東海遠征A〜春うららかな日に〜06.4/1

<2> 愛西市の水田地帯 続き

   
暖かな日差しの中うろつくと、ケリ(左)に何度もあったり、タシギの大群(右)を見かけたりして
昨日とは一味違った期待感が膨れ上がってきます。

  
ケリの水浴び(左)を撮影してると、端でちょろちょろ動く影。
よくみると、それが憧れのツルシギ(右)でした。嬉しい出会いに大感激。

  
そして、なんだかこのツルシギ君は妙につきあいのいいやつで、ちょっとづつ近づいても
何食わぬ顔で歩き回っているのでバシバシ撮影できまくったり。

  
思い切って近づくと、ちょっとうしろのトタンがイマイチですが、
全身ドアップの撮影までさせてくれて、心臓に悪いくらい興奮しました。


そして、水田のアゼからぎりぎりまで近づいて撮影すると、これですよ(笑
当然、これでノートリミング。嗚呼、生きてて良かった。

  
その後、ゆっくりまわりこんで、トタンのない位置からもアップで撮影。
ツルシギは、かつてのフィールドの一つに一度だけ出現し、知人の撮影した写真を羨ましく
眺めて以来の憧れの鳥だったのです。ビバ・大願成就。

  
その後、さらにしつこく歩き回ると、タガラシ(左)が咲いていたり、
ケリ(右)がPowerShotでドアップに撮れるくらいの至近距離を歩いていたりしました。

  
ヤブの中でしたが、キジの♂(左)も一応確認。
水田の縁にはアズマツメクサ(右)もあってかなりビックリしました。

  
さらにうろつくと、今度はコチドリが出現して、わりと至近距離から
ドアップで何カットか撮影させてくれました。う〜ん、やっぱ可愛いですよね。

   
さらにしばらく粘っていると、タカブシギがもう一度出現。やたらチョロチョロ動くので
ブレブレですが、一応何枚か撮影できました。
その後、しばらく粘ってみましたが、いるとのウワサのエリマキシギには一向に合えず、
それならいっそ藤前干潟に再チャレンジしてみようと、もう一度移動してみました。

  
藤前干潟に到着すると、これが神の祟りかなんなのか、あれだけきれいに晴れ上がって
いたのがとっぷりと曇り空に。その中うろつくと、ハマダイコン(左)が咲いていたり、
クスノキ?の芽生え(右)が妙にきれいだったりと嬉しい発見がありました。

  
そして、肝心の鳥方面ですが、この日もびっくりするくらいの空振り。
辛うじてカンムリカイツブリ(左)を数カット取れたのと、遠くにセグロカモメ(右)などが
いたのが収穫だったくらいでしょうか。驚くことに、この日もハマシギにすら会えませんでした。

というわけで、藤前干潟には振られましたが、かなりいろいろな成果のあった一日でした。
ワタクシは、かつてのフィールドの一つが古くは有名なシギチスポットだった場所で、
造成後のその場所に時折飛来するシギチに感激しつつ、でもたいてい距離がありすぎて
証拠写真も撮れずに悔しがっていたという前歴があるもので、どうやらしばらくはシギチに
ハマりそうです。う〜ん、藤前干潟もゴールデンウィークくらいに再訪しちゃおうかなぁ。


次へ⇒

topへ⇒