この日は、ウスイロヒョウモンモドキの観察会第2日。夜のうちはかなり強い雨で、
これは私のオンブオバケがやっぱりついてきちゃったのか、とドキドキしましたが、
朝起きると、割とイイ感じの空模様に変身。観察会の方も大盛況で、大成功のうちに
無事終了し、とても幸せな一日となりました。ワタシは昨日に続き調査班で汗だくになり
ましたが、もちろん前後は力一杯跳びまわって、一層充実した一日を過ごせました。
<1> ハチ高原周辺 |
昨日のパターンから、きっとみんな5時半頃には活動するだろうとみこして、
5時に起きてあたりを散策開始。すると、ミズチドリ(左)や、タチカモメヅル?(右)など
見れましたが、期待していたスズサイコは見つからず。ありゃ?
やがて皆も活動を開始され、昨日のアイノのポイントを再訪。でも霧が出てきたので
Tさんのご案内で別ポイントを訪れました。見事なハルニレの巨木(左)の続くところで、
枝を叩いていただくと、ゾクッとするほど鮮やかなカラスシジミ(右)が出現したので感動。
近くには、ニワトコの色鮮やかな実(左)がとても目を引きました。
ヨツバヒヨドリの見事な株(右)もありましたが、なぜか蝶は寄っていませんでした。
と〜っても新鮮なキアゲハ(左)もいて、ゆっくりと翅を乾かしているかのようでした。
近くにはウラギンヒョウモン(右)も多数乱舞。本当に素敵なポイントで。
さて、観察会の会場へ向かうと、ハサミツノカメムシの死骸(左)を発見。
ちょっとボロでしたが、ヒオドシチョウ(右)も力一杯、翅を開いてくれました。
その後、昨日以上に気合を入れて、マーキングなどの調査を開始。
よく見ると、草地の中にはカキランのつぼみ(左)がありました。まだ咲いてなかったのね。
オトギリソウの仲間(右)も咲き誇っていましたが、名前はまだ調査中…
汗まみれになって、なんとか調査を終え、晴れ晴れした気持ちで周りをうろうろ。
ウスイロヒョウモンモドキはいろんな場所でポーズを取ってくれるのでバシバシ撮影。
オカトラノオに群れる姿(左)なんかも見れました。この日も一瞬だけでしたが
トラフシジミ(右)も発見。でも、期待していたゼフは全く空振りでした。
スズサイコ(左)も見事な株をみつけました。咲いてる時間帯に登りたいなぁ。
ウツボグサ(右)も大きな群落がまだ残っていました。
ヤマブキショウマ?(左)も大満開でそれはそれは見事でした。そして、そこここに
エゾアジサイ?ヤマアジサイだそうです(右)も咲いていてお見事。う〜ん、いいなぁ。
期待していたシナノキ(左)は花芽をたくさんつけていたけどまだ咲いていなくて残念。
路肩で吸水しているウスイロヒョウモンモドキ(右)などを観察しながら、下山して
観察会のスタッフと合流。ここで解散し、後は別ポイントへ移動と致しました。
ひょこひょこ車を走らせていると、道脇になんか白っぽい花をたくさんつけた巨木(左)を発見。
停めて見ると、これがなんと大満開のシナノキ(右)でした。いやぁ、ラッキー。
近くでは夏型のサカハチチョウ(左)がのんびりとたたずんでいました。
そして、バライチゴ(右)も多数。うん、後半戦の滑り出しとしてはなかなかですな♪