西風を求めて〜播磨雨風編〜06.6/25

<3> 東播磨某所

  
最後に来訪したのは、東播磨某所。この時期とくれば、そう、あの蝶狙いです。
雨の中、キバナノマツバニンジン(左)や、早くもミヤギノハギ?(右)などが咲いていました。

  
イシモチソウ(左)もわりとあるのですが、さすがに雨の中、濡れ細っていました。
そこここでアカメガシワ(右)も満開。晴れていたら虫がたくさん寄っているでしょうけど…

  
でも、雨の中ですが、わりと蝶は元気に活動していました。というわけで、ジャノメチョウ(左)と
ちょっと距離があったのですがウラギンスジヒョウモン(右)。

  
シロシタホタルガ(左)もいましたし、オナガササキリ?の幼虫(右)も
いたりと、雨の中でもやっぱり楽しい時間が過ごせます。

  
さてさて、目的の湿地に来ると、さっそくヒメヒカゲ登場。
暗くて大変でしたが、♂(左)、♀(右)ともバッチリ撮影できました。

  
何度か開翅(左)もしてくれましたが、暗かったのでブレブレ。他には、
オオチャバネセセリ(右)がいたくらいで、今年もウラナミジャノメには会えませんでした。

  
さらに草地をズガズガ歩き回ると、アオイトトンボ(左)をやたら多数確認。
キイトトンボ(右)も何匹かフラフラと飛んでいました。

  
艶やかなチョウトンボ(左)もいたのですが、暗くてなかなか撮影チャンスが
なかったので撮影できたのは数カット。ハラビロトンボ(右)もたくさんいました。

  
ショウジョウトンボ(左)は全て若い個体でした。そして、ノシメトンボに混じって、
マユタテアカネ(右)も1匹だけ発見。

と、このあたりで、目的の場所に到着したので、しばらく粘ってみましたが、目的の
キマルリはえらく数が少なく、高い梢を2〜3匹が飛んでいるだけ。一度だけ
低い場所に下りてきましたが、シャッターチャンスは皆無でした。まだ早いのか?

  
悔しいので、さらにウロウロとポイントを探しますが、成果ナシ。でも、
オオカモメヅルタチカモメヅルだそうです(左)やヒメヤブラン(右)などかわいい花には出会えました。

  
クチナシがえらくたくさん咲いている場所があったので、バシバシと撮影。
どこにでもあるけど、とてもキレイな構造の花だよね、と感激していると、突如目の前を
ヒクイナが横切りました。もちろん証拠写真ナシ。でも、実は始めてみるので大感激。

  
クマヤナギの鮮やかな実(左)を撮影したり、テンツキ系のかわいい花(右)を見たり
しているうちに、また雨が強くなってきたので、後ろ髪を引かれつつ、ギブアップ。

  
湿地には、ヒメヨツバムグラ(左)?が大満開で、よくみると、ユウガギク(右)も
早くも咲き始めていました。撮影していたら腰から下が水浸し状態のずぶ濡れに。

  
ノハナショウブ(左)の見事な群落に見惚れていると、近くに不審な影。
よくみると、雨宿りしているウラギンスジヒョウモン(右)なのでした。

というわけで、天候に祟られきった感じで、いくつかは成果があったものの、
目的のゼフは完全空振り。キマルリもダメで、蝶方面は成果僅少な一日
特にキマルリは今年は再挑戦できないかもしれないので、ちょっと悔しい限り。
これからの梅雨本番、今年の大目標ゼフ狙いにちょっと幸先がよろしくない感じ。
……とりあえず、照る照る坊主たくさんぶら下げとくとしましょうかね☆


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