この日は、本当は石川県まで旅している予定でした。
理由は大してないのですが、なんとなく、ぐんと北に旅してみたくなったんで。
前日夜、早めに帰宅してオートバックスに立ち寄り、チェーンを購入してから旅立つ、
そんな構想をもとに準備をしていたのですが、さて当日オートバックスに行くと、店員さん曰く
「いやぁ、もうチェーン置いてる店なんてないですよ、時期ハズレですから」
というわけで、いきなり予定の狂った私は、とりあえず行けるところ、ということで
とりあえず懐かしき湖北まで来てみた次第です。1ヶ月ぶりですかね。
<1> 琵琶湖・湖北水鳥公園周辺 |
ここのところ、朝目覚めるのが遅く、鳥見開始は9時近いことが多かったのですが、この日は
すっきりと7時ごろ起床。そっか、久しぶりに晴れてるからですね(笑
というわけでまだ赤っぽい光の中湖畔を歩くと、さっそく遠くにミサゴ(右)を発見。
ウロウロするとセグロセキレイ(左)が出現し、目の前できれいに囀ってくれました。
近くの池ではアオサギ(右)が3羽、えらい剣幕で追っかけっこをしていました。
さてさて、と思いながらのぞいてみると、ヘラサギ(左)はまだ健在。でも、さすがに
前回ほどの至近距離には登場してくれませんでした。
ウロウロしていると、近くにはノスリ(右)も発見。なかなか幸先よいスタートです。
さて、前回きちんと撮影できなかったナベヅル君を撮影しとこう、ということで
ウロウロすると、前回と寸分違わぬ場所にいてくれて、とっても愛想良く大サービス。
まるで警戒心がないようで、田んぼの中で撮影していたら、グングン近づいてくるんです。
これ、デジスコじゃないんですよ。最短距離、10m未満で、かなり堪能させていただきました。
数十枚も撮影して大満足。うん、リベンジした甲斐があった(笑
その後、この前結構楽しんだ漁港に再訪。ユリカモメ(左)がたくさんいて、
アオサギ(右)も付近を飛んでいましたが、この日はカモ類は少ないようでした。どうやら、
前回は天候が荒れていたので、外海(?)にいるカモが港に集まっていたようです。
ちょっとビックリしたのは、10羽くらいのシギの姿があったので、イソシギかな、と思ったら
全部ハマシギだったこと。わりと警戒心も薄くて近距離で撮影させてくれました。
沖合いをよくみると、ホオジロガモ♂(左)を発見。でもかなり遠い…。
近くには不思議な色あいのカモ(右)を発見、羽色から、これはヒメハジロか、と一瞬興奮
していたのですが、よくよくみるとヒドリガモの部分白化個体でした。
港の中には、ホシハジロとキンクロハジロ(左)、そしてオカヨシガモとオオバンなどで。
あまり面白いものは見つかりませんでした。
あきらめきれずにウロウロしていると、キンクロハジロらしき死骸(右)も発見。
その後、しばらく近隣の水田地帯をうろつきました。
ここで、私としては革命的な大発見。
車の中からカメラを向けると、えらく近距離でも撮影できちゃう!!
考えてみればあたり前なんですが、喜び勇んでケリ(左)やらアオサギ(右)やら
撮影して回りました。うん、この方法は革命的だワ。