<1> 琵琶湖・湖北水鳥公園周辺 |
水田地帯をウロウロしたあとで、前回オオワシのいた場所へ。
到着してみると、前回にもまして多数のカメラが山の方を睨んでいました。
山の方を見ると、オオワシがかなり上空を悠々と舞っており、やがてフイと北の方へ飛び去りました。
あ、遠くに行っちゃったな、じゃぁまた昼頃にもう一度来てみるか。
私はその程度の認識だったのですが、オオワシの飛び去った方向を見ていた方々が
『これは間違いなく帰ったよな』と大騒ぎをはじめたのでびっくり。
どうやら、毎年2月中旬、こうやって山の上で大きく旋回した後、峠を越えたら、そのまま
北への帰路へと向かうというコースらしいんです。最後の勇姿、ですね。
オオワシはもう狙えないので、しばらくまわりの水田地帯をウロウロ。
ラッキーにもタゲリ(左)をかなり至近距離で撮影できました。近くでは早くも巣材を持った
トビ(右)も飛んでおり、春が近いという雰囲気満点。
しばらくうろついた後、なにげなく先ほどのポイントを通ると、あれだけ大勢いたカメラマンが
一人残らず消えていたのがとても印象的でした。
たんぼのあぜ道には、早くもオオイヌノフグリ(左)が満開。
撮影していると、すぐ近くでミサゴ(右)が舞ってくれました。ラッキー。
その後、少し離れた池までオオヒシクイを見に行きました。
ちょっと遠くにいたのが残念でしたが、30羽くらいの群れでなかなか賑やか。
羽ばたく個体(左)も撮影できました。そして、群れの中を良く見ると、マガン(右写真中央)も2羽。
う〜ん、ちょっと距離があるなぁ。デジスコが羨ましくなる瞬間でした。
その後もちかくの池などをウロウロ。マガモの大群(左)が飛び立ったり、
オカヨシガモ(右)が悠々と泳いでいたりしました。
嬉しかったのは、今年初めてのキタテハ(左)を見つけたこと。
近くの水田では、またまた車窓から、かわいいタゲリ(右)を撮影できました。
味を占めて、車で走りながら車窓から外を狙ってみることしばし。
ビックリするほど至近距離でムクドリ(左)やら、カワラヒワ(右)やら撮影できたので大興奮。
いやぁ、この方法、なかなか楽しいですねぇ。
うろうろしていると、水田の中に真っ赤な帯(左)を発見。よくよくみるとアカウキクサ類(右)でした。
クローズアップレンズで拡大接写すると、やっぱりなかなかかわいいですね。
そうこうするうちに日も暮れ始め、タイムアップ。最後に、前回コハクチョウのいた池まで
行ってみましたが、もう北に帰ったようで1羽もおらず、かわりにアオサギ(左)を撮影。
そうしていると、池の中にもう一度ナベヅル(右)を発見。また十枚ほど撮影しました。
てなわけで、なかなか成果タップリの1日となりました。
今回の大発見は、なんといっても車窓から撮影する方法に気付いたことですね。
今後色々と挑戦していきたいと思います。
そして、この日、春をしっかり感じた私は、きっとこれは雪は大丈夫だろう、ということで
本来の目的地の石川県へと一路進みました。予測どおり道に雪は全く残っておらず、
ノーマルタイヤでもすいすいと到着できたのですが、よくよく考えると私はどうやら
福井県と石川県を混同していたようです。下道走ったので到着は夜中。う〜ん、遠かった(笑