この日は、久しぶりに但馬方面に行きたくなったので、但馬の蝶・播磨の蝶の立岩さんに
教えてもらった山で春の蝶探し、としゃれ込む予定でホクホクしながら出かけました。
しかし、朝目覚めると、大方の予想通りの雨模様で、それもメチャクチャ寒い。
天気はともかく、この気温じゃ蝶なんて活動しないよなぁ…そう思いながら、とりあえず
歩いてみるうちに、雨がだんだん強くなってくる、そんな泣きそうな一日の始まりでした。
<1> 村岡町・三川山周辺 |
朝ついてみて驚いたのは、山裾にはかなりの残雪があること。教わった林道は
かなりの雪が残っていて、フキノトウ(右)も、まだ固いつぼみ状態。
歩くほどに、何種類課のヤナギが満開で、ちょっと嬉しくなりました。
種名は…まだまだ勉強中。わかる方、教えてくださいませ。
フサザクラが満開だったのも嬉しい発見でした。
手近な枝もあったので、クローズアップレンズでドアップの撮影もしちゃいました。
キブシ(左)も満開でかなり見事。湧き水のある辺りには、ブナかなんかの芽生え(右)が
色鮮やかに並んでいて、春を感じました。しかし、寒い。
奥に歩いていくと、ショウジョウバカマ(左)や、コチャルメルソウ(右)などの
早春の花がいくつも満開に咲いていて、嬉しくなりました。
雪を踏みしめながらさらに奥に行くと、ジュウモンジシダの芽生え(左)やら、
ちょっと高い位置でしたが、エドヒガンらしい桜(右)もありました。
ヤマハンノキ?(左)の花や、ニワトコの新芽(右)なども愛でましたが、
やはりさすがに蝶どころか昆虫の気配も無し。
ルリビタキやムシクイの類もいましたが、暗くて写真は撮れずじまいでした。
諦めてすこし下ってみると、今度はきれいに満開のフキ(左)を発見。
田んぼのあぜ道に並んだツクシ(右)もきれいでしたが、そうこうするうちに
かなりのドシャ降りに。べそかきながら次のポイントへ移動しました。
<2> 京丹後市・箱石海岸 |
お次に来たのは、県境を越して京都の箱石海岸。雨でも鳥は見れるだろう、という企み
ですが、なんせ雨がひどくて、小雨になるまで2時間くらい待つ羽目になりました。
小雨になったのでかささして歩くと、そこら中にイカの甲(右)が打ち上がっていてビックリ。
しばらくいくと、地味な感じのチドリ類がいたので、必殺・傘さしながらデジスコ(笑
メダイチドリかな、と思ったのですが、よくみるとシロチドリの♀でした。
その後、しばらくすると、シロチドリの♂も出現してくれましたが、チョロチョロ動くので、
なかなかきちんと画面に入れることが出来ずに四苦八苦。
その後も、なにかいるだろうと期待しながら、雨にも負けず、風にも負けず、
結局夕刻まで浜辺をうろついた結果は、後半でお届けしようと思います。