ハチ高原にて〜ウスイロ観察会@〜06.7/8

<1> ハチ高原周辺 続き

  
さてさて、調査が一段落した頃、観察会も終了したとのことで、他のスタッフと合流し、
夕刻のゼフ探しに。ここで「空を飛ぶ生き物たち」のIさん親子も合流、挨拶をすると
なんと弊HPをご存知で仰天…こんないいかげんなページなのにスイマセン(^^;。
さてさて、皆揃ってサルマメの実(左)のなる草地を歩くと、プロ揃いなので
あっというまにハヤシミドリシジミ(右)が次々と見つかります。

  
低い位置にとまっている個体も多く、ウヒャウヒャ笑いながらバシバシ撮影。
翅を開かないかなと期待しましたが、日没まで開翅はしないとのことで残念。

  
ところが、低い位置にいた♀(左)を撮影していると、ふいに飛んで、突然開翅(右)。
思わぬ幸運に皆がいろめきましたが、チャンスは短く、あっという間に飛び去りました。

  
ド派手なヒメシロモンドクガ(左)の幼虫にも久しぶりに会えました。う〜ん、パンクロック♪
黒字に金色のラインをあしらった妙に色っぽい感じの毛虫(右)なんかにも出会えました。

  
近くのクリの木には、多数のウラギンヒョウモンに混じって、ミドリヒョウモン(左)や、
オオウラギンスジヒョウモン(右)も集まっていてなかなか圧巻でした。

  
あたりにはハネナガフキバッタイナゴモドキでした(左)も多数跳びまわっていました。
ネムノキ(右)も、咲きはじめでしたが、なかなかイイ感じです。

  
最後に来訪した場所では、ウロウロすると、少し咲きかけのスズサイコ(左)を発見。
草むらの中にはヤブレガサ(右)もたくさん咲いていました。

  
ヤドリバチの繭をたくさん背負った哀れな毛虫(左)にも遭遇。さらに電柵の上だし…
草地には小さなリンゴカミキリの仲間(右)も飛び交っていました。
#右はヘリグロリンゴカミキリだそうです。Mikiさんありがとうございます!

  
Iさんの車の上に止まったトラフシジミ(左)などを撮影していると、こちらでも
ハヤシミドリシジミ(右)がバンバン飛び交い始めました。

  
この日はえらく低い位置で卍飛翔をやるので、Tさん&Kさんがものすごい
気迫で走り回り、Iさんも負けじとそれに混じり、大変賑やかな光景を見ることが出来ました。
皆様、さすがプロ級、見事な写真を次々と撮影されていましたが、ワタシはハヤシの
卍よりも、お三方の卍を見る方に心を奪われてしまい、撮れたのはこの2枚だけ。
いやぁ、よくわかりました。飛翔撮影に必要なのはなによりも「気合」なんですね☆

  
さて、日も傾き始めると、次々と見事な開翅が見れるようになりました。宝石も
裸足で逃げ出しそうな見事なキラメキ。本当に感激です。

  
ここで、必殺兵器。数千mm相当のデジスコです。
シャッタースピード1/8秒とかでしたが、なんとか数枚だけぶれていないのが
撮れていました。ど〜ですか、このキラメキ☆

というわけで、大変濃密な一日の〆となったわけですが、ここでタダでは終わらないのが
 ワタクシのワタクシたる所以。というわけで、帰路の林道で、大型トラックを避けた拍子に
側溝に気付かずに見事に脱輪&ド派手にバースト。大慌てで皆で引っ張り出して、
スペアタイヤつけて、と大変なご迷惑をお掛けしてしまいました。
本当に申し訳ありませんでした m(_ _)m
数日前、Mさんが林道で横転したというお話を聞いたところでしたが、素敵な一日の
オチとしては、ちょっとあまりにもあまりでしたので、ついついその日の
宿では呑みすぎてしまったのでした。タハハ。


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