琵琶湖鳥観旅 〜湖北で鳥撮影〜06.1/28

 <2>琵琶湖・湖北水鳥公園周辺

    
「湖北野鳥センター」でオオワシの居場所を知り、さっそく現地に到着。
車から降りた時、レンズキャップを落としてしまい、拾って振り向くと、すぐ目の前でオオワシが
飛び立ったところでした。絶好のチャンスを失敗して、証拠写真程度が数枚、でも感動。

  
その後、そのあたりの山裾を歩くと、りっぱに熟したフユイチゴの実(左)を発見。
ビックリしたのは、そこらのわなに、イノシシ(右)が3匹も捕まっていたこと。

  
どこの山でしょうか、みごとな冬山を堪能しつつ、もう少し南側まで移動すると、
ガマの枯れ穂(右)が一面にたなびく場所を発見。

  
そのあたりで散策を再会すると、こちらも見事に熟したワルナスビの実(左)や、
キカラスウリの実(右)などを発見。嬉しい気分になります。

  
湖岸を歩くと、早くもすっかり夏羽のカンムリカイツブリ(左)を発見。
ダイサギ(右)も、寒さの中、ひっそりとたたずんでいました。


ここで、心臓が飛び出すような大事件発生。
湖岸の池をぼんやりみてると、へんな顔のサギを発見。
よくみると、これが、な、なんとヘラサギではないですか!!!
会えるなんて想像すら全くしてなかったので仰天。
しかも警戒心が弱く、きっちり撮影させてくれてもう天にも昇る気分。

  
雲の切れ間から光の差し込む、なにかを祝福するような景色を見つつ、
ウキウキと歩くと、時折、オオヒシクイ(右)が上空を横切りますが、湖岸にはその姿は全くなし。
そうこうすると、いつのまにか湖北野鳥センターまで歩ききったので、そこでヘラサギの話を
すると、少し前から滞在中で話題になっているとのこと。そして、職員さんが一言。
「ヘラサギ見ましたか。じゃぁ、ナベヅルも見れたでしょ?」 …なんですと!?

  
大慌てで引き返し始めると、途中の池にコハクチョウの群れが帰ってき始めて、
なかなか賑やかな光景になっていました。しばし撮影しましたが、もうすでに暗くて…

  
さらに、オカヨシガモ(左)や、スズメの大群(右)などを、ついつい撮影しながら
歩くと、田んぼの中に大きなレンズを構えた人を発見。視線を追うと…いました。

  
ナベヅルの幼鳥(左)です。憧れの珍品を、さらに1種GETできて感激の嵐。
でも、相当暗くて、ピンぼけ写真の嵐だったのが残念。しばらく撮影していると、
フイに彼は飛び立って消えましたが、その後で、コハクチョウの群れの中に混じっているのを発見。
でもその頃には日は完全に沈んで撮影には厳しい条件で、泣く泣く諦めました。

というわけで、デビュー戦にして、あまりにもたくさんのラッキーを拾った一日でした。
さすがに26倍にもなると鳥が狙いやすくて楽しいですが、やはり望遠だけあって、なかなか
ピントが難しいのと、デジスコほど寄れるわけではないことを実感。
この場所の珍鳥たちには、腕を磨いて、近日中に再挑戦したいと思います。


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