん飛んでくるので、何枚かは飛翔写真もばっちりGET☆

  
んで、ツルの集まってきている場所はどうなっているかというと、この騒ぎです(^^;
ほとんどがナベヅルですが、朝の山手線でもここまでぎゅうぎゅうに混まないってくらいに
密集して、まぁ騒々しいったらありゃしない。ちょっと可憐なイメージが崩れる……

  
ナベヅルの大群の中から別の種類を見つけ出そうとしばし努力しますが、次々と頭上を
通過して飛んでくるので、ついつい上空を見てはシャッターを切ってしまいます(^^;

  
マナヅル(左)も時折飛んでいました。そして、さすがは九州。圧巻は、ものすごい数の
ミヤマガラスの大群(右)。突然真っ黒な塊が空に放り投げられて、空中分解するかのよう。

  
さてさて、じっくりツルを観察し始めると、ちょっと不思議なことに気付きました。同じ
ナベヅルでも、体色の黒い個体(左)と、淡い個体(右)がいるんですね。この違いはなに?

  
この場所ではマナヅル(左)はちょっと遠くにいたのでデジスコで撮影。よくみると、頭が
灰色の地味な幼鳥(右)も混じっていました。こちらは人相悪いですねぇ。

  
よくよく探すと、近い場所に怪しい鳥を発見。クロヅル…いや、ナベヅルとクロヅルの雑種
ナベクロヅルですね。ぼんやりたたずんでいましたが、うむ、確かに中途半端な色合いです。

  
よくよく見ると、アオサギ(左)も普通の顔して混ざっていました。ちょっと体格が役不足(^^;
目の前をちょろちょろするタヒバリ類(右)がいて、ちょっと印象が違ったので必死に狙い
ましたが、動き回る&強風で取れたのはこの1カットだけ。普通のタヒバリかなぁ?

  
時折天空をうずめるようにミヤマガラス(左)が舞います。カメラを向けていると、突然ツルの群が
一斉に舞い上がって(右)、ちょっとビビりったりもしました。プチ・ヒッチコックな体験ですね。

  
ツルを眺めるのに疲れたので、ちょっと別の場所までウロウロ。川にはダイサギ(左)がたたずみ、
よくよくみると遠くにセイタカシギ(右)も混じっていました。

  
思いついてしばらく電線に止まるミヤマガラス(左)を丁寧に見ましたが、コクマル君はなぜか
全然混じっていませんでした。そうこうするうちに、かなり遠くにオオハヤブサ(右)を発見。
しかし、カメラを向けると後ろを向いて二度と振り返ってくれませんでした(ToT)。

  
田園地帯をウロウロすると、そこここにレンゲソウ(左)やセイヨウアブラナ(右)が咲いていて、
南国を実感。実際は強風のおかげで、泣きたくなるくらい寒い一日だったのが寂しいところですが。

  
雰囲気的にコギシギシ?(左)というギシギシ類がたくさんあったのが印象的でした。そして、
そこら中にモンシロチョウ(右)が舞っていてちょっと嬉しくなりました。春来たり、ですね♪


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