祝!免停解除〜そうだ南に行こうA〜06.12/10

<2>トンボ自然公園周辺

  
というわけで、到着したトンボ公園で、さっそく南方系の昆虫でもいないかとウロウロ開始。
あぜ道ではアカミミガメ(左)がのんびりひなたぼっこ。ツチイナゴ(右)もぼんやりしてました。

  
さっそく驚いたのは、かなり花盛りだったヒメタヌキモ。こんな時期にまだ咲いてるのね、
と大いに感激しつつ、ヒョロヒョロ長いので撮影には大変難儀してみたりしました。

  
まだまだ元気なアキアカネ(左)を見てると、キトンボ(右)が出現。コイツは、
この辺りだと年越して、稀には1月中旬まで見れるという大変タフな赤とんぼ様です。

  
さらにうろつくと、マユタテアカネ(左)やヒメアカネ(右)などがいくらでも飛んで
いました。マイコアカネもいたんですが、撮影する前に飛んでにげられてしまって残念。

  
嬉しかったのは、一匹だけ見つかったツマグロキチョウ(左)。ちょっと羽化不全気味かな、
羽がしわしわだったのですが、秋型を見るのは久し振りなので、大変感激いたしました。
林縁ではムラサキツバメ(右)も出現。でも待てども一向に開翅はしてくれませんでした…

  
ツマグロヒョウモンもまだまだ元気に飛び回っていて、♀(左)、♂(右)ともまだまだ
新鮮な個体が見られました。こいつらは11月末ごろまで羽化し続けるってことですよねぇ。

  
ヨメナ(左)もまだ元気に咲き誇っていました。林縁では、ツルコウジの赤い実(右)を発見。
前々から会い損ねていた植物なので、これまた大変感動いたしました。

  
池の水面には超弱齢のコオロギ類幼虫(左)がいてビックリ。マダラスズですかね?
ここらで、谷間に日が差さなくなってきたので、隣接する「あきついお」に移動すると、
入り口にさっそく、コガタゲンゴロウ(右)が展示されていていたく感激。

  
ここのすごさは、淡水・汽水魚系のものすごい豊富さ。確実に、職員の中にマニアがいます。
ということで、まずは四万十川の象徴アカメ(左)と、かわいかったサツキハゼ(右)

  
クロウミウマ(左)や、オニカマス(右)なんてあたりの、なかなか見る機会のない
汽水魚もたっぷり展示してあって、マニアな私には本当に嬉しい限り。

  
奥のほうにある淡水魚コーナーは本当に珍品展覧会みたいなすごい場所です。
まずはウケクチウグイ(左)と、エゾウグイ(右)。なかなか見る機会ないですよね?

  
想定外の色鮮やかさでビックリしたタメトモハゼ(左)や、有明海周辺にだけ、
見られる、ヤマノカミ(右)なんてなかなか見る機会のない魚もバッチリ展示されています。

  
そしてこちらも現在では天然でみることはほとんどない帰化魚、チョウセンブナ (左)と、
タイワンキンギョ(右)なんてあたりも、色あざやかな姿を披露してくれました。

  
あまり美味く撮影できませんでしたが、うそ臭さが大好きなタウナギ(左)もいました。
これまた憧れの魚、タナゴモドキ(右)も展示されています。これでもハゼなんですよ。

  
超大物のオオウナギ(左)もいました。四万十川だとこの辺りも採れるんですよね。
そして、現在事実上入手不能になったスイゲンゼニタナゴ(右)も見れて小躍り。

  
でも、密かに一番嬉しかったのは、超ミニサイズのこちらかな。
ヒナハゼ(左)と、クボハゼ(右)です。なんどか狙って網をふりまわしたものの、空振り続き
している小型ハゼ類。こうやって見てると、久しぶりにハゼ捕りがしたくなりましたね…

ということで、実はこの後、暮れなずむ四万十川河口でちょっとだけタモ網を振り回しました。
さすがに時間が限られていたのでいいポイントがなくて、結果はボラ幼魚とビリンゴだけ(笑
またやがてアカメとまではいかなくても南方系の魚捕りも一度やってみたいものです。
そんなこんなで、わりと面白かった免許復活記念旅。やっぱり、なんだかんだいって
車があると効率がよくて楽しいものです。次回はゴールド免許目指してがむばるぞ!!
そして、足摺岬&室戸岬、今後も南方系の生きものを求めて、季節を変えて
挑戦してみたいと思います。来年も、必ずきますので、これまた乞うご期待で☆


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