鳥観る元旦〜あけてめでたい年初め〜07.1/1

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!
(更新は新年とっくにたってからデショ、という突っ込みは厳禁なのでヨロシク)
ということで、2007年という新しい年を迎えたこの日、ワタクシはなぜか義妹邸で鳥観を
楽しんでおりました。ワタクシの実家では朝8時に全員食卓に揃って、粛々と新年の挨拶を
交わしているところですが、義妹邸は10時になってもみんな爆睡中(笑
それでは、と一人ゴソゴソおきだして、家の前で深呼吸してると、目の前にアオゲラが
止まったので、大慌てでデジスコをとりに戻ったところからがお話のスタートです。
結局戻る頃にはアオゲラは姿を消していましたが、その後みんなが起きてくる昼前まで
一人周辺をうろつき、新年早々からなかなか成果ある時間をすごしてきました。
むむむ、今年はなかなかサイサキがイイですぞ☆

<1>茨城県岩瀬市

  
というわけで、さすがは北関東。ものすごいぶ厚い霜柱(左)なんぞみながら散策を開始すると、
さっそく花をつけたミズタネツケバナ(右)を発見。まぁ、この日も嘘みたいに暖かかったしねぇ。

  
義妹邸の近くの林を歩くと、キッコウチク(左)が植えてあったり、ヤマユリの実(右)がゆらゆらと
風に揺られていたり、さっそく面白そうな予感がヒシヒシとしてまいります。

  
そこここにあったのは、ウバユリの実(左)。なんどみても面白い格好ですよね。
近くにあった切り株(右)は、シロスジカミキリの食い跡がビッシリとはいっていました。

  
真っ赤に色づいたハナワラビ類(左)も発見。これは、アカフユノハナワラビかな?
近くにはカントウタンポポ(右)も正月早々狂い咲きしていました。

  
ギチギチと大声で縄張りを宣言するモズ(左)や、ちょっとピンぼけになっちゃったカワラヒワ(右)
なんかを見ていると、足元からキジが数羽いきなり飛び立ったりもしました。

  
気を取り直して、再度水田地帯をうろうろすると、オオイヌノフグリ(左)やナズナ(右)など
けっこういろんな花が咲いています。今年は本当に暖冬なんですねぇ。

  
植栽なのか自生なのかよくわからないようなエビネの葉(左)をみたりしていると、
ヒメジョオン(右)にもまだ咲いている株を発見。でも期待していた、チョウの類は見れませんでした。

  
そして、林の中をウロウロしていた時。
ふと気付くとなんか目の前に大柄な鳥の群。なんとこれがウソじゃないですか!
10羽くらいの小群がヒョコヒョコと飛び交っていてもうビックリ仰天。

  
というわけで、色鮮やかな♂をバシバシと影が薄くなりそうなくらい激写しました。
昨日見たのはアカウソですが、こちらは亜種ウソですね。かし、ホッペのピンクがカワイイ〜♪

  
プイとウソの群が飛び去ったあと、まわりをうろうろすると、ジョウビタキ(左)に続いて
真っ青なルリビタキ♂(右)まで出現。うむむ、これはビンテージものの青さですぞ。

  
凍った池に立ち並ぶガマの穂(左)をながめていると、水面に面白そうな影。
よくよくみるとこれがイチョウウキゴケ(右)なのでした。さすがは自然の残る場所ですな。

  
さらに周りをうろうろすると、満開なヤブランの実(左)も発見。スギ林の一角になぜか
アスナロ(右)が植えられているのも見つけました。これはなんかのまじないかな?

  
そろそろ時間がヤバいな、と思いつつ戻り始めると、先ほどの梅の木に
またウソの群が戻ってきておりました。というわけで、♂(左)、♀(右)とも激写!

  
そぉっと近づきつつ撮影を続けると、はみ出しそうな至近距離でも、彼らはのびのびと
花芽をつまみつづけてくれました。というわけで、まずはステキな♂から。

  
色合いは地味ですが、♀もかわいらしさではまったくひけをとりません。えいやっと
食い意地のはっているシーン(右)まで見せてくれてもう大満足。
しかし、今年はウソが多いという話をあちこちで聞きますが本当なんですね。
そしてこんなにも警戒心が薄いものなんですねぇ。いやはや、新年早々嬉しいものです☆


と大満悦で義妹邸に戻ってみますと、続けて真昼間から、ものすごい豪勢な宴会が
はじまり、正月早々食いまくり、呑みまくり、笑い、叫ぶ、なんともはや
幸せな新年のスタートとなりました。あはは、バチがあたりそう☆

ということで、なんともステキな年の初めでした。もしかすると2007年は、当たり年かも?
これからのワタクシのさすらい人生にもなんとも期待が膨らむというものではないですか。
ステキな場と、美味い酒とご馳走を提供してくれた義妹のご両親様、ありがとうございました。
こ〜んな満ち足りた正月は間違いなくはじめてでしょう。…また遊びにいっていいですか(^^)?
そんな感じで、好スタートを切った今年のワタクシは一味違うかもしれませぬ。
これからの旅路に乞うご期待!と鼻息を荒くしつつ、
ご覧頂いている皆々様、今年もどうぞご愛顧の程よろしくおねがいいたしまする☆


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