東海遠征B〜ドシャ降りの中のLucky〜06.4/1

<3> 三重県松阪市・三雲 続き  

  
雨が止んで、再度浜辺におりると、驚くほどの至近距離にシロチドリが出現。
しばらくじっと佇んでくれたので、暗い中でもばっちり撮影に成功しました。

  
しばらく歩くと、別の個体(左)を再びドアップにて撮影成功。
沖のほうをみると、ヨシガモの群れ(右)などもたくさん泳いでいました。

  
すこしはなれた場所の池に移動すると、嬉しいことにオオハシシギ(左)やら、
アオアシシギ(右)やら、いろいろなシギチ類が出迎えてくれました。

  
よくよく探すと、車で近づけるポイントがあったので、雨の中近づくと、
オオハシシギ(左)のほか、大好きなセイタカシギ(右)までいて大興奮。
雨の中で、墨絵風でちょっとシックだったりしません?

大雨でデジスコは辛い状態だったのですが、 悪戦苦闘して、三脚をたたんだまま、シートと
ハンドルの間に挟み込んで車中からデジスコする方法を開発。勇んで撮影を続行しました。

  
この池にはツルシギも10羽以上いて、ツルシギ&オオハシシギ(左)なんてショットも撮影成功。
ふと見ると、車の窓のすぐ下にイソシギ(右)がいたのでこちらはPowerShotで撮影。

  
さらに、豪華なのが左のショット。セイタカシギ&オオハシシギ&ツルシギ。夢の競演。
セイタカシギ(右)はウロウロと歩くので、まともに撮れたショットは数枚でした。

  
暗かったのでブレブレではありますが、オオハシシギもなんとか無事に
撮影成功。しばらくすると、シギチの群れは飛んだので、再び海岸方面に向かいました。


悪戦苦闘している間に潮はかなり引いて、浜辺にはシギチの姿は少なめ。
どうしようかな、と思っていると急に一面にわかに掻き曇り、ポロポロッと大粒の雨。
これは、ヤバイ。長年の勘であわてて車内に逃げ込むと、天も裂けよとばかりの
超大豪雨がそこら中を埋め尽くし、数メートル先も見えない状況になりました。

    
今度こそ帰ろうとおもったのですが、悔しいので再び先ほどの池に来訪。
すると、タシギ(左)がいたり、オグロシギ(右)がわりと近場を歩いていたりするので、
しばらく粘っていると、ようやく雨も落ち着いて数カット撮影に成功。
ちなみにコイツ、帰って図鑑を見るまでオオソリハシシギと思い込んでいました。嗚呼不勉強。

  
ツルシギ(左)は、ほとんど泳ぐようにしているのが印象的でした。そして、
近場にダイサギ(右)もフワリと出現してくれました。

  
さらに粘ると、セイタカシギが3羽、ちょっと近場に出現してくれました。
まだまだ暗く、粒子の粗い写真になりましたが、撮影できて嬉しい限り。

  
再度オグロシギを狙っていると、なんと突然サァッと雲が切れ、しばらく晴れ間が
顔を覗かせました。おかげで何とか数カット、可愛い写真が撮れてラッキー。

   
ツルシギも近くで佇んでくれたので、何枚か撮影に成功して大満足。
次は黒くなった頃のツルシギ君に会いたいものですね。

  
その後、海岸に戻ると、ミヤコドリの群れがわりと近くに来てくれていて、結構なドアップで
撮影することが出来ました。何度見ても雅な雰囲気で、都鳥とは絶妙の名前ですよね。

  
驚いたのは、あっちにもミヤコドリがいる、とデジカメをむけたら、これがなんと
コクガン(左)の群れ。5羽いましたが、これ以上撮影する前に飛び去りました。
そして、その後しばらくうろつくと、オバシギ(右)に再会しましたが、その頃には日も傾き始めて
再度ボケボケの写真しか撮れないままとなりました。

というわけで、雨の隙間を縫ったのにメチャクチャ成果多数の一日となりました。
やっぱりシギチの仲間はかわいいですよね☆
本当にステキな場所だったので、晴れた日に、もう一度来たいと真剣に思っております。
この場所をお教えいただいた松浦さん、本当に本当にありがとうございました。


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