帝釈峡遠征〜早春の花の楽園で〜06.4/23

この日は、思い立って帝釈峡に再訪しました。ちょうど1年前にも来ていたので、
新しいデジカメでも再挑戦したいな、という何気ない思いと、天気予報を見ていたら
兵庫方面より広島方面のほうが晴れそうだったからという単純直結なバカ思考により(笑
起きると霧雨が降っていて、しばし天気予報士方面に悪態を吐きながらのスタートでしたが、
この日は花が盛りだくさんでかなりフィーバー。久しぶりの前・中・後の3本立ててお届けします。

<1> 広島県・帝釈峡

  
というわけで、歩き始めの風景はこんな暗さ+霧(左)。でも、めげずに
みちばたのバイカイカリソウ(右)などを撮影しながら散策開始。

  
道端のサクラではメジロ(左)が密を吸っていました。そしてその近くには、
ちょっと珍しめのジュウニキランソウ(右)を今年も発見。割と多いんですねぇ。

  
嬉しかったのは、オオアミガサタケらしきキノコ(左)がいくつかあったこと。
ちかくにはアケビのちいさなつぼみが霧雨に濡れていて、えらく可愛くみえました。

  
そうこうするうちに、突如目の前にオオルリ(左)が出現。でも暗いのでちょっとイマイチ…
キビタキ(右)も出てくれましたが、遠い&逆光で証拠写真にもならない感じでした。

  
緑色の、多分タカハシテンナンショウらしい花(左)も咲いていました。
道端には、こんな場所にと意外でしたが、なぜかワサビ(右)も1株咲いていました。

  
ミヤマハコベ(左)もたくさん咲いていましたし、地味だけど好きな花の1つ、
ヤマアイ(右)も満開だったり、濃密な時間が過ぎていきます。

  
このあたりのエンレイソウ(左)はほとんどが緑花型でした。そして、
ケヤマウツボ(右)も数株だけ咲いていましたが、昨年ほど盛りでなかったのが残念。

  
コクサギ(左)の小さな花、コバノミツバツツジの鮮やかな花(右)などを愛でながら
進むと、久しぶりの岩場に到着する頃には霧雨も上がり、少しまともな天候になりました。

  
イワシデ(左)は、昨年とは違って咲き初めらしくポツポツと咲いているばかり。
近くには石灰岩地のお約束、珍品のクモノスシダ(右)にも再会しました。

  
岩場を歩き始めてびっくりしたのは、昨年は完全に終わりかけだったチョウジザクラが
けっこう咲き残っていたこと。やっぱり今年の春は遅いんですねぇ。

  
季節が遅いということは…ということで期待を膨らませていると、予想通り、
まだまだ花盛りのヤマトレンギョウを数箇所でみることができました。万歳!!!

   
調子に乗って、デジスコで花のアップ(左)も撮影。暗かったのでボケてしまいましたが…。
近くには、ナツトウダイ(右)も咲き始めていました。

  
逆に残念だったのは、昨年は見事に花盛りだったチョウジガマズミ(左)は、つぼみしか
つけていなかったこと。オオタチツボスミレ(右)も昨年より花数が多い感じでした。

  
そして、こちらも昨年は花が終わっていたハグロヒナスミレも、満開状態。ちなみに昨年は
葉だけだったのでタカオスミレだと思い込んでいましたが、今年花を見て間違いに気付きました(汗

  
岩場をあるきまわると、ケスハマソウ(左)もポツポツと咲いていて嬉しい限り。
名前はわからないけどわりと好きな、巨大ヤスデ(右)にも会えたりしました。

というわけでまだまだ続く、ステキな発見は続編で…


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