吉備乃国花探索〜大成功+大空振り=±0?〜06.10/29

<2>備中町・高梁川周辺 続き

  
しつこくウロウロすると、フキバッタ類(左)を発見。セトウチフキバッタ?
近くではフユザンショウ(左)が実をつけていました。

  
ひょろりと面白い雰囲気のシュウブンソウ(左)や、わずかに咲き残っていた
ビッチュウアザミ?(右)など、いい感じの花が次々と見つかります。

  
キンモウワラビ?(左)やら、タチシノブ(右)やら、おもしろげなシダ植物もわりとあり
ました。毎年冬になるとシダを勉強したくなるんですがいかんせん基礎がなくて…

  
ナガバヤクシソウ(左)は、場所によってはものすごい株数がありました。
普通のヤクシソウ(右)と比較すると雰囲気の違いがわかってただけるでしょうか。

  
ボロボロのクモガタヒョウモン(左)も出現しましたが、近づかせてはくれませんでした。
シマカンギク(右)も、ところどころにかなりの群落があって、なかなか見事です。

  
なんかクシャクシャの葉っぱ(左)があるな、とおもってよくよくみると、2葉だけ
まだ葉が残っていて、憧れのヒメウラジロ(右)と判明してド肝をぬかれたりしました。
そういえば夏緑性でしたっけ。でも、そこまでクシャクシャにならなくたって…

  
他にも、ヤマゼリ?(左)があったり、アキチョウジ(右)が群落をつくってたり
なかなか面白い出会いの多い場所でした。次回は春夏にも再訪してみよっと。

<3>鯉ヶ窪湿原周辺

  
最後に来訪したのは、恒例の鯉ヶ窪湿原。まだなにか花がないかな、と思って入ると、
見事に刈られた園内(左)が目に入りました。「今朝刈ったんだ。明後日で管理所も閉めるし」。
というわけで、大失意のなか、うろつくと、ミコシギクの残骸(右)を発見。

  
うろうろしましたが、ヤマラッキョウ(左)がポロポロ咲いていたほかは、奇跡的に
キセルアザミ(右)が咲いていたくらいで、他にはほとんど花らしい花は皆無。

  
ミヤコアザミ(左)もすっかり花は終わった雰囲気。そして、こちらも奇跡的に少しだけ
咲き残ってくれていたのは、タムラソウ(右)。う〜ん、なんだかなぁ〜。

  
サジガンクビソウ(左)なんかもありました。そして、飛び交うアカトンボ類のなかで、
一番目だったのは、ヒメアカネ(右)。あとは、ナツ・アキ・ノシメって感じかな?

  
ハンカイソウ(左)やら、センボンヤリ(右)やらは、すっかり見事な綿毛に変身してました。
そりゃもう、こんな季節なわけですからねぇ。まぁ、キレイではありますが。

  
ツルリンドウ(左)や、マユミ(右)などの赤い実も見ることができましたが、
空模様もイマイチなので赤色も映えず、なかなか気分が盛り上がりません。

  
諦めて近くの別の湿地を来訪しても、イヌザンショウ(左)やら、ミヤマガマズミ(右)やらの
かわいらしい実が出迎えてくれるだけで、あまりこれぞという成果はなし。

  
なんでかこんな時期まで咲き残っていてくれたキバナアキギリ(左)の、ピンク色の斑紋
が見れたのが一番嬉しかったかな。路上にはなぜかヒトヨタケ(右)が群生してました。

  
ここでも黄色い野菊(左)が見事に咲き誇っていました。これはサンインギクかな?
そして、木陰には、かなり赤く色づいたマムシグサ類の実(右)を発見。色鮮やかですね☆
でも、これ以降なにも成果なくこの日は〆となってしまいました。

というわけで、今回も見事に『プラスマイナスゼロ』な日でした。一日中曇り空で、
カゼっぴきが悪化してヤバくなったので、どちらかといえばマイナス側かな?
というわけで、いつもは日没まで絶対に歩き回るのに、この日は4時半頃に戻って
しばらく突っ伏して寝てました。よくよく考えたら、前々日は夜のうちに山口まで行き、
前日はそこから200km以上を下道で帰ってますので、絶対的睡眠不足ですしね(^^;
アッケシソウの紅葉には早過ぎて、ミコシギクなんかには遅すぎて、ちょうど中途半端な
雰囲気が満載でしたし、どちらもまたリベンジしなきゃいけなくなったので宿題も増加。
う〜ん、休日が2倍欲しい。でも、きっとそれでも全然足らなくなるんだろうなぁ(笑


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