早春の加古川〜春の妖精探索〜06.4/8

この日は、久しぶりに鳥方面ではなく、早春の生きもの達を探そうと決意。
いくつかの所用が発生したので、昼過ぎからの探索となってしまいましたが、
久しぶりに山裾をウロウロと歩き回りました。目的は、早春のチョウ達。
しかし、地図を睨んでメボシをつけておいた場所は全くのハズレで、しかもなんだか
強烈な春風が吹き荒れる、なんともイマイチのスタートとなりました。

<1> 加古川市北部周辺

  
というわけで歩き始めると、タチツボスミレ(左)が多数咲き乱れ、ミツバツチグリ(右)も
咲き誇っていたりして、さっそく春を感じます。

  
嬉しかったのは、すぐに出会えたアマガエル(左)と、ニホンアカガエル(右)
追っかけてアップで撮影すると、やっぱりカワイイですよね☆

  
早くもヤマツツジ(左)が数花だけ咲いていましたし、周辺には
オオバヤシャブシ(右)が見事に大満開でした。

  
池のある辺りでは、コバノミツバツツジのピンクのつぼみ(左)が鮮やか。
早くも満開の株(右)もいくつか見つかりました。

  
ヤマザクラ(左)にも満開な株がありましたが、全体にはまだ少し早い感じ。
道脇のソメイヨシノ(右)は見頃で、花見客をあらゆるところでたくさん見かけました。

  
小さな花芽をぶら下げたミツバアケビ(左)もなかなか可愛いもの。
ヒメヤシャブシ(右)も、鮮やかな黄色の花を力一杯ぶら下げていました。

  
タンポポの花上にモモブトカミキリモドキを発見。
クローズアップレンズを2枚重ねにしてみると、ドアップで撮影できてちょっと大興奮☆

   
かわいいベニシジミ(左)も見れましたが、その他に見られたテングチョウ、ルリタテハなどは
勢いよく飛び回って被写体にはなってくれませんでした。
道端にはオオイヌノフグリ(右)なども満開で心地良い風景を作り出していました。

  
ある場所では溝にアカガエル類の卵(左)を発見。少し離れた水たまりでは、
幼生(右)が沢山泳いでいました。ニホンアカガエル、かな?

  
池の縁には早くもコモウセンゴケの芽生え(左)があり、赤い色が印象的でした。
そして、近くには真っ赤な葉とのコントラストも鮮やかなヤマザクラ(右)が見事でした。

というわけで、うろついたものの、よさそうな環境の場所がうまく見つからず、
本来の狙いのチョウ方面はさっぱり空振り。あまり成果がないのも悔しいので、
この日もちょっと鳥方面に動いてみよう、ということで次なる目的地に移動したのでした。


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